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2024.04.03

【記者会見報告】 3月15日緊急記者会見〜『吉川りな』衆議院東京15区補欠選挙公認候補予定者

参政党は3月15日(水)14時より緊急記者会見を行いました。
【アーカイブ動画】

 

最初に神谷代表より、事務局からの報告がありました。
 
【記者会見報告】 3月15日緊急記者会見〜『吉川りな』衆議院東京15区補欠選挙公認候補予定者
「SNS上で党や支部がジャンボタニシ(学名:スクミリンゴガイ/Pomacea canaliculata)を意図的に繁殖させたり、放し飼いをすることを推奨しているかのように誤解され、またそれが拡散されている。昨日は地上波でも報道された。
しかし、党や支部がジャンボタニシの使い方を推奨していることは一切無いことを明言しておきたい。
 

今回、テレビ番組よりメールでの問い合わせがあったので返信したところ、そのメールが番組内で映し出され、担当者の名前も映り込んでいた。
参政党はスタッフや候補者など一個人が晒されて、叩かれるという事案が発生しており、このような個人情報が出されると非常に迷惑であり、スタッフ自身も不安になる。
報道各社の皆様には、その辺りの配慮をしっかりとしていただきたい。
 

ジャンボタニシについては、農水省が指摘する通り外来種であり、地域の生態系や水田への被害をもたらすため、撲滅が求められているというのは参政党でも同じ認識である。
党内で聞き取りをしたところ、繁殖を意図的にやったり販売するというような行為は一切行われていなかった。一部党員によるジャンボタニシを利用した除草方法という風に報じられているが、党として推奨あるいは正式に認めているということは一切ない。
 
問題になった投稿については、ジャンボタニシの駆除が行き届かず、避けられない形で残っているタニシの一部を使い、被害を最小限に抑えるために工夫して実習をしていた、ということであり、意図的に撒いたり増やすということはしていない。
また、JA福岡のジャンボタニシを活用した除草方法を評価し、情報発信をした党員がいたが、これについては、本人からかなり古い情報であり、現在の確認をきちんとしておらず、誤解を生む発信だったということで、訂正動画の配信と自身の投稿については全て削除したということも報告しておく。
 

現在、党や参政党の個人、もしくは支部が発信した情報が歪曲され、参政党がこういうことを言っているという形で情報が広められ、非常に困惑している。
特に参政党は農家の敵、というねじ曲がった情報があるが、参政党は基本的に農業を含む一次産業に関しては支援をしていきたいということは強く訴えている。
自給率のアップを訴えており、農業に関しては慣行農法、自然栽培、有機農法全てを応援するスタンスである。
慣行農家を批判するのかという投稿があるが、そういった意図は一切ない。まだ普及率が十分にない有機農法、自然栽培、オーガニックといったものをどんどん認知していただき、学校給食などもより安全な食材でやっていくことを進めたい、という主張をしているだけなので、是非その点は誤解のないようにしていただきたいと思う。
 
ただ、こういった誤解を生むということは我々にも落ち度があると考え、今回、議員、候補者、支部に対して一定のガイドラインを作った。
いま275支部 あるが、それぞれのSNSでの発信は中止という形にした。県連は全部で51あるので、その県連単位で情報を取りまとめて発信する。
今までは支部担当者が個人の意見を投稿してしまう例が散見され、それを公式ということで切り取られ、個人の思いが参政党の政策であるかのように叩く側からは利用されてしまう。そのようなことを防ぐためにも発信の一部中止とガイドラインをきちんと作ったので、この点は我々も改善点としてお伝えしたい。
なお、煽り行為や誹謗中傷行為は続くと思うので、こういった悪意ある行動に関して看過できない場合には、以前から申し述べている通り、法的な処置を含めて断固とした対応していきたいと思う。
以上、報道があったので少し説明をさせていただいた」
 
続いて、衆議院東京15区補欠選挙公認候補予定者の紹介がありました。
まずは公認候補予定者の『吉川りな』よりご挨拶いたしました。
 
【記者会見報告】 3月15日緊急記者会見〜『吉川りな』衆議院東京15区補欠選挙公認候補予定者
「この度、東京15区に公認をいただきました吉川りなと申します。
私は大阪生まれ、大阪育ち、現在36歳の小学生3人の子育てをしている母親です。
東京1区で昨年の夏から公認をいただき活動をしておりましたが、今回参政党の候補者を東京15区からも出すということで、党の皆さんとの話し合いの結果、私がこちらに立たせていただくことになりました。
 
