2023.06.09
【国会】岸田総理に直接質問(防衛政策、LGBT法案、減税政策)
令和5年6月8日、神谷宗幣 参議院議員は、
参議院財政金融委員会に出席し、
参政党として初めて岸田総理に質問を行いました。
岸田総理には、
「何を守るために防衛予算を使うのか」
「なぜ拙速にLGBT法案を進めるのか」
「国民負担率を下げる減税政策はとれないのか」
の3点を問いました。
午後は、浜田防衛大臣、鈴木財務大臣に対して、
「バイオテロに対する危機管理体制の構築をどうするのか」
「今回の43兆円の防衛予算について、精査がしっかりできているのか」
と問いました。
特に新型コロナワクチン購入に関して、
「2回打てばいいと言っていたのに、
なぜ約8億8000万本の購入を認めたのか」
と追及しました。
動画は以下からご視聴いただけます。
https://youtu.be/TBl0Z67vohI
冒頭、岸田総理に対して、
いくら今を生きる国民の命と領土を守っても、
伝統文化、日本語、歴史、皇室といった
国柄や国体を守らなければ
日本が日本でなくなってしまう
という国民の心配を伝えました。
その上で、
「日本の政治家が守るべきものは、
日本人の精神性や国柄、国体を含む」
という考え方について
総理が賛同されるかどうかを問いました。
この問いに対して、総理は明言しませんでした。
「何を守るか」を明確にすることは
一貫した防衛政策には必要不可欠なことではないでしょうか?
日本は歴史的にLGBTを受け入れる
寛容な社会であり、
あえてLGBT理解増進法を
法制化しなければならないような
国柄ではなかったはず。
法制化により、
社会の混乱や国民の分断が生まれ
女性や子どもの権利や安全が
侵害される可能性がある
と訴えました。
そして、
「国柄を揺るがしかねない法案を
なぜ今、拙速に法制化しようとするのか」
「なぜ国会で議論させないのか」
「なぜ総理自身の考えを示さないのか」
と問いただしました。
経済の停滞により、国民の生活は苦しくなり、
生活保護受給者も増えています。
仁徳天皇の民のかまどの故事に例えるなら、
村々から煙が上がってない状態です。
こんな状態で、防衛費のために増税をするのは本末転倒で、
今やるべきは減税だと訴えました。
減税によって国の経済を活性化することで、
賃金と税収を上げる。
国を豊かにして少子化に歯止めをかける。
という参政党の考えを示した上で、
減税政策に対する総理の考えを問いました。
午後は、まず浜田防衛大臣に対して、
このところの財政金融委員会での
防衛に関連した生物兵器の議論について説明しました。
仮に日本で弱毒性の人工ウイルスがまかれて、
国民が被害を受けたとしても
それをバイオテロかどうか
チェックする機関がないというのが結論です。
この課題を解決するには、
防衛省や警察庁、消防庁、
国立健康危機管理研究機構などが連携して
危機管理体制やチェック体制を
構築していくべき
という考えを示した上で、
体制構築に対する浜田防衛大臣の考えについて質問しました。
鈴木財務大臣に対しては、
今年のアメリカのFMS(有償軍事援助)
の予算が過去最高の1.4兆円という
すごい金額になっていることを指摘しました。
そして、これを上回る新型コロナワクチン
約8億8000万本の購入費についても問いただしました。
・概算で 約2.4兆円と言われている
・しかもそのワクチンはまだ4億本しか使っていない
・8000万本はすでに破棄した
・残りもその多くを破棄することになるのではないかと推測される
「最初は、2回打てば大丈夫だと言っていた
新型コロナワクチンを
なぜ国民1人当たり7回も打てる分の
多額の予算を認めたのか」
「どういった必要性を感じて判断したのか」
と質問しました。
鈴木財務大臣の答弁は、
「国民の生命や健康を守る観点から、
必要な対応であった」
というものでした。
国民の命と財布を握っている
二人の大臣に対して、
アメリカの企業の言いなりにならず、
対等な同盟国として交渉するように要望して
質問を終えました。
神谷議員の質疑に対する答弁など、
詳細は動画をご覧ください。