2024.11.01
【記者会見報告】令和6年10月28日 定例記者会見
参政党は10月28日(月)15時より定例記者会見を行いました。
今回は定例の報告に加え、衆議院選挙の報告、また事務局からいくつか報告を行いました。
→ 【アーカイブ動画】
最初に神谷宗幣代表より挨拶と昨日の衆議院議員選挙の総括がありました。
「皆さんこんにちは。昨日も開票の際に集まっていただきましたが、改めて記者会見をさせていただきます。今回の選挙では、3議席を獲得することができました。本当に、我々にとって初の衆議院選挙でしたが、多くの党員・サポーターの皆さんを中心に活動を12日間一緒に行っていただき、ありがとうございました。
2年前の参議院選挙では、合計176万票で1議席でしたが、今回はさらに10万票積み上げ、186万票の支持をいただいた形となりました。政策としては『日本をなめるな』というスローガンのもとに、『3つの決意と7つの行動』を掲げ、減税や積極財政、それから外資や外国人の受け入れの抑制といったメッセージをしっかりと送れたことが、今回の獲得に繋がったかと思います。
しかし、我々は『16歳からの投票権』の公約を入れて、若い世代にももっと浸透させたかったのですが、なかなかそこまで届かず、全体として投票率が伸び悩んだことは反省点かと思います。また、他党との政策の違いをしっかりと伝えきれなかった点も課題だと感じています。選挙の終盤でやっと『参政党』という存在が知られるようになり、残り4日間での反応が大変大きく、チラシの受け取りも倍になりましたが、やはり最初の頃に討論会などに呼ばれなかったため、認知が遅れたという反省があります。
今回は急な解散のため、参議院選挙の時のように事前告知をしっかりやって盛り上げて、という流れが作れなかったこともありますが、来年の参議院選挙では今回の反省を活かしていきたいと思います。我々の目標は4議席でしたが、東京ではあと2万票が足りず落としてしまったので、選挙全体の総括としては、75点の選挙だったと私は考えています。
最後に付け加えますと、現在はが国会議員が私一人しかいませんでしたが、今回で4人となりましたので、来年3月の党大会で党の規約を変更し、その後4月か5月には、以前から党員の皆さんにお約束していた代表選を準備していきます。冒頭の挨拶とさせていただきます。本日もよろしくお願いします」
次に、藤本かずきボードメンバーより、地方選挙の結果および今後の地方選挙についてご報告いたしました。
現職議員の入党 無し
地方選挙の結果、新人2名が新たに当選
10月6日投票
愛知県岡崎市議会議員選挙 いとう 正義(いとう まさよし)新人
https://www.sanseito.jp/news/12464/
10月20日投票
島根県隠岐の島町議会議員<補欠>選挙 山田 浩太(やまだ こうた) 新人
「今回、新たに地方議員が2名加わりました。年内の地方選挙の予定についてもご案内申し上げます。愛媛県四国中央市議会議員選挙が11月10日に告示され、参政党公認候補の『佐藤駿(さとうしゅん)』さんが立候補予定です。皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。地方選挙については以上です」
https://www.sanseito.jp/candidate/
続いて岩手の参議院補欠選挙の結果および衆議院議員選挙の結果についてもご報告いたしました。
「参議院議員選挙の岩手選挙区の補欠選挙では、参政党から新人の吉田俊也さんが立候補しましたが、当選には至りませんでした」
「次に、第50回衆議院議員選挙の結果を報告いたします。参政党からは3名の当選者を輩出しております」
【単独】比例南関東ブロック
鈴木 あつし(すずき あつし)・前職
【重複】比例近畿ブロック・滋賀3区
北野 ゆうこ(きたの ゆうこ)・新人
【単独】比例九州ブロック
吉川 りな(よしかわ りな)・新人
所属議員数
衆議院 3名
参議院 1名
都道府県議会 5名
区議会 13名
市議会 95名
町議会 19名
村議会 4名
合計140名
→ https://www.sanseito.jp/member/
