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2024.10.21

【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)

参政党は10月3日(水)15時より定例記者会見を行いました。
今回は定例の報告に加え、衆議院選挙公認候補予定者および公約の発表、さらに岩手の参議院補欠選挙などについても発表いたしました。
【アーカイブ動画】

 
最初に川裕一郎副代表より挨拶がありました。
 
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
「皆さん、こんにちは。副代表の川裕一郎です。私は石川県で県会議員をしております。まず最初に、先月発生した奥能登で発生した集中豪雨についてお話をしたいと思います。1月1日の大地震から復旧・復興に向けて活動してまいりましたが、その矢先に集中豪雨が起こり、多くの方が亡くなりました。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、災害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
 
現状を簡単に紹介しますと、被災地でようやく仮設住宅に入居された方々が少し落ち着いたところで、300戸以上の仮設住宅が床上浸水し、再び住まいを失ってしまいました。また、インフラに関しても、電気や水道がようやくつながったものが、また破綻してしまいました。特に水道に関しては、浄水場が泥水で覆われ、復旧の見込みが立っていない状況です。
 
多くの方々が残念ながら能登の地域を離れています。今年1月1日から10月頭までで、奥能登2市2町で約8%の方がこの土地を離れました。特に小学生や中学生のお子さんたちは、約3割がこの地を離れてしまいました。
 
このような自然災害は、予告することも対応することも難しいですが、対策を講じるのは政治の責任だと思います。こういった状況の中で、後ほど代表からもお話があると思いますが、衆議院の解散総選挙が決まりました。本来であれば、この豪雨災害に関してしっかりと補正予算を組み、国会で議論をしてほしかったと思います。今回も地震と同じく、残念ながら予備費での対応になりました。
 
まだまだ厳しい状況は続くと思いますが、私たちがしっかりと力をつけ、被災地に寄り添える政治を作っていきたいと思います。私からのご挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございます」
 
続いて、神谷宗幣代表より総裁選および解散総選挙についてお話いたしました。
 
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
「皆さん、こんにちは。本日はお集まりいただき、ありがとうございます。自民党の総裁選挙が27日に終わりました。我々も注視して見ておりましたが、自民党は派閥を解消したと言いながらも、旧派閥の影が見え隠れする総裁選であったと感じました。また、9名の候補がいらっしゃいましたが、政策の違いがあまり明確ではなかったことが残念です。もっと政策論争をして、国民に対して『自分が総理になったら何をするのか』を明確に示してほしかったと思います。
 
新内閣が発足しましたが、9日間の国会を経てすぐに解散が決まりました。基本方針が決められましたが、選挙後どうなるかは不透明です。新内閣については、選挙後にしっかりと対応していきたいと考えています。
 
現在、選挙が決まっていますので、参政党としてはこの選挙を通じて政策論争を行いたいと考えています。後ほど、今回の選挙における公約を発表いたしますが、自民党、特に石破政権とは真逆の政策が多いです。そういった点で国民に政策を示して真を問うー無料化やお金をばら撒くような、人参をぶら下げた選挙ではなくー、これから日本をどういう方向に持っていくのかをしっかりと示し国民と約束をする、そんな選挙を政権与党に挑んでいきたいと考えています。
 
我が党のコンセプトは、『投票したい政党がないから、自分たちでゼロから作る』というものです。宗教団体、業界団体、企業などの支援を一切受けずに、自分たちの持ち出して作ってきた政党です。そういった姿を示し、政策論争を通じて若い世代にも政治に関心を持ってもらい、日本の未来を考えていただきたいと考えています。そういった訴えを、選挙では行っていきたいと考えています」
 
続いて、質問主意書についての説明がありました。
 
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
質問主意書 → https://www.sanseito.jp/news-cat/question/
 
「1つ目は『憲法第41条の解釈と国民の参加制度に関する質問主意書』、そしてセットで『若者の政治参加と選挙権の年齢引き下げに関する質問主意書』を提出いたしました。先ほど、若者の政治参加について言及しましたが、なかなか若い世代が政治に対して無関心になっている状況が続いています。参政党は公約の中で、16歳からの投票権を訴えていきたいと考えています。それに関する質問や、国民投票についての質問も含めています。
 
特に参政党は、コロナ政策などについて政府の政策に異議を申し立ててきましたが、多くの政策が閣議で決まったり、一方的な投票で決められてきました。LGBT法案などもその一例です。このように、国民の生活や教育に深く関わる重要な法案については、まず国民の声をしっかりと聞き、その後に国会で判断する制度にすべきだと考えています。その点について合法性を確認する質問を出した次第です。
 
3つ目は『若者の奨学金負担軽減に向けた支援に関する質問主意書』です。これは大きな社会問題となっており、この点について政府の見解を求めました。
 
4つ目は『中国における邦人の安全対策に関する質問主意書』です。中国で日本人が襲撃される事件がありましたが、日本だけが未だに中国での治安状況に対してレベルゼロを維持しています。他の国々は危険度を上げている中、なぜ日本政府が対応しないのかという質問を出しました。
 
