2024.12.19
鈴木あつし【国会 12/17】 企業団体献金廃止の新提案!
令和6年12月17日、
鈴木あつし 衆議院議員が
政治改革に関する特別委員会で
質疑を行いました。
質疑の要旨は以下です。
・法案審査の現状と改善提案
・建設的な議論についての重要性を強調
・第三者委員会設置や政治資金規制の意義
・企業団体献金に関する提案
動画はコチラから視聴できます。
https://youtu.be/cebJoQ-DVcY
鈴木議員は委員外発言の機会を
与えられたことについて
理事会への感謝と敬意を
述べた上で質疑を開始しました。
※委員外発言
議会や委員会などの会議において、委員会の正式な委員ではない者が発言すること。
議員立法のみを審査し、
議員間討議を経て成案を得る
という法案審査の進め方について、
「議員活動の本来の姿でとても良い例だ」
と評価する旨発言しました。
「国会議員の本来の仕事は
法律を作ることであり、
企業団体献金を集めたり、
パーティー券を売ることではありません」
そして法案審査の最後の最後、
採決の前だけに発言の機会を
与えられたことについて
苦言を呈しました。
「もうすでに議論は煮詰まっています。」
「修正案についても
議論に参加でできておりませんでした。」
今までの審査の議事録や
法案提出者の答弁も確認して、
各党の案それぞれに
汲むべきところがある
と鈴木議員は考えていました。
当初は9案あった法案が
7案まで絞られていますが、
7案のうちの5つは政治資金規制法です。
鈴木議員は、これを1つに収斂して
逐条審査にした方が効率がいいと
いう見解を表明しました。
※逐条審査
法律や規則、契約書、提案書などの文書を、条文や項目ごとに詳細に検討し、内容を確認・評価する作業のこと。
各党が功名争いをして、
自分たちの案を通そうとしても
国民の利益にはならない。
いい流れの委員会の審査から
もう1歩踏み込んで
1つの案に収斂させる提案について
見解を求めました。
最初に自民党の
小泉議員が以下のような
趣旨の答弁をしました。
・鈴木議員から「建設的な意見」をいただいたことに感謝する。
・法案審査の最終段階で委員外発言という形になったが、
真摯な協議の上で委員会運営をしている。
1つの案に収斂させる提案に対しては、
・自民党は少数与党であり、
この委員会では”委員会野党”である。
・その中で自らの案も提出しながら
一致点を見出さなければならない
それが今回の修正案の提出につながった
との答弁でした。
続いて立憲民主党の
奥野議員が答弁しました。
・議論を進めるため、鈴木議員が指摘した
逐条審議について賛同する。
・第三者機関の設置など結論が
得られた部分については評価している。
・企業団体献金の禁止については年度末までに
結論を得ることになったので引き続き
真摯な議論をしたい。
最後に鈴木議員は、
企業団体献金についての
アイデアを提案しました。
企業団体献金を受け取って
さらに政党助成金までもらわないと
政党活動が円滑に回らない
という現状こそがおかしい。
「お金がかかりすぎてます。」
企業団体献金の金額に応じて
政党助成金を返納することを
検討していけば
国民の理解・信頼を得られるのではないか。
小泉議員の見解です。
・そもそも我々は企業団体献金が全部悪で、
個人献金が全部良いという立場ではない。
・政党助成金だけに頼らない政党運営のため、
企業団体献金・個人献金・事業収入など
多様な原資が必要である。
・企業団体献金は禁止ではなく公開が大事。
それに対して鈴木議員は、
「そもそも政治資金と選挙資金の
境目は必要ない」
「公職選挙法の改正の際に
併せて議論したい」
と明言して委員外発言を締めくくりました。
詳細は動画をご視聴下さい。