「このたびの選挙でご支援いただいたすべての皆様に、心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました」
次に当選者より一言ずつ挨拶を述べました。
鈴木あつし
「南関東ブロックで当選させていただき、2期目の議席をお預かりいたします鈴木あつしでございます。
これまで選挙戦を通じて訴えさせていただきましたが、我が国は今、のっぴきならない状況にあるということを認識した上で、国会論戦に臨んでまいります。
これから先、参政党はさらに大きな組織となってまいりますので、引き続き気を引き締めて次の参議院選挙、その次の戦いへと向かっていきたいと思います。よろしくお願い申し上げます」
北野ゆうこ
「皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます。近畿ブロックで当選させていただきました北野ゆうこと申します。
今回の選挙でたくさんの方のご支援をいただき、私いまこの場に立っております。本部の方、県連の方、党員の方、そして多方面からご支援をいただき、北野裕子と参政党をご支援いただきありがとうございました。
皆様の期待を背負って、私、北野は日本を変えてまいります。これからもどうぞよろしくお願いいたします」
吉川りな
「皆様こんにちは。私は九州比例ブロックで当選させていただきました吉川りなと申します。
この1年間で2度目の国政選挙に挑戦いたしました。普通の主婦が国会に行く、そうした結果を残せたのは、全国の参政党を支持いただいた皆様、党員サポーターの皆様、そして参政党関係者の皆様の多大なるご支援があったからだと思っております。
参政党は党員が中心となる政党です。日本全国の皆さんにこの政党をしっかりと周知し、次の参議院選挙では今回の悔しさをバネにさらに多くの議席を獲得できるように努めてまいります。
私のような普通の主婦やお母さんが政治に向き合い、国会の議論を分かりやすく国民の皆さんにお伝えすることをしっかりとやっていきます。
参政党のさらなる飛躍のため、日本の繁栄のために一生懸命頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします」
次に、新開ゆうじボードメンバーよりボードメンバーの交代について発表がありました。
「私の方からボードメンバーの交代についてご報告いたします。本日、先ほどボード会議を開き、本日付でボードメンバーの交代について取り決めをいたしました。
神谷代表および川副代表にはそのまま留任いただき、私、新開、そして高井ちとせ、藤本かずきは、今回新たに当選した北野ゆうこ、吉川りな、鈴木あつしに代わります。
党員やサポーター、そして有権者の皆様のおかげで、3名の国会議員を輩出することができました。これを機に新たなメンバーで党運営のさらなる活性化を図っていく所存です。私からの報告は以上です」
続いて、川裕一郎副代表より事務局連絡を報告いたしました。
「まず1点目ですが、衆議院選挙が終わったばかりですが、来年7月の参議院選挙の候補者公募を開始いたします。次の参議院選挙では、前回同様、45の全選挙区において、参政党は候補者を立てる思いであります。さらに、全国比例においても候補者を立てていきます。詳細な申込方法については参政党のホームページをご覧ください。
参議院議員公募 → https://www.sanseito.jp/recruitment/
次に2点目ですが、今回の選挙において新たに3名の国会議員が誕生しました。そこで、議員秘書の募集も行わせていただきます。また、党本部スタッフもまだまだ不足している状況ですので、議員秘書と合わせて党本部スタッフも募集いたします。こちらは東京勤務が前提となっておりますので、我こそはと思う方はぜひ参政党のホームページからご応募ください。
党職員募集 → https://www.sanseito.jp/recruitment-of-party-officials/
次に、今回の選挙において、参政党に対する妨害行為についてご説明いたします。以前から妨害行為はありましたが、今回の衆議院選挙においても、各地で妨害行為が見受けられました。その点について、私たちの見解を申し上げます。
