2023.05.17
1人の地方議員ができること|しんざと和也
皆さん、こんにちは。
参政党・沖縄市議会議員のしんざと和也です。
昨年9月に執行された沖縄市議会選挙で当選し、議会
へ押し上げでいただいてから、もう半年以上の月日が
流れました。選挙期間中は全国各地より応援や激励の
メッセージありがとうございました。
この場を借りて、まずはお礼を申し上げます。
当選から今日までに多くの出逢いがあり、当選前には
考えられない経験をさせていただきました。
政治とは何か?議員は何をしているのか?
分からないからこそ、自らの目で確かめるべく挑戦し
た市議会議員選挙にて、辛くも最下位で当選すること
ができ政治の世界に飛び込みました。
令和4年度9月・12月に召集された定例会での
一般質問では、新型コロナウイルス関連の質問を
中心に行ったところ、市民の方から、
「こういう風に声を上げてくれる議員はいなかった、
これからも頑張ってほしい」や
「今までとは違う新しい風を市政に送ってほしい」
など様々なエールをもらいました。
また、一般質問を行うにあたって、全国の
参政党議員の皆さまのお力添えもいただきました。
議会では1人になってしまいますが、ほかの地域でも
頑張っている仲間がいることが非常に心強かったです。
現状取り組んでいることとして、
給食費の値上げに関する一般質問をするための準備を
進めているところです。
沖縄市は令和5年度の4月より、毎月の給食費が
幼稚園・350円、小中学校・400円の値上げと
なってしまいました。
現在は、経過措置として7月まで市が改定額相当分を
負担する形となっていますが、9月から保護者負担と
なってしまいます。
沖縄県では県知事の公約として「給食費無償化」が
挙げられておりますが、沖縄市では、逆に
「給食費値上げ」という事態が起きています。
先日も党員の皆さまとタウンミーティングを
行った際に、給食費に関する意見交換を行い、
課題と問題解決への議論を深めているところです。
なぜ値上げしなければいけないのか?
給食費を無償化にすることで安心・安全かつ
子どもたちが満足できる食を提供できるのか?
など様々な意見が出てきており、
無償化するためには?安心安全な給食とは?
他市町村の状況は?など、党員の皆さまが
自分ごととして課題を捉え、6月度議会の一般質問と
してまとめさせていただく所存でございます。
今のところ一般質問では
給食費を取り巻く予算の見直しを行い、
値上げする前に出来ることはないのか?
そもそもキチンと給食費を納めている市民がいる一方
で給食費未納の市民とはどう向き合い、支払って
もらうのか?など細かく質疑を行う予定です。
そのタウンミーティングを通して
確信したことがあります。
私にできることは、行政と市民(党員)の
パイプ役になることです。
具体的には、行政から得た情報をタウンミーティング
や勉強会にて市民(党員)にお伝えし、その課題に
ついてみんなで議論するというものです。
議員だけではなく市民(党員)の皆さまも
日頃から市政や県政、国政について学びたいという
キッカケを提供できればと考えております。
共に学び合う環境こそ参政党の良さだと
実感しております。
結びとなりますが、議会内における
「1人の地方議員ができること」の限界を痛感しつつ
も、地域において「1人の地方議員ができること」を
模索していきます。
政治に参加する党として、市民(党員)の代表としての
気概をもってこれからも沖縄市から日本を変えるべく
精進してまいります。
—
新里 和也
Kazuya Shinzato
所属議会
沖縄市議会議員(沖縄県)
経歴
平成3年2月生まれ。沖縄市出身。
30歳の時に家業を継ぎ、株式会社シンリーの代表取締役に就任。
若い世代が政治へ参加するキッカケを与える存在になるべく、政治の世界を目指す。
令和4年8月参政党に入党し、同年9月の沖縄市議会議員選挙で最年少当選。