最後に5つ目は『オーバーツーリズム対策に関する質問主意書』です。外国人観光客が増加し、地方で様々な軋轢が生じたり、社会問題になっております。これについて政府の対応を求めました。
 
以上が質問主意書の内容です。一旦、私からの報告は以上です」
 
続いて、地方選挙の結果および地方選挙公認候補予定者、現在行われている地方選挙について、川副代表からご報告いたしました。
 

現職議員の入党 無し
地方選挙の結果、新人4名が新たに当選
 
8月25日投票
大阪府箕面市議会議員選挙 木下伸雄(きのしたのぶお) 新人 
https://www.sanseito.jp/news/12016/
 
8月25日投票
鹿児島県与論町議会議員選挙 池田理恵(いけだりえ) 新人 
https://www.sanseito.jp/news/12013/
 
9月8日投票
大阪府和泉市議会議員選挙 北川美穂(きたがわみほ) 新人 
https://www.sanseito.jp/news/12096/
 
9月29日投票
鹿児島県喜界町議会議員選挙 土岐和貴(どきかずき) 新人 
https://www.sanseito.jp/news/12178/
 
所属議員数
参議院 1名
都道府県議会 5名
区議会 13名
市議会 96名
町議会 18名
村議会 4名
合計137名
https://www.sanseito.jp/member/
 
地方選挙の公認候補予定者 3名
https://www.sanseito.jp/candidate/
【島根県隠岐の島町議会議員(補欠)選挙】 山田浩太(やまだこうた) 新人
【和歌山県岩出市議会議員選挙】 牛田佑佳(うしだゆか) 新人
【岡山県倉 敷市議会議員選挙】 真田意索(さなだいさく) 現職
 
「最後に、現在選挙中の岡崎市(愛知県)の市議会議員選挙では、伊藤正義が立候補しています。選挙は10月6日に投開票予定です」
 
続いて、衆議院選挙の公認候補予定者を神谷代表から発表いたしました。
 
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
衆議院選公認候補予定者
https://www.sanseito.jp/shuin_election_50/
 
第17次 新規公認合格者(18名)
 
比例代表(3名)
【南関東ブロック(単独)】一位 鈴木敦(すずきあつし) 現職
【近畿ブロック(重複)】一位 安藤裕(あんどうひろし) 元職
【近畿ブロック(単独)】二位 和泉修(いずみしゅう) 新人

 

小選挙区(16名)
【東京4区】 塩寺勇太(しおでらゆうた) 会社代表
【東京24区】 與倉さゆり(よくらさゆり) 会社員
【東京30区】 武田祐一郎(たけだゆういちろう) 会社員
【福井1区】 田中こはる(たなかこはる) 派遣社員
【大阪7区】 池上和日子(いけがみわかこ) 主婦
【京都6区】 安藤裕(あんどうひろし) 重複候補
【兵庫6区】 伊藤正哉(いとうまさや) 会社代表
【兵庫11区】 山下聖(やましたさとし) 自動車関係職員
【福岡1区】 緒方貴恵(おがたきえ) 自営業
【福岡2区】 黒石裕子(くろいしゆうこ) 会社員
【福岡9区】 山本直緒美(やまもとなおみ) 書道講師
【佐賀2区】 下吹越優也(しもひごしゆうや) 自営業
【熊本3区】 植田貴俊(うえだ たかとし) 自営業
【鹿児島1区】 昇拓真(のぼりたくま) 会社代表
【沖縄2区】 今野麻美(こんのあさみ) 会社員
【沖縄3区】 新城司(しんじょうつかさ) 運送会社 勤務
 
比例代表(単独・重複)20名
単独立候補(9名)
【東北ブロック】山中泉(やまなかせん)
【北関東ブロック】大津力(おおつつとむ) ※新規(選挙区変更)
【南関東ブロック】一位 鈴木敦(すずきあつし)※新規
【東京ブロック】一位 松田学(まつだまなぶ)
【北陸信越ブロック】 小路晃(しょうじあきら)
【東海ブロック】 佐藤健太郎(さとうけんたろう)※新規(選挙区変更)
【近畿ブロック】二位 和泉修(いずみしゅう)※新規
【中国ブロック】 山﨑珠江(やまさきたまえ)
【九州ブロック】一位 吉川里奈(よしかわりな)※新規(選挙区変更)
 
