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2025.5.29

「週刊文春」記者からの質問への回答

 本党は、「週刊文春」記者から、令和7年5月27日、後記引用メール記載の質問と一方的な回答指定を受けました。
 本件質問内容は、一部に各国会議員事務所のセキュリティに関わる事項が含まれており、報道により執務の安全上の支障が生じるおそれがあることから回答を控えるべき事項と考えております。
 他方で、質問の前提事実に多くの事実誤認が含まれており、誤った前提に基づく報道がなされることは、党および関係者の名誉に不当な影響を与える懸念がありますので、必要な限度で回答致します。
 以下に、簡略に記者からの質問番号に対応して①から⑧までの回答内容を記載致します。質問内容は、後記引用メールから適宜ご参照下さい。

(回答内容)
質問①の回答
 防犯カメラは、当初から外部からの妨害行為を警戒し、安全確保を目的に設置していたものです。実際にもその後、事務所前での呼び鈴の連打や動画配信といった迷惑行為が発生し、設置が有効に機能しました。これを踏まえ、新たに当選した議員の事務所にも同様の安全対策として設置することとしたものです。

質問②・③の回答
 設置に関する詳細や機器の種類については、防犯上の観点からお答えいたしかねます。なお、貴社お尋ねの内容は、事実と異なります。

質問④・⑤の回答
 本党は、党と議員が一体となって政治活動を行うため、党が議員秘書の人選・配置を推薦し、各議員は同推薦を考慮した上で秘書を採用しており、A氏もその一環として適正に採用されております。A氏は勤務実態があり、ご指摘のような「監視」にあたる事実もありません。なお、具体的な事実確認していない状態で「当たり得ます」との留保を付しての「詐欺罪」に当たるとの質問表現は不適切であり、公正な報道姿勢が感じられません。

質問⑥の回答
 A氏の兼職は、議員の承認を得た上で適法に行われております。なお、政治資金規正法上、政治団体の人件費については非公開とされているため、本党から詳細をお答えすることは控えさせていただきます。

質問⑦・⑧の回答
 本党では、ご指摘のような代表の発言を確認しておりません。
 ただし、代表は常日頃から、秘書に対して主体的に行動するよう希望しておりますので、発言があったとすれば、その趣旨での発言だと思われます

 以上、貴社の記者からのご質問の多くが憶測や伝聞に基づくものです。正確性を欠いたままの報道は、本党および関係者に不当な影響を及ぼすおそれがあることから、慎重かつ公正な取材・報道を強く求めます。


(以下、質問メール引用)なお、個人名称等はブランクにしております。

件名: 「週刊文春」より神谷代表に取材のお願い
日付: 2025/05/27 14:44
発信者: ●●●
宛先: “info@sanseito.jp” info@sanseito.jp

参政党代表
神谷宗幣様

ご多忙のところ恐れ入ります。
私、文藝春秋「週刊文春」記者の●●●と申します。
貴党の神谷宗幣代表に取材でお尋ねしたいことがありご連絡を差し上げました。
つきましては、以下の質問にご回答いただけませんでしょうか。


神谷代表は昨年10月の衆議院議員選挙後、貴党で当選した北野裕子、鈴木敦、吉川里奈の3氏の議員会館のそれぞれの事務所の3室ある各部屋に、録画機能のあるカメラを設置するよう指示したと聞いています。この事実関係についてご教示ください。また、私どもではこれは、監視のためと聞いていますが、改めてその理由をご教示ください。

上記カメラは神谷代表および神谷代表の秘書がパソコンなどの端末で映像を確認できるものだと聞いています。またカメラの価格は1台あたり約43万円だと聞いています。これらについて事実関係をご教示ください。

上記のカメラ設置について、鈴木氏はこれを断ったため、北野、吉川両氏の部屋にのみ設置されたと聞いています。これについて事実関係をご教示ください。

鈴木氏の事務所にはカメラが設置されなかった一方、党本部からA氏が事務所に秘書として派遣されたと聞いています。A氏の役割は鈴木事務所の監視であり、神谷代表からA氏に対しては、鈴木事務所の仕事をする必要はない旨を指示したと聞いています。これについて事実関係をご教示ください。

上記のA氏は昨年11月に公設第二秘書として派遣されたものの、当初からほとんど事務所に滞在せず、勤務の実態がないと聞いています。また、昨年12月からは不在のA氏に代わって党職員のB氏が今年4月末まで事務所に滞在していたと聞いています。これについて事実関係をご教示ください。また、A氏がこの間、勤務実態のないまま秘書給与を受け取っていたとすると詐欺罪等に当たり得ますが、これについてご見解をご教示ください。

衆議院事務所に提出されたA氏の兼職届によれば、A氏は政治団体等に勤務し、年収144万円の報酬を得ています。この政治団体等が貴党であるかどうか、事実関係を確認させてください。

神谷代表は周囲に「ウチ(参政党)の秘書は秘書じゃないから」という旨の発言を頻繁にしていると聞いています。これについて事実関係をご教示ください。

神谷代表は周囲に「自分で考えて動ける人間はそばに置かない」という旨の発言をしたことがあると聞いています。これについて事実関係をご教示ください。
以上

 上記質問に対し、5月28日午後2時までに口頭もしくは書面、メール等にてご回答いただけませんでしょうか。
何かご不明な点等ございましたらいつでも下記の私の携帯までご連絡いただければ幸いです。
 ご多忙のところ恐れ入りますが、何卒ご対応のほど、よろしくお願い申し上げます。

文藝春秋
「週刊文春」記者
●●●拝
携帯 ●●●
編集部 03-3288-6123
FAX 03-3234-3964
Email; ●●●
東京都千代田区紀尾井町3-23

文藝春秋
「週刊文春」記者
●●●
携帯 ●●●
編集部 03-3288-6123
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