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2026.3.18

参政党 定例記者会見報告 3月4日(水)

参政党は2026年3月4日に定例記者会見を行いました。会見では、緊迫する国際情勢への見解、国会における予算審議の在り方、地方選挙の結果報告、そして今後の党運営に向けた人材募集などについて発表が行われました。

1.代表挨拶

国際社会におけるダブルスタンダードへの懸念

神谷宗幣代表は冒頭、アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃に触れ、国際情勢が極めて不安定な状況にあるとの認識を示しました。特に、ロシアのウクライナ侵攻の際には厳しく批判したメディアや論客が、同盟国に関連する事案では沈黙、あるいは配慮を見せる「ダブルスタンダード(二重基準)」の状態に強い違和感を表明。「ダメなものはダメだと言える、強い日本を作らなければならない」と訴えました。

強引な予算審議と民主主義の否定

国内政治においては、自民党による予算審議の進め方を痛烈に批判しました。まず、122兆円という巨額予算に対し、十分な審議時間が確保されていないという点。当然、国民生活への影響を避ける必要があるが、そのためにも過去の慣例に倣い暫定予算を組んで議論を尽くすべきという野党の要求が聞き入れられていない。そもそも高市総理による解散総選挙の影響で時間がタイトになった責任は政権与党にあるとし、数に物を言わせた「審議時間の短縮」は民主主義の否定であると指摘しました。

    「国民会議」の法的根拠への疑問

    また、政府が進める「国民会議」についても言及。立法府でも行使府でもなく法的根拠が曖昧な場で国の重要事項が決定されるプロセスは、立憲主義の観点から問題があると提起し、自民党に対して「過去の慣例を重んじ、真摯な議論を尽くすべきだ」と強く要望しました。

    2. 地方選挙の結果と今後の公認候補予定

    次に豊田真由子ボードメンバーより、直近の地方選挙結果と今後の公認予定が報告されました。

    ●選挙結果報告
    直近の地方選挙において、以下の2名が当選したことが報告されました。
    メンバー紹介(リンク)

    • 東京都町田市議会議員選挙 前田 元貴(まえだ げんき)
    • 東京都日野市議会議員選挙 孫田 清香(まごた さやか)

    これにより、参政党所属の地方議員は合計212名となりました。

    ●新規公認候補予定者
    令和8年3月から4月にかけて行われる地方選挙に向け、新たに13名の公認候補が発表されました。
    公認候補予定者一覧(リンク)

    第42次 公認合格者

    • 北海道北見市議会議員選挙 三浦 誠志(みうら さとし)
    • 東京都多摩市議会議員補欠選挙 藤井 美里(ふじい みさと)
    • 三重県名張市議会議員選挙 堀内 篤(ほりうち あつし)
    • 佐賀県武雄市議会議員選挙 朝長 勇(ともなが いさむ)
    • 佐賀県有田町議会議員選挙 樋渡 悟(ひわたし さとる)
    • 新潟県三条市議会議員選挙 平井 恵里子(ひらい えりこ)
    • 長野県伊那市議会議員選挙 北原 涼平(きたはら りょうへい)
    • 静岡県藤枝市議会議員選挙 河口 理麻(かわぐち りま)
    • 栃木県下野市議会議員選挙 野口 智子(のぐち ともこ)
    • 群馬県伊勢崎市議会議員選挙 高橋 直之(たかはし なおゆき)
    • 山口県萩市議会議員選挙 水津 真澄(すいず ますみ)
    • 愛媛県松山市議会議員選挙 浅湫 和子(あさぬま かずこ)
    • 福岡県小郡市議会議員選挙 行平 佳弘(ゆきひら よしひろ)

    ●直近の選挙予定

    今週末(3月8日)に投開票を迎える岩手県奥州市および石川県金沢市(補選)をはじめ、神奈川県、北海道、愛知県での選挙が控えていることを告知しました。
    公認候補予定者一覧(リンク)

    • 岩手県奥州市議会議員選挙 及川 泰輔(おいかわ たいすけ)
    • 石川県金沢市議会議員補欠選 金丸 奈緒美(かねまる なおみ)
    • 神奈川県逗子市議会議員選挙 伊東 万美子(いとう まみこ)
    • 北海道北見市議会議員選挙 三浦 誠志(みうら さとし)
    • 愛知県東海市議会議員選挙 山内 遼平(やまうち りょうへい)

    3. 事務局連絡:党勢拡大と人材育成の強化

    次に神谷代表から事務局連絡を4点行いました。

    政治資金パーティーと党大会

    • 3月7日:政治資金パーティー(リンク)を開催(満席のため、アーカイブ視聴を案内)。
    • 3月8日:党大会を開催。次年度の活動計画を発表予定。

    政策担当秘書の募集(リンク)

    衆参国会議員合わせて30名の政党となり、秘書が不足しています。党の政策立案能力を向上させるため、政策担当秘書の資格保持者や、博士号、弁護士、公認会計士といった専門ライセンスを持つ人材を広く募集しています。

    地方議会議員候補者の募集(リンク)

    4月までの選挙で30名を目標に候補者を集めています。昨年は94.4%の当選率で議員を送り出すことができました。

    第三期「参政党 政治塾」の開講(リンク)

    4月からスタートする参政党政治塾 第三期について、神谷代表は「教育こそが党の根幹」であると訴えました。

    • 安易な候補者選定の否定: 「選挙に出れば通る場所はたくさんあるが、誰でもいいわけではない」と断言。当選目的や金銭目的の「就職活動」のような応募者は排除し、参政党の理念を共有できる人材を厳選しています。
    • 厳しい選考基準: 応募者のうち実際に公認に至るのは10〜20%程度。信頼関係を重視し、選挙の直前(2週間前など)に公認を求めるようなケースは原則として認めない方針を強調しました。
    • 政治家としての矜持: 「政治は金銭的には報われないが、国民の血税の使い道を決める極めて重要な仕事」とし、真摯に学ぶ姿勢を持つ人材に対し、7ヶ月間の徹底した研修(街頭演説や選挙戦略、政策学習)を提供することを約束しました。

    4. 質疑応答

    (質疑応答については動画をご確認ください)

    5. 閉会挨拶

    安藤裕ボードメンバーが閉会の挨拶を行い、現在の国会状況を「国家の中枢が溶解している」と表現して警鐘を鳴らしました。
    メディアに対して、予算審議の形骸化を「異常な状況」として報じ、権力の暴走をチェックする役割を果たしてほしいと要請。また言論界に対しても、総理を礼賛するばかりではなく、批判すべきは批判する本来の言論の役割を取り戻すべきだと主張しました。
    最後に日本が間違った方向へ行かないよう、議会人としての職責を果たしていく決意を述べ、会見を締めくくりました。

    詳細は動画をご覧ください。

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