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”日本の食と子供を守る給食プロジェクト”が始まります!

2024-08-21

参政党議員団は、この度【日本の食と子供を守る給食プロジェクト】を立ち上げました。

本プロジェクトは、子供たちの心身を育む食を大切にし、給食を通じて国内の農業など一次産業を守り、ひいては国と地域を支えることを目指しています。

近年、食材費の高騰に伴い、全国的に給食費の値上げに踏み切るところもある一方、保護者や市民からの要望を受け、無償化を決断する自治体も増えています。

2017年時点では給食費を無償化していた自治体は約4%だったのに対し、2023年には約30%の自治体が無償化していることが明らかになりました。

参考:〈学校給食実施状況等調査-令和5年度結果の概要〉

一方で、無償化による財政負担は各自治体にとって重く、コスト削減の結果として、給食の質や量が低下しているケースもあるようです。

このような状況の中、我々参政党にできる事は、子どもたちが生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人生を育むため、給食の質の向上を目指すことではないかと考えました。

さらに、地元の生産者や食材の生産過程を知ることは、子供たちが食や地域産業への関心を高める機会にもなります。これにより、地元農家への感謝の気持ちを育むだけでなく、旬の食材に触れることで、好き嫌いの軽減や伝統的な地域食文化の継承にもつながります。

また、農業従事者の減少など、我が国の農業は厳しい状況にありますが、輸入に依存するのではなく、「地域の食を守る」ことが重要です。地元で採れた食材を食べることは、地域の農業を守っていくことになり、ひいては日本全体の食料自給率向上にも繋がっていくと私たちは考えます。

これらの考えに基づき、私たちは次の5つの柱を掲げました。

■子供の健康と農業を守る食育:心身を育む食を大切にし、食を生み出す生産者を守る意識を育てる

■地産地消・食料自給率の向上:農業を始めとする国内の一次産業を大切にし、国と地域を守る

■化学物質や添加物の削減:子供の体に影響を与える可能性のある化学物質や食品添加物を削減した給食を提供する

■質向上のための公的負担の実現:コスト重視ではなく、食の大切さや給食の質を高める意識に転換する

■不登校の昼食サポートの実施:不登校の子供達に給食を提供できない課題を解決し、すべての子供の成長を応援する

(※5つの柱の詳細は、後日給食プロジェクトのホームページ内でご覧いただけます。)

「食と健康」を重点政策に掲げる、私たち参政党。

だからこそ、「給食」で子どもたちの健康を考え、実態調査や、情報発信による啓発、議会質問など、あらゆる機会を通じ、質の高い給食を目指します。

全国に広がる地方議員の力を活かし、それぞれの自治体、さらには日本全体の給食の質向上と、日本の食を守る取り組みをこれからも積極的に行って参ります。

【文責 : 熊本県議会議員 高井ちとせ】
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