以前より、街宣現場などで執拗な妨害を受けており、今回の選挙戦でも、多数のプラカードによる妨害や大声での妨害行為が見られました。選挙前のポスターの損壊、選挙期間中の党員や候補者への暴行も発生しており、本党としては安全安心な選挙活動が阻害される恐れがあることを懸念しております。妨害行為については、今後も毅然とした態度で臨み、限度を超えたものについては法的措置を講ずる方針です。
これらの妨害行為を行っている方々には、YouTubeなどを通じてお伝えしたいと思いますが、このような行動は、決して国のためにはなりません。私たちも、そうした妨害に構っている時間はありませんので、徹底して法的措置を講じていきます。この点について、ご理解いただきたいと思います。
次に、クラウドファンディングのお礼に関してです。今回の衆議院選挙に向けて、10月2日から10月27日まで実施したクラウドファンディングが終了しました。皆様からご寄付をいただき、合計人数は3,258人、寄付金額の合計は7,676万6,000円と、本当に多くの皆様からのご支援をいただき、誠にありがとうございました。
当プロジェクトは、開始から3日でファーストゴールの2,000万円を達成し、その後も開始から2週間というハイスピードでネクストゴールの4,000万円を達成。最終的に掲げた6,800万円の第3目標も大きく上回る結果となりました。皆様からのご支援に心より感謝いたします。いただいたご寄付は、党の広報活動や選挙期間中のウェブ広告、新聞の折り込みチラシなどに使用させていただきました。誠にありがとうございました。
クラウドファンディングご報告 → https://congrant.com/project/sanseito/13150
最後に、創憲イベントについてご案内いたします。参政党では、一人でも多くの国民に、他人事ではなく自分ごととして憲法の関心を高めていただくことが必要と考え、党内で「憲法を1から考える」プロジェクト、創憲チームの活動をスタートしております。そこでは、日本の国柄を反映した望ましい憲法のあり方について活発な議論が行われています。
12月7日(土)に東京都千代田区の星稜会館で創憲イベントの開催を予定しております。著名な先生方による講演や、各支部で作られた憲法案の発表などが行われ、参政党として初の大規模な憲法イベントとなります。皆様にはぜひ憲法について考える機会としてご参加いただきたいと考えております。間もなく参政党のホームページで申し込みを開始いたしますので、ぜひとも多くの皆様のご参加をお待ちしております。
以上です。ありがとうございました」
続いて質疑応答を行いました。
Q. 連日お疲れ様です。神谷代表に伺います。今回の衆院選では、自民・公明両党で過半数割れという結果になりました。この与党の過半数割れは、15年前の民主党政権が誕生した2009年以来となりますが、まずこの受け止めについてお願いします。(NHK)
A. 我々は選挙を通じて、自公政権の政策の失敗が、日本の人口減少や経済の停滞を招いていることをかなり痛烈に批判してきました。国民の審判が下されたということであり、政策の失敗が国民の不信を買ったということ、あとは裏金の問題についても、国民の感情として不満を持たれていて、現状の規制法では国民は納得していないということが、今回の結果に反映されたのではないかと考えています。(神谷)
Q. 今回の総選挙で参政党として3議席を獲得しましたが、国会内で他の与野党とどのように協力を進めていくのか。また、通常国会での首班指名選挙が行われますが、参政党としてどのように対応されるのかもお願いします。(NHK)
A. どこが与党になるのか、政権を取るのか、まだ見えていない状況です。昨日の記者会見でもお話ししましたが、例えば自公が政権を取った場合や、立憲民主党など野党側が取った場合、それぞれの政権与党の政策を見て、是々非々で判断する方針です。
参政党は『国益を守り、世界に大調和を生む」という理念のもと活動しています。選挙で戦ったから、ということではなく、その提案が国益に叶っているかどうかで判断をし、賛否を決めていこうと考えています。
