2024.12.13
吉川りな【国会 12/12】 外国人犯罪増加へ裁判官・検察官の待遇改善と人員確保を
令和6年12月12日、
吉川りな 衆議院議員が
法務委員会で国会質疑を行い、
初陣を飾りました。
訴えたのは主に以下の2点です。
・外国人犯罪が増え、
裁判官や検察官の業務負担は
増加していく。
・先手を打って
人員確保するための
待遇改善・体制強化を。
法務委員会は
大臣・委員長を目の前に
非常に近い距離での質疑、
「人生最高の緊張感でした」
と、吉川りな 議員は振り返りました。
動画はコチラから視聴できます。
https://youtu.be/94428MEFieA
吉川りな 議員は、質問の前に、
政治家としての決意を表明しました。
「看護師で3児の母である私は、
青天井の保険診療の
行き過ぎたビジネス化や、
昨年成立したLGBT理解増進法が
性的指向やジェンダーアイデンティティを
法律で定めることが、
女性や子供たちの安心・安全に
影響を与えることを懸念し、
政治の道を志すことにいたしました」
「今後、法務委員会におきましては、
選択的夫婦別姓に反対の立場を明確にし、
移民や不法滞在問題、
外国資本による土地買収などの
課題に取り組んでまいります」
「国益を守り、子供たちに
より良い日本を残すために、
全力を尽くす決意です」
こう決意表明し、
”裁判官及び検察官の給与改定の法案”
に関連して質問を始めました。
『裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案』
『検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案』
外国人犯罪の増加に伴う
裁判官と検察官の業務負担について、
次のように現状を説明しました。
難民認定申請中のクルド人男性が
執行猶予中、12歳の少女に性的暴行をし
逮捕・起訴された。
(令和6年9月13日 埼玉県川口市)
中国籍の男性が
早朝に、飲酒し一方通行を逆走し、
時速100km以上で衝突、
日本人男性が死亡する事故が発生した。
(令和6年9月29日 埼玉県川口市)
このようなショッキングな報道があった。
犯罪統計によると、近年、
来日外国人の重要犯罪が増加し、
令和5年の検挙人数は、
殺人・強盗等419人、殺人56人に上り、
10年前の2倍以上となっている。
この背景には、
外国人労働者の受け入れを拡大する
政府の移民政策と
来日外国人人口の増加がある。
政府がこの政策を進める以上、
それに伴う犯罪率上昇は避けられない。
外国人犯罪が増加すると、
刑事裁判での通訳の手配、
言語対応、文化の違いへの
配慮が必要になる。
また、外国人被疑者の
取り調べや尋問には
時間と労力がかかり、
逃亡や不出頭のリスクを考慮して
勾留や保釈の判断も
慎重に行う必要がある。
これらの要因が重なることで、
裁判官・検察官の業務負担は
確実に増加すると予想される。
そして、次のように
答弁を求めました。
「外国人犯罪の増加を含む
社会経済等の変化に対応するため、
今回の給与法改定において
裁判官や検察官の
業務負担を考慮した場合、
人事院勧告を上回る待遇改善の
必要はありませんか?」
「今回の給与法改定に留まらず、
国民の命を守るために、
裁判所及び検察庁において
人員確保を含め、
どのように適正な体制整備を
行っていくのでしょうか?」
鈴木馨祐 法務大臣は回答しました。
外国人犯罪増加を含めた
社会経済情勢等の変化に対応するため、
業務負担も考慮しての法案である。
今回の法案に関しては、
一般の政府職員の俸給表に準じ、
裁判官の報酬月額と
検察官の俸給月額を改定する。
これは職務と責任の特殊性を
反映させるということ、
同時に人事院勧告の重要性を尊重して
国家公務員全体の給与の体系の中での
バランスの維持に配慮するということ。
その上で、
事件数だけではなく犯罪が複雑化し、
事案を解明し適切に対処するために
必要な検察官の業務量は
増加していくことも考慮しており、
これまでも検察官の人員確保を含め、
必要な体制整備を行っている。
「今後とも、
事件数あるいは犯罪情勢と
様々な事情も考慮しながら、
体制の整備をしっかり進めて
まいりたいと思っております」
続いて、
最高裁の小野寺真也 総務局長も
答弁しました。
裁判所等において、
これまでも適正かつ迅速な事件処理を
安定的に行うために必要な
体制整備に努めてきており、
これまで相当数の増員もされてきた。
「今後とも、事件動向、
事務処理状況、社会経済情勢の変化や
これに伴う事件の質的な変化、
法改正の状況など、
その時々の諸事情を踏まえて、
必要な人的体制の整備に
努めてまいりたいと考えております」
吉川 議員は答弁を受けて、
次のように締めくくりました。
外国人犯罪自体の数は増えている。
2013年から考えると昨年度は、
不同意わいせつにおいては2倍以上、
不同意性交においては約6倍と
増えている状況が続いている。
「被害者が増えてから
対応するのではなく、
先手を打って、
人員確保をするための
待遇改善であったり体制強化を
行っていただきたい!」
詳細は動画をご視聴下さい。