2022.11.17
【国会】神谷宗幣 内閣府鈴木大臣に「メガバンク、地域経済へ外国資本の支配が!?」
令和4年11月17日、神谷宗幣参議院議員が、
第210回 国会(臨時会)財政金融委員会で質疑を行いました。
今回のテーマとなっている
『破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告』
通称『 FRC 報告』がスタートした経緯に言及し、
「(20年以上前の)長銀破綻時の政府の対応が、過度なリスクを民間銀行に取らせる前例になって、この10年、日銀が異次元の金融緩和をしても信用創造を行う銀行が融資を渋る状況が起きているのではないか?」
そう問題提起し、
鈴木俊一 内閣府特命担当大臣(金融)の
長銀に対する処置の総括、類似事案が発生した場合
について見解を問い質しました。
さらに、
外国資本が日本経済へ影響力を増している問題、
メガバンクの株主について触れ、
「日本の大手金融機関が外資の影響下に置かれてしまう傾向が強まっているのではないか?」
「一見、日本の企業が株主だったとしても、その背景に外国の資本が入っている」
「昨年、銀行法が改正されて株式保有規制が緩和されたことにより、銀行の影響力の強化を通じて、日本の地域経済に対しても外資による支配が拡大することを懸念する声が上がっている」
として厳しいチェックを金融庁へ要求するとともに、
「経済の在り方、内需の拡大、国内回帰を図って… 日本経済の底上げを皆さんと一緒に話し合っていきたい」
と締めくくりました。
国会質疑の動画は、こちらからご視聴ください。