首班指名に関しては、どのような形で誰が出てくるのか現時点では全く分かりませんので、今の段階ではまだ具体的に考えていないというのが正直なところです。ただ、野党との連携については前向きに考えており、4人では法案の提出が難しく、委員会への十分な参加も難しいため、他の野党との協力を積極的に進めていこうと考えています。ただ繰り返しになりますが、どこが与党になり、どこが野党になるかがまだ明確でないため、その状況が決まってからの判断になると思います。
残念ながら我々は4議席しかありませんので、キャスティングボートを握る立場にはならないと思いますが、野党として政権与党の政策に対しておかしなところをしっかりと指摘することがメインになるかと思います。
我々は『反対するための党』ではありません。国益にかなう政策であれば、自民党や公明党、立憲民主党であろうと協力するところは協力し、反対するところは反対します。何でも賛成するという形での野合はしたくないと考えています。(神谷)
Q. 関連して、他党との連携についてお伺いします。先ほど神谷代表は議席数が少ないのでキャスティングボートを握ることはないとおっしゃいましたが、今回、必ずしもそうでもない状況かと思います。例えば、立憲民主党が維新の会や国民民主党と連立を行っても過半数に微妙に足りない状況です。また、自民党も無所属議員を足しても過半数に届かないという微妙なところです。こういった状況で、保守党や参政党の票を合わせて過半数にしたいという提案があった場合、与党入りを提案されたら受け入れるお考えはありますか。(時事通信)
A. なるほど、そのような計算をしていなかったので今聞いて『そういうことか』と思いましたが、我々の軸はやはり参政党が選挙で訴えたことがどれだけ受け入れられるかだと思います。我々は減税、外国人や外資の受け入れ規制を強く主張していますので、これを自民党や立憲が呑めるのかな、というのがあり、そうなると我々がそこに加わるのは難しいのではと思います。
なぜなら我々はこれらのポイントが国益に関わると考えているため、ポジションが欲しいから与党に、というのは野合だと思っているので、そういったことは絶対にしないということです。
ただ、もし向こう側もギリギリの議席数で決まる場合には、我々の政策的な要求が強く呑まれるのであれば、絶対に野党、というわけではないのかなと。その状況や交渉内容によりますが、野合はしないことをここで明確にしておきたいと思います。(神谷)
Q. 代表戦についてお話があったと思いますが、確認ですが現状では規約に代表戦の定めが全くないので、新たに党規約を改定し、代表戦を行うと決めてから代表選をするということでよろしいでしょうか。(時事通信)
A. そうですね。国会議員がまだ1名しかいなかったので、国会議員が増えたら代表選をやりましょうと提案していました。今、そういう状況が出来上がりましたので、来年の3月の党大会までに準備をし、党大会で規約を改定し、認められたらその後に代表選を行いたいと考えています。今はまだ4人しかいませんが、その中でも皆さんと議論しながら進めたいと思います。(神谷)
Q. 代表戦を行った方が良いと考える理由は何でしょうか?(時事通信)
A. やはり、前回の代表交代の時も急にボードメンバーだけで決めた形になりました。規約通りではありますが、党員の声をもっと聞くべきではないかという意見が党内から出ていました。参政党は党員の意見を聞きながら作る党、というコンセプトで活動しているので、こういった声も真摯に受け止めて、私は、代表になった時に『国会議員が増えたらやりましょう』と記者会見の場でも言っていましたので、一つの公約として、これをきちっと果たしていこうと思っています。(神谷)
Q. 今回、衆議員として新たに3人が加わり、党の形が大きく変わったと思いますが、ボードメンバーや執行部の役員の変更を検討されていますか?(時事通信)
A. 先ほど発表しました通り、ボードメンバーは3人変わりますので、党の運営は大きく変わると思います。また、女性2人は議員経験のない新人ですが、鈴木さんは2期目で、かつて他党の職員も務められていて色々なことに精通されています。鈴木さんが加わることで、参政党の政策や運営方法もだいぶ変わると考えています。私たちはどんどん良い党を作っていこうということなので、どんどん新しい人々を迎え入れ、新しい形を作っていきたいと思います。(神谷)
