3か月ぶりの新橋街宣~SL広場前~

6月14日は3か月ぶりに新橋SL広場前にて、参政党街頭演説会を行いました。SL広場前は参政党の聖地。30度を超える猛暑の中でしたが、多くの方が日傘をさして、または日陰に入って。街宣を聞きに来てくださいました。11時から14時までの3時間と長丁場で12時からはメインで、参政党アドバイザーであり東北ブロックの山中 泉さん、参政党創設メンバーであり南関東ブロックの松田 学 前代表、そして党代表であり参議院議員である神谷 宗幣 代表の演説です。その中で私はトップバッターで演説をしました。

今回の演説では、「おかしいことはおかしい!!」をテーマに話しました。私は大学時代は農学部で砂漠の緑化などの研究をしていました。前職の植木屋さんはビルの屋上を緑化して少しでも東京の暑い夏を改善したいと思い仕事を選びました。その取り組んできた経験から言うと、今の環境政策は、「おかしい」ことだらけです。その中で私が問題視しているのは、太陽光発電や風力発電です。あたかも再生可能エネルギーといって、環境に良いと感じるように喧伝してますが。太陽光も風力も有限です。太陽光パネルや風車でエネルギーを消費してしまうと、動植物に必要なエネルギーを奪ってしまいます。自然は複雑に色んな要素が絡み合い、絶妙なバランスで保たれているのに、日本の自然環境を破壊し、風車や太陽光パネルを設置する。そこに欺瞞を感じるのです。

さらに言うと山の木々を切り倒せば、そもそもCO2を吸収してくれる植物が減ってしまいます。そして、木々はCO2を吸収しているだけではなく、根っこで水を吸収し、山の保水率を高めてくれます。山の保水率が下がれば、雨が降れば川に水量は急激に増加。洪水が起きやすくなります。そして、土砂崩れも起きやすくなります。近年はニュースなどで「異常気象によって災害が激甚化している」など言ってますが、本当にそうでしょうか?災害が起きた上流に太陽光パネルや風車は設置させれていないのでしょうか?よく見なければなりませんが、TVではそんなことには一切触れません。おかしいと思いませんか?

そして国は脱炭素に向けて、GX投資に年間15兆円。10年間で150兆円を使おうとしています。しかし、そもそも脱炭素を日本が達成しても地球の気温は0.006℃しか変わりません。地球の温暖化にはほとんど影響がないことに、私たちの一生懸命働いて払った税金を多額に投入しようとしているのです。なんのためでしょうか?おかしいと思いませんか?

風力発電をしている事業者から賄賂を受け取っていた国会議員が逮捕されましたが、やはりそこに利権構造があるからではないでしょうか?疑念しかありません。そしてそんなおかしなお金の使い方をしているにも関わらず、太陽光発電や風力発電の事業には野党もたいして突っ込まないんです。それは何故でしょうか?

よくよく考えると太陽光発電が急速に広まるきっかけになった再エネ賦課金という制度は、民主党政権時代に作られました。ということは、民主党にもその利権構造があるのではないか!?疑念があります。そして第二野党の関西で強いあの野党も、大阪が持っている土地に上海電力という会社に許可を与えメガソーラー発電所を運営させています。やはりそこにも利権があるのではないか!?勘ぐってしまいます。

今の政治は、おかしなことが平然と行われています。それは「与党もダメだめだけど、野党もロクでもない。」と良く聞きますが、健全な野党がいないことが原因のように感じています。長く続いている既成政党には、後ろを見れば、宗教団体や業界団体などがくっ付いていて利権構造が出来上がっているのではないか?そんな風に見えてしまします。風通しの良い「おかしいことはおかしい!」という声を届けるそんな政党が必要だ!!

参政党はそんな想いの多くの国民が集まってできた政党です。後ろに宗教団体も利権団体もついていないからこそできる国民目線の政治があると思います。私たち参政党は、それを日本全国の党員と一緒に目指してまいります。どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。

自分の演説の後は、通行している人にチラシ配りをしました。多くの方が受け取ってくださって、全てのチラシを配り終わることができました。これは多くの国民が新たな選択肢を探しているからではないでしょうか?そして神谷代表の演説の後には、お決まりのコールで街宣の中締めとなり、私は仕事があったのでここで失礼いたしました。暑い中参加いただいた聴衆の皆さん、撮影いただいたユーチューバーの皆さん、そして党員・ボランティアの皆さん、いつもありがとうございます。国民運動といえる参政党がもっと広まるように一緒に活動できればと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

学生時代より環境問題への関心が高く、前職は造園会社で『植木屋さんの植木』として働いていました。現在は金融機関で『金融のプロ』として中小企業やご家庭の相談を受けています。これらの経験を通じ、今の政治のままでは「私たち国民の生活は一向に良くならない!」という危機感から、政治家として活動することを決意しました。先輩方が築き、守ってくださったこの『すばらしい日本』を引き継ぎ、さらに発展させるために国民の皆様と一緒に頑張ってまいります!

植木ひろたか
参政党東京都第3区国政改革委員
東京都城南支部連合会