参政党は10月22日に記者会見を行い、党の今後の方針や選挙状況、新プロジェクトの展開について報告しました。

神谷宗幣代表は冒頭、「これまで国会日程の都合で変則的に実施してきたが、今月から再び第4水曜日に定例会見を行っていく」と述べ、会見の定例化を改めて確認しました。
続いて、前日の首班指名において党として神谷宗幣代表の名で投票した経緯を説明。
高市政権の政策のうち、社会保険料の減額、男系男子による皇位継承、旧姓使用の拡大、スパイ防止法の制定、外国人政策の厳格化、地熱や核融合を重視しメガソーラーを規制するエネルギー政策、大学数の適正化などは評価できるとしつつも、消費税の段階的廃止を掲げる党として「2年間の食品だけの消費税廃止、給付金付き税額控除などは、時間もかかり効果も薄い。マイナス効果も考えられる」と指摘。
さらに、緊急事態条項のパンデミック要件や高校無償化の在り方、企業・団体献金の扱い、衆議院比例代表の削減案などについて、受け入れられないと明確に述べました。
神谷代表は「参政党は与党にも野党にも是々非々の立場を貫く。独立独歩の判断で国民のための政治を行う」と強調しました。
また、現在行われている宮城県知事選挙について、和田政宗候補との政策覚書を交わしたことを報告しました。
「水道民営化への反対、過度な移民受け入れや土葬墓地建設に反対、メガソーラーや風力発電に反対し、少子化対策を重視するなど、多くの点で一致している」と述べ、党として全力で応援していることを伝えました。
「地方と国政がリンクしたモデルケースを作りたい」とし、今後の首長選挙に関わる最初の第一歩として非常に重要視していることを明らかにしました。
次に、地方選挙と公認候補予定者について梅村みずほボードメンバーより報告が行われました。
10月の各地の選挙では新人議員が相次いで当選し、全国の参政党所属議員は188名となりました。

10月12日選挙(1名)
10月19日選挙(4名)
以上の5名が当選いたしました。
令和8年2月選挙(1名)
以上の1名が新たに公認をとられました。
10月選挙(2名)
11月選挙(5名)
以上の7名が選挙を控えておりますので、皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。
続いて豊田真由子ボードメンバーからは次の2点について報告を行いました。

次に第51回衆議院議員選挙の公認候補予定者の追加発表を安藤裕幹事長より行いました。

第3次 第51回衆議院議員選挙 衆院選公認候補予定者 (1名)
以上の1名が、新たに公認を得られました。
本日10月22日時点で公認候補予定者は計58名(男性36名、女性22名)、平均年齢は45歳となりました。
(質疑応答については配信をご確認ください)

吉川副代表は、雨天の中来場した報道関係者への感謝を述べ、梅村議員とともに宮城県知事選での応援に向かうことを報告しました。
「高市政権は憲政史上初の女性総理として心から嬉しく期待しているが、参政党は引き続き“反グローバリズム”と“日本人ファースト”の立場で政策実現を目指す。国益に資する政策には賛成し、国民の声をもとに世論を喚起していく」と力強く語りました。

本会見では、政権方針への是々非々の姿勢、地方選挙での拡大、全国タウンミーティングの開始など、参政党の今後の方向性が明確に示されました。
次回の記者会見は11月第4水曜日の11月26日を予定しています。