NEWS

2022.02.23

活動報告:「日本の食を見直そう」〜オーガニックに詳しいミシュランシェフをお迎えして~

文責:脇山康子

 

令和4年2月17日(木)福岡市において食に関する講演会を開催しました。会場はほぼ満席で40名の方にご参加いただきました。

 

講師は、オーガニック給食を推進しようとされているミシュランシェフの中野秀明氏と、福岡支部の党員で「食で子育てを笑顔にする会」代表で元小学校教師の重松雄子氏。

 

シェフ特製の完全オーガニックパンと、オーガニックコーヒーを販売し、和やかな雰囲気の中で、講演会はスタートしました。

 

活動報告:「日本の食を見直そう」〜オーガニックに詳しいミシュランシェフをお迎えして~

 

お二人の共通テーマは、「食は命」

 

中野シェフは、農薬や添加物のお話、学校給食の現状、日本人しか出来ない無肥料無農薬栽培のお話しなど、リアルな現場の現状を踏まえながら、これから日本の食を良くするために私たち一人一人に何が出来るのか?についてお話しいただきました。

 

「政治は、世の中を良くするための手段の一つですよね。それも大切だけど、まずは自分で、お弁当を作るところから始めましょうよ。そうやって、オーガニック野菜を買う人が増えれば、農家さんも増え、結果的に汚染された空気も水も、そして土も綺麗になり地球環境が良くなるんです。自分は、次世代のために種を蒔き、その種がどういう花を咲かせるのか見てみたい。だからこうして伝えています。」と。

 

活動報告:「日本の食を見直そう」〜オーガニックに詳しいミシュランシェフをお迎えして~

 

重松講師からは、食を変えることで小学校の問題児たちが変わった経験を踏まえ、給食が脳へどのような影響を与えるのか?、公務員の立場を理解し働きかけることの大切さ、農家さんには国土を守る役割があるというお話しなど、農家に嫁がれた元教師としての視点で、食の大切さを伝えていただきました。

 

皆さんからは

 

「共感しかありません。」

「自分ができることからやってみます。」

「私たち一人一人が、食の大切さに気づき声を上げ

安全な食を求めれば、必ず変わっていきますね。」

 

と、お二人の話を聞き、食の現状に驚愕しながらも、まずは自分ができることをやってみること、そして、一人一人が少しでも政治に関わることが大切であることが、自然な形で伝わっていると感じました。

講演会終了後も、お二人への質問は続き、参加者同士の交流も生まれる時間となりました。

 

活動報告:「日本の食を見直そう」〜オーガニックに詳しいミシュランシェフをお迎えして~

 

これからも、福岡支部では、食の切り口からのイベントを定期的に開催していきます。

BACK