私自身、子育てをしながら教育や食と健康、色々なことに対して子育ての中で疑問に持つことがたくさんあり、参政党は新型感染症のこともそうですし、一丁目一番地に教育を変えていくことを打ち出している政党です。
また昨年できた法律、多様性を認めるという文化を日本に取り入れる中で、小学校の子供や幼稚園児にも多様性を認める教育は、本当に必要なのかということも参政党だけが訴えていました。
 

そういったところから私の生活の一部に参政党の政策というものが当てはまり、私自身も参政党を知った時に、自分も参加して、子供たちの未来のために何かできることはないかなと、今の日本のおかしさを知った以上、何かしなければいけない、とそんな思いで参政党の活動に参加するようになりました。
 

私自身参加してみて、政治の活動はしたこともなかったので、今は看護師の資格を生かした仕事をしておりますが、働きながら政治活動をするというのは、中々時間を作るのも難しく、子育てをしながら両立は中々難しいところもあります。ですが参政党は一番いいところは、議員が偉いんじゃない、候補者が偉いんじゃない、参政党員がみんなで一緒に同士として、日本の未来のため、子供たちの未来のために日本を変えていく、とそんな思いで政治活動を行っている、そういったところに素晴らしさを感じています。
 

私自身は今回の選挙で政治を諦めてしまった皆さん、そして私と同じような同世代のお父さんお母さんに、政治のことを考える余裕がない方もたくさんいらっしゃるかもしれない。だけれども、私たちは政治と無関係に生きることはできません。
だからこそ諦めてしまった政治をもう一度、諦めないできちんと考えて政治に参加して いただきたい、そういった思いでこの15区で頑張っていきたいと思っております」
 
次に神谷代表より話がありました。
 
【記者会見報告】 3月15日緊急記者会見〜『吉川りな』衆議院東京15区補欠選挙公認候補予定者
「今回の15区の補選は、参政党にとって初めての衆議選挙。我が党は2020年に結党して、初めて市議会議員の選挙をやったのが21年。その時は1000票取ればいい選挙で、400票ぐらいしか取れずに大惨敗をした。そこから3年で衆議院の選挙に候補者を立てられるところまで党が大きくなったということに非常に感慨深いものを感じている。
 
吉川さんは元々1区の公認。15区も党内で声がけはしたが、もう選挙まで時間がないということもありすぐに擁立はできないということで、都連で話をして、すでに公認を取って活動されている吉川さんを15区に回っていただくという形で今回調整をした。
 

参政党は小さな党なので、勇ましいことはできないが、少なくとも彼女が先ほど申したように、政治に無関心な層が国民の半分いる。特に今回補選で、それほどメディアの熱も上がらないのではないか、ということも危惧している。いま日本にとって、大変な時期であり、こういう時期に政治に関心を持ってもらいたい。
吉川さんはタレントでもなく、YouTubeで知名度のある方でもない。本当に一主婦で、お母さん、そういった方が、マイクを持って政治活動をしていただくことで、今まで政治に無関心だった方々に、とにかく日本の未来、政治のことについて関心を持ってもらいたい。
もっと言い方を変えれば、今回の補選で投票率を参政党が参加したことで上げたんだと言えるぐらいの形を党員一丸となって目指していきたいと考えている。
今回は吉川りなを中心に、全国の党員が総出でこの15区の補選を戦っていきたい」
 
次に同選挙区内の江東区議会議員の吉田ゆきこ区議より挨拶がありました。
 
【記者会見報告】 3月15日緊急記者会見〜『吉川りな』衆議院東京15区補欠選挙公認候補予定者
「私も吉川さんと同じ政治に今まで関わってこなかった普通の主婦だった。それが参政党ができて政治というものに興味を持ち、去年の地方統一戦選挙で20年住んでいる江東区から出馬して区議になることができた。今回、所属している選挙区に吉川りなさんが立たれるということなので、私も区議として一緒に戦っていきたい」
 
次に質疑応答を行いました。
 

Q. 自民党はまだ候補者を出せるかどうかが分からないが、日本保守党は飯山陽さんという学者を擁立した。保守票が分散するのでは(時事通信)

A. いつも聞かれるが、我々は保守的な思想もあるが、日本保守党さんとはかなり訴えの内容や、狙っている層が違うので、住み分けができるのではないかと思っている。
我々が一番狙っているのは、子育て世代の政治に無関心な層、今まで政治に関心がなかったような人たちに関心を持ってもらいたい、という訴えをしていく。今まで保守的、政治的な活動や思いを持たれてる方々に今回訴えようということではないので、そこは相乗効果で選挙の注目が上がればいいと思う。いい戦いをできればと思っている(神谷)

 

