NEWS

2024.03.09

SNS上で発信されている「ジャンボタニシ」の件について

SNS上で、一部の支部や党員が「ジャンボタニシ(学名:スクミリンゴガイ/Pomacea canaliculata)」に関する投稿を行ったことについて、「ジャンボタニシ農法」と称する農法を、党や党員が推奨しているかのような内容の投稿が見受けられ、この内容を前提として、マスコミ等から党や支部に取材依頼が寄せられています。
 
この件に関して、党としては、これらの投稿の内容を承知しておらず、当然ながら、そのような農法を推奨しているわけではありません。農林水産省が指摘している通り、外来種である「ジャンボタニシ」は、地域固有の生態系に与える影響や水田への被害が問題とされており、その撲滅が必要だということに異論はありません。
誤解を招く可能性のある発信を行った支部や党員には、発信内容を訂正し、今後はそのような発信を控えるよう指導しました。
 
なお、支部及び党員からの聞き取りでは、「ジャンボタニシ」を意図的に繁殖させるような行為は一切行われていないことが確認されました。
当該支部では、過去、農業実習の一部として、「ジャンボタニシ」が避けられない形で繁殖している地域の田んぼで、その被害を最小限に抑えるための工夫についての実習を行ったことがあるとのことでした。この過程で、繁殖や外への流出を防ぐための注意喚起と共に、党員による除草作業を実施したとのことでした。
また、長年農業を営む党員の中に、JA福岡市が「ジャンボタニシ」を防除する一環として、「ジャンボタニシ」を稲ではなく雑草に向かわせる「ジャンボタニシを活用した除草」の取り組みを評価し、情報発信をしていた者がいました。しかし、発信の中に、誤解を招く発信があったことがわかりました。当該発信については、速やかに削除を行うとのことでしたので、併せてお知らせいたします。

BACK