Q. 先ほど、神谷代表が『政策重視であり、与党入りができても単なる数合わせには与しない』とお話されました。これから30日以内に特別国会が開かれ、首班指名が行われるわけですが、その際、現状では他の方ではなく神谷代表のお名前を書かれるという理解でよろしいでしょうか?(朝日新聞)
A. そうですね。現状ではそうなります。前回も、自分の名前を恥ずかしながら自分一人で書かせていただきましたが、次回は4名が私の名前を書いてくれるのが原則だと思います。(神谷)
Q. 決選投票になった場合の対応について、何かお考えはありますか?(朝日新聞)
A. 現時点では他党からの相談もない状態なので、状況に応じて臨機応変に対応したいと思っています。(神谷)
Q. 選挙期間中や前は報道各社からは参政党の議席予測が難しいと言われていましたが、実際には3議席を獲得しました。先ほど4日間くらいで認知度が高まったという話もありましたが、下馬評、予測を覆すような議席が取れた要因について何かあればお聞かせください。(デイリースポーツ)
A. 我々は今回25万票を目指し、重点4区を決めて候補者をそれぞれ20~25人ずつ出しました。各候補者が1万票ずつ比例で集めれば目標達成と考え、やっておりました。元々6ブロックを重点区にしていましたが、確実に取りに行くために、色んな方に涙を飲んでいただいて、苦渋の選択で4ブロックに絞りました。ですから順当にいけば4議席は取れていたと思います。
ただ、序盤で困難だったのは、メディアの討論会に出られなかったことです。後半に伸びたのはNHKの討論会に出させてもらい、その後全く党の認知度が変わりました。もし民放の討論会にも出ていたならば、スタートからもっと順調に戦えたと思います。それでも4議席は何とか取れると分析をしておりました。それは各選挙区での状況、インターネットでの発信やそれに対する反応、そいういったものをクロス集計すると見えてきます。東京でも議席を取れるはずでした。
ですから逆になぜメディアは0議席と言っているんだろうと、参政党に入れても死に票になるぞ、とネットでも書かれていたので、そいうった印象操作があったのではと思うくらい、我々は不当に評価を下げられたのではないかと不満に思っております。
後半に伸びたというよりも後半あるべき形になんとか持っていけた、しかし最初からフラットに同じ土俵に乗せてもらえれば、もっと票は積めただろうと思っていますので、そもそも取れるはずだった4議席が取れていないので、そこに関しては残念に思っているし、自分の無力さを悔いています。後半盛り返したというよりは取り返したという認識であるとご理解いただきたいです。(神谷)
Q. 選挙期間中、神谷代表はテレビ各局や記者クラブに対し、参政党が討論会に呼ばれないことへの不満を訴えられていましたが、今後も引き続き申し入れはしていかれるおつもりでしょうか?(デイリースポーツ)
A. はい、しつこい性格ですので、選挙期間中もずっと訴えていました。個人的なメディアの知り合いに聞いてもおかしいと皆さんおっしゃてました。なぜなら、普段は人数で足切りするということは、仕方がないかもしれませんが、選挙の時には同じ土俵に立てないと、小政党はいつまでも小政党のままです。それは明らかに不公平です。
なんのために国政政党とその他の政治団体という区分を設けているのか、さらにそこに人数のハードルを設けるのは二重の基準なので、おかしいのではないかということで法的な対応も考えて、厳しく追求していきたいと考えています。
今回新しく国政政党になった党もあるので、次回の参議院選挙ではそこも出さないといけない、そうなると次回は10党くらいできちんと対談する機会を設けていただきたい、ということを各メディアに申し入れしたいと思います。(神谷)
Q. あともう1件だけ。神谷さんが九州で体調を崩して搬送されたという話がありました。選挙前から頭痛があって、その時はお腹も痛くなるなど、体調が優れない状態だったとお話されていましたが、現在は体調はいかがでしょうか?かなり回復されているのではないかと思いますが。(デイリースポーツ)
