島嶼部を巡ってきました!!(神津島、式根島、新島、利島)

9月3日から9月7日の5日間で伊豆諸島の神津島、式根島、新島、利島と巡ってきました。今まで政治活動としては回れていなかった4島にも参政党のことを少しでも知ってもらいたい。また私は現場主義ですので、現地に行って、島民の声を聴き、実際の島民の暮らしを見て、今後の政策を考えたい。そんな想いもあり、夏休みの忙しい時期を少し避け、この時期に来島することにいたしました。

【神津島】

神津島は昨年のお盆ごろに個人的に伺いまして、今回は2回目でした。神津島に着くまでのジェット船では雨が降っておりましたが、神津島に着くと雨が止み、徐々に晴れ間が。お天道様が歓迎してくれているのでは?と感じました。着いたら、まずはレンタカーを借り。いつも通りの参政党使用に!!オレンジ色のカラーの車は島民の方からも目立つとお褒めの言葉を頂きましたw

活動を始める前に昨年も食べて美味しかったので、腹ごしらえで「AILANA」さんでハンバーガーを頂きました。島はどの島も、コンビニもフランチャイズのお店もありません。お手製のハンバーガーは健康的です。美味しく頂きました。食後は、昨年お会いした方を中心に挨拶まわり。ポスターを貼らせてもらったり、島民の方とお話させてもらったりと充実した活動ができました。翌日の午後にはお隣の式根島に向かって出発しましたが、出発直前にお話した島民の方が式根島で泊まる宿がご実家だという奇跡も!!いつも思うのですが、色んなご縁に救われているなと改めて思いました。

【式根島】

神津島からジェット船で30分かからず式根島に行けます。式根島でもまずはレンタカーを借り、参政党使用に♪そして宿に伺ってご挨拶しました。神津島で親戚の方とお会いしたということもあり、事前にお話しして下さっていたようで。とても好意的に受け入れてくださいました。式根島の現状などもお伺いして、式根島での活動の作戦を立てました。町の商店などにご挨拶をして、神津島と同じくポスター貼りのお願いやご意見を聞いて回りました。話した多くの島民の方がとても好意的にお話をしてくださいました。「若い人が頑張らないと!」との声援も頂いて、思いのほか良い出会いがたくさんあったという印象が式根島でした。また式根島は無料の温泉が海岸線沿いにあったり、泊海岸の砂浜は小笠原諸島よりも透明度が高かったりと見どころ満載。本土からも比較的近く、ゆったりと過ごすには最高の島のように感じました。

【新島】

式根島での活動を終え、次は新島に移動しました。式根島と新島は2つで1つの村議会を運営しているくらいとても近い島です。新島には前職の植木屋さん時代にサーフィンをしに何度か来ており、10年ぶりに訪れた新島はとても懐かしく感じました。まずは当時お世話になった方にご挨拶し、新島でもポスターを多く貼らせて頂きました。またいろいろな島民の方ともお話ししました。印象的だったのは、90歳を超えても畑で作物を作られているおばあちゃん。本土に住むお子さまやお孫さんの健康を気遣って自身で育てられた野菜を送られているとのことでした。新島の農地の現状などを教えてくだり、新島の将来を案じておられました。また若手経営者の方ともお話ししました。新島に新しい事業や産業をと試行錯誤されていました。私より若いのですが、独自で学び自分の町を良くしようと努力されている姿に感銘を受けると共に、こういう若手経営者がいるのであれば新島はまだまだ良くなるのでは!?と感じました。

新島は今回、訪問した島の中でも比較的大きい島です。波や風の影響で砂浜が減少していると島民の方がおっしゃっていましたが、かつてはサーフィンのメッカとして観光客も多かった島です。他の島と違う魅力も多い島なので、政治的な手助けがあればまだまだ魅力的な島になるのでは!?と期待感の持てる訪問となりました。

【利島】

今回の最終地点は利島でした。利島は今回巡った島の中で最も人口が少ない島です。他の島と異なり、断崖絶壁に囲まれており、砂浜がほとんどありません。島民が住んでる集落は1つで急斜面にあります。また島全体が椿に覆われており、椿産業と漁業が主な産業の島です。椿産業は重労働なのでやり手が少なくなり、また漁業は海藻が少なくなっていて漁獲量が減っていると話されていました。一次産業を守ることを訴えている参政党としても、島嶼部の一次産業をどう守り、そして新たな産業どう作っていくのかを課題として取り組んでいかないといけないと改めて思いました。どの島も同じ課題を抱えていますが、高校や大学の進学で本土に行った若者がまた戻ってきたいと思えるような町づくりが大切となのです。そこを政治でどう手助けできるのか?やりがいのある課題だと感じました。

今回は4泊5日という強硬スケジュールで4島を回りました。それぞれの島で新たな出会いがあったこと、そしてそれぞれの島民の声を聞き、現地が見れたことは今後、政策を考えるうえで不可欠な経験になりました。これで伊豆七島は全て伺うことができました。まだ行けてない有人島の御蔵島、青ヶ島には次の機会で伺いたいと考えています。今回の活動で快く受け入れて下さった島民の皆さまと、強硬日程にも関わらず、一緒に来てくれた品川支部の党員に感謝して今回の視察の報告といたします。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!!

学生時代より環境問題への関心が高く、前職は造園会社で『植木屋さんの植木』として働いていました。現在は金融機関で『金融のプロ』として中小企業やご家庭の相談を受けています。これらの経験を通じ、今の政治のままでは「私たち国民の生活は一向に良くならない!」という危機感から、政治家として活動することを決意しました。先輩方が築き、守ってくださったこの『すばらしい日本』を引き継ぎ、さらに発展させるために国民の皆様と一緒に頑張ってまいります!

植木ひろたか
参政党東京都第3区国政改革委員
東京都城南支部連合会