Q. 衆議院選挙は初陣になるが、本選を待たずに東京15区の補選を選んだ理由は(デイリースポーツ)

A. 個人的には補選ではなく本線の方でと考えていたが、残り1ヶ月ぐらいとなり、党員から補選に候補者を出して欲しいという強い要望が上がってきた。1度話し合って止めた経緯もあったが、先ほども言ったように誹謗中傷もあり、色んな叩かれ方もしている中で、一度選挙を通じて国民の皆さんに参政党のあり方や考えをみんなで訴えたいと。
特に今回は補選で3つある内の1つしか出さないので、東京15区だが全国各地から党員、衆議院に出る予定の方々の皆さんが集まって来られると思う。
本選では皆さん各地で戦わないといけないが、補選だと一局集中で、全力で東京15区に集中してやれるので、ある意味参政党が結党から4年経って、どこまで衆議員選挙でやれるのか、ということをみんなで他の政党の胸を借りるつもりでやってみたい、という強い声があったので、予算もかかることだが、それに押されて私の方が党の会議にかけて党の幹部の承認を取ったという背景がある(神谷)

 

Q. 東京15区、江東区にゆかりはあるか(デイリースポーツ)

A. 私自身は東京15区にゆかりはないが、江東区の皆さんが思っておら れるような問題点であったり、政治の関心というものは、江東区だけの問題ではなく、日本全体の問題であると、国政選挙というのはそういうものであると認識をしている(吉川)

 

Q. 東京15区の選挙区についてどういう問題点を感じているか、それに対してどう変えていきたいか、どう改善していきたいか(朝日新聞)

A.  今回の東京15区の補欠選挙というものには、やはり政治とお金の問題が1番焦点になっていると思っている。参政党はそもそも結党当初から政治とお金の問題については、ガラス張りで党員の皆さんから資金を出していただいたり、党費で運営を行っていく、というあり方をしているので、参政党は新しい政党として、既存政党にはなかった政治とお金の問題のクリーンなところを打ち出して、そのような問題を解決していけるのではないかと思っている(吉川)

 
【記者会見報告】 3月15日緊急記者会見〜『吉川りな』衆議院東京15区補欠選挙公認候補予定者 

Q. 具体的にどうやって政治を諦めた人に政治に参加してもらうのか(朝日新聞)

A. 私自身と同じような子育て世代の方々に向けて訴えていく。私自身は、子供たちが小学校の高学年になり、少し色々なことを考えるような余裕が出てきたが、江東区の皆さんは、新しい豊洲エリアや有明のエリアというのは、まだ小さなお子さんを抱えているようなお母さん、お父さんが多いエリアかなという風に考えている。そもそも、もう子育てで精一杯だと政治のことまで考える余裕がない、そういった方々にも子供たちの未来を考えるためには、やはり子育ての中に政治というものを取り入れていただいて、子供たちが生きていく未来を一緒に考えませんか、ということを訴えたい。
 
あとは、私よりも先輩の皆さん、お父さんお母さん世代であったり、おじいちゃんおばあちゃん世代の方々には、今の政治のあり方は、もう応援したい政党もない、応援したい候補者もいない、というような現実があり、もう投票に行っても意味がないと考えておられる方もいらっしゃるかなと思うが、新しい選択肢であるこの参政党というものを知っていただいて、日本の未来を共に考えませんか、と。
皆さんの考える理想の日本というものを、このプラットフォームである参政党を使っていただいて、一緒にいい日本を作っていけるような活動をしていきたいと思っている(吉川)

(一部抜粋・全文は映像をご確認ください)
 

最後に閉会の挨拶を神谷代表から行いました。
 
「今日は平日の昼間に急遽集まっていただきましてありがとうございました。
もうあと残り1ヶ月しかありませんので、本当に今日から活動がスタートするということで、党員一丸となってやってまいりたいと思っております。
繰り返しになりますが、参戦党にとって初めての衆議院選挙ということになりますので、本選を占う、党にとって大事な選挙になると思いますし、また同時にこれだけ国会も混乱して与党の支持も下がってという状態ですので、これからの日本の政治を考えるにあたって、ここで我々政治に関わる人間が国民の関心や支持を集められなければ、本当に日本の政治が終わってしまうんじゃないか、というぐらいの国に対する危機感も持って挑んでまいりたいという風に思います。
 
なかなか選挙区での勝ちというところまで届かないかもしれませんが、それでも参政党が参画したことによって、みんなの関心が向いたねと、みんなの意識が高まったねと言ってもらえるところは、きちっと実現していきたいと思いますので、参政党がということはできないと思いますが、報道メディアの皆さんにもぜひこの補選の報道をしっかりとやっていただいて、国民の周知を集めていただきたいということをお願いしたいと思います。本日はありがとうございました」
 
【記者会見報告】 3月15日緊急記者会見〜『吉川りな』衆議院東京15区補欠選挙公認候補予定者
 

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