【4病院再編についての見解】
【4病院再編についての見解】
現在の案に関して、私は「反対」の立場をとっています。
・なぜこのような再編・統合という結論になったのかが非常にわかりにくい。移転と統合案が極端すぎるように感じます。
・これらの大病院は中心のハブ的存在。そのハブを引っこ抜いたら長年かけて構築されてきた近隣医療機関などの連携が崩れてしまい、なし崩しに影響が広がる可能性がある。
・現地再建、もしくは別の形での同地域内再編は本当にできないのでしょうか?
・名取市の精神科新病院誘致の構想について:今あるものをわざわざ動かして新しいものを入れることが理解しにくい。採算性が疑問視されていることもあり、新病院が果たして本当に誘致できるのでしょうか?また、質が保たれるのか、継続性は保証されるのかはわからないと思います。
【まとめ】
住民は意思決定プロセスにほとんど入っておらず、突然降って湧いてきた突飛な統合案のように感じている県民が多いと思います。県民も経緯や歴史をもっと説明してもらえたら、もしかしたら納得できるのかもしれません。そのためには、意思決定プロセスに初期段階から関わらせてほしいです。当事者である県民の意見を聞くことで、きっともっと良い案が生まれると思います。
ということで、現時点の案に関して反対と言わざるを得ません。
1970年生まれ、茨城県結城市出身。米オレゴン州立大学国際学・社会学卒 業。キリスト教牧師。モザンビークに5年間駐在し、子供育成プログラムマネジャーを務める。現在も「Hands of Love」という団体を立ち上げ、アフリカでの幼稚園、職業訓練、農業指導に関わっている。また、15年にわたって高校で性教育講演会を行うなど、さまざまな形で教育に関わってきた。
ローレンス綾子
宮城県議会議員候補 青葉選挙区宮城県連