news-お知らせ-

日本の食糧自給率ってどれぐらい?

『教えて!参政党議員さん』
ー“食料自給率”という言葉を耳にしますが、詳しい内容を教えてくださいー

私、埼玉県新座市議会議員 川村よしひさがお答えします。

食料自給率について、みなさんはどの程度理解されているでしょうか?
食料自給率とは、そこに住んでいる全員が食べる分を、どのくらい自分達で用意できるかという目安です。
昔の日本は約80%でしたが、いまはずっと40%を切っており、さらに自給率を支えていた米農家が後継者不在という深刻な問題を抱えています。

先進国はEU の一部を除くと80%以上の国が多いです。
食料自給率があまりに低いと他国の協力がなければ生きられない国として、価格や安全面で懸念が生じるからです。

出所:中学生・高校生・市民のための環境リサイクル学習ホームページ
((一社)産業環境管理協会 資源・リサイクル促進センター)

都道府県別食料自給率(2014年度)

首都圏や近畿圏は壊滅的な自給率なのが、伝わりますか?
もしも大きな震災があって、道路が壊れ、物が届きにくくなったら?
海外有事が起こり、ほとんど輸入に依存している化学肥料、家畜のエサ、野菜の種などが届かなかったら?
日本の食料自給率を上げるためには、農家が食べ物を売った利益だけで生活できる職業にする必要があります。
そのためには学校給食で一次産業を支援したり、輸入に頼らない栽培方法を拡大していく必要があると、給食プロジェクトでも考えています。
そして既に実践されている大阪府泉大津市の事例などを広め、党を超えて同じ課題意識を持つ議員や民間団体が連携し、国だけでなく地域からも解決して参ります。

一つ前に戻る