A. さすが私の体調までちゃんと把握していただいて。なかなか記者の方で、そこまで気にかけてくださる方はいないと思います。体調は決して全快しておりません。明日、人間ドックに行き、各種精密検査を受ける予定です。お腹の痛みは、結石ができていたためですが、薬で散らしている状態です。他にもいくつか気になる箇所があり、後半の選挙活動では演説も十分にできなかった部分もありました。まだ若いとはいえ、今回を機にしっかりと体調を整えておかないと、参議院選挙も近いですので。政治家として代表として、健康管理をしっかり行わなければならないと反省する選挙でもありました。(神谷)
最後に本日付でボードメンバーを退任する3名よりご挨拶いたしました。
高井ちとせ
「まず私から退任のご挨拶をさせていただきます。昨年5月に就任し、この1年5ヶ月の間、ボードメンバーとして参政党の一柱として支えたいという思いで活動してまいりました。この1年5ヶ月で様々なことがあり、党員の皆様には不安に感じさせてしまったり、頼りないと感じさせてしまったこともあったかもしれません。しかし、多くの党員皆様、支援者の皆様に励ましや温かい言葉をいただき、ここまで務めさせていただけたことに心からお礼申し上げます。
今後は女性局長という役目を拝命しましたので、党勢拡大、日本の国益のために役割を果たしていきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました」
藤本かずき
「私からも退任にあたり、一言ご挨拶申し上げます。本当に至らない私ではありましたが、ここまで支えていただき、見守っていただき、ご指導いただいた全ての皆様に心から感謝申し上げます。就任してから様々なことがあり、不安を与えた時もあったかと思いますが、皆様のおかげで今日この日を迎えることができ、新たに3人の国会議員を迎え、この場に立ち会わせていただいております。本当に心から感謝申し上げます。
新たにボードメンバーとなる方々は、本当に心強いメンバーであり、次のフェーズの参政党を引っ張っていただくのに間違いない方々です。この新たなフェーズに参政党が移行する場に立ち会えることを光栄に思っております。
党員の皆様、そしてご支援いただいている皆様にも、次のフェーズに移行する参政党にさらなる期待を持っていただき、より一層のお力添えを賜れれば幸いです。
今後、私は青年局長という役を拝命しましたので、日本全国の若手をしっかりと組織化してまいります。全国を回りながら、参政党を支えてくれる若手を組織化し、党に貢献できるよう新たな力を掘り起こしてまいりたいと思っておりますので、全国で皆様にお世話になることが増えると思いますが、どうか引き続きご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。本当にありがとうございました」
新開ゆうじ
「私も昨年8月から1年と数ヶ月、党員の皆様はじめさまざま方々にお力添えをいただきました、本当にお世話になりました。今回、94名の候補者を擁立し、私たち選挙戦を戦ってまいりました。今回3名の当選者を出すことができましたが、それぞれの皆様が自分のためではなく、日本を良くするための思いを持って、それぞれ戦い抜いたことに大変感謝しています。
このような候補者を立てられる政党は他にないのではないかと思います。新たに3名の国会議員を輩出しましたので、ボードメンバーも新たなステージへと向かい、組織の活性化を図り、それぞれの役目の中で次のステージに向かっていければと考えています。
私自身も今後は議員団長として、140名の議員の皆様と共に、国民の皆様に私たちの活動や政策をしっかりと伝えていきたいと思います。
これから参政党の認知度を高め、政策を理解していただければ、まだまだたくさんの国民の共鳴をいただけると信じて、これからも私たち一丸となって頑張ってまいります。引き続き皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました」
次回の記者会見は11月末を予定しています。