重複立候補(11名)
【北海道ブロック・北海道1区】 田中義人(たなかよしひと)
【東京ブロック・東京6区】二位 望月正謹(もちづきまさのり)
【東京ブロック・東京28区】二位 江崎早苗(えざきさなえ)
【南関東ブロック・神奈川12区】二位 江岡貴宏(えおかたかひろ)※比例のみ新規
【南関東ブロック・神奈川15区】二位 藤田修一(ふじたしゅういち)※比例のみ新規
【近畿ブロック・滋賀3区】一位 北野裕子(きたのゆうこ)※比例のみ新規
【近畿ブロック・京都1区】一位 安達悠司(あだちゆうじ)※比例のみ新規
【近畿ブロック・京都6区】一位 安藤裕(あんどうひろし)※比例のみ新規
【四国ブロック・香川1区】 小林直美(こばやしなおみ)※小選挙区のみ新規
【九州ブロック・長崎1区】 黒石隆太(くろいしりゅうた)※比例のみ新規
【九州ブロック・大分1区】 野中しんすけ(のなかしんすけ)※比例のみ新規

 
選挙区変更(22名)
公認取下げ・辞退(10名)
 
現在の衆議院選挙公認候補予定者
比例代表 20名
小選挙区 85名
重複   11名
合計   94名
 
平均年齢 45歳
男性  58名
女性  36名
男女比率 男性62%、女性38%
 
続いて、比例名簿に登録された9名と10日から始まる岩手選挙区の参議院議員補欠選挙に参戦する吉田敏也さんが登壇し、それぞれ一言コメントいたしました。
 
東京ブロック・東京6区 望月まさのり
「前職の経験を生かして、党のため、日本のために尽力させていただきます」
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
近畿ブロック・京都1区 あだちゆうじ
「私は弁護士の仕事をしておりますが、日本の歴史に対する尊敬、自分の国に対して自信を持ち、これからの日本を立て直していくことが必要だと感じています」
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
南関東ブロック 鈴木あつし
「以前から神谷代表とは政策について議論を重ねてまいりました。神谷代表と細かく話し合い、議会での活動や選挙に向けた取り組みに力を合わせていきたいと思います」【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
近畿ブロック・滋賀3区 北野ゆうこ
「一人の母として、子どもたちにより良い日本を取り戻すため、国民の皆さんと一緒に頑張ってまいります」
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
九州ブロック 吉川りな
「この春、東京15区の衆議院補欠選挙に出馬させていただきましたが、その経験を生かし、九州ブロックで一丸となって必ず一議席を獲得します。全身全霊で頑張ります」
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
東京ブロック・東京28区 江崎さなえ
「参政党は利権やしがらみがないからこそ、他党では言えないことが言えるのが最大の強みだと思っています。この強みを生かし、国民の皆様の支持をいただき、党勢拡大に努めてまいります」
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
東京ブロック 松田学
「参政党結党した時からの理念を、国会の場で反映できるよう初めての衆議院総選挙でたくさんの当選者を出したいと思っています。色々な政治不信がありますが、参政党はずっと答えを出している政党です。ほとんどの政党が注目していない海外の大きな流れ、愛国国民がどんどん強まっております。日本で唯一それを代表しているのが参政党です。
経済にもきちっとお金が流れるような日本経済再興に向けた軸を国会で立てていかないと、日本が終わってしまう。そういった危機感の元に、この参政党が国会でどれだけ大きな力を出せるかが日本の将来を決める、という意気込みで頑張っていく所存です」
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
近畿ブロック あんどう裕
「参政党への入党は9月からですが、私は自民党で衆議院議員として3期9年間活動してまいりました。特にコロナ禍では営業できないお店や生活が苦しい方々が多く、100兆円の補正予算を組んで国民全員を救えと言っていたのは、私が会長を務めていた『日本の未来を考える勉強会』という議員連盟であり、国民全員を救うという理念がいまの政権には足りないと強く思っております。私は京都6区から消費税廃止を旗印にして、超積極財政で日本人全員を助けるという理念を訴えていきたいと思いますし、それを参政党という党で本当に国民のためを考える、そして日本の未来を考える、日本の未来の子供達に夢を与える、そういう政治を実現していきたいと思います」
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
東北ブロック 山中泉
「私は1980年にアメリカへ渡り、大学も向こうで通いました。40年近く、日本とアメリカを行き来する小さな会社を経営してきましたが、その中でアメリカがどんどんおかしくなっている、その後追いをして、日本がどんどんおかしくなり、貧しくなっている、世知辛くなっている、と感じています。
80年代、70年代後半は日本人はすごく元気があった、日本企業も凄かった。私は86年からウォール街に6年おりましたが、三菱がロックフェラーセンターを買ったり、日本の三大メーカーがアメリカのマーケットを一気に取っていったり、非常に活力があった。それがいま失われているという気がします。なぜか。この数十年政権を負ってきた人たちは誰なのか。経済政策はどうなのか。国民の所得は全く上がっていないのに、負担だけは32%から50%近くまで上がっている。
参政党の大きな公約の一つは、国民の負担率を35%までカットし、減税を進めることです。積極財政も組み合わせて進めていきます」
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
参議院岩手選挙区 吉田としや
「参議院の補選は衆院選より5日早い10日からスタートします。参政党の衆院選の戦いに勢いをつけるために、精一杯戦ってまいります」
【記者会見報告】令和6年10月3日 定例記者会見(前編)
 
(後編に続く → https://www.sanseito.jp/news/12711/

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