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2025.9.16

参政党 定例記者会見報告 9月8日(月)

参政党は9月8日に記者会見を開きました。

代表挨拶

皆さん、こんにちは。本日もお集まりいただきましてありがとうございます。参政党の神谷です。最初の挨拶として、いくつかお話しさせていただきます。

まず、石破総理の辞任が昨日発表されました。石破総理の国内政策については、我々としても反対する点が多くありました。しかし、外交交渉については非常に難しい状況の中で国の命運を背負って力強く取り組まれた部分もあったと思います。関税の内容については国民の声として決して満足のいくものではないと思いますが、厳しい国際環境の中での舵取りはしっかり行っていただけたのではないかと考えます。

ではなぜこのタイミングでの辞任なのか。外交の話もありましたが、野党の立場から見ても、支持率が上がっていた中でなぜ自民党が総裁を交代させるのかという点には疑問があります。他党のことですので深入りはしませんが、今のタイミングで良かったのかと。総裁の顔を変えて支持を得ようとする狙いがあるのかもしれませんが、選挙の結果を見ても、顔を変えるだけで支持が回復するとは思えません。リーダーを変えるのであれば政策も大きく転換し、国民の希望や期待をしっかりと受け止める新しいリーダーを選んでいただきたいと考えています。

次に我が党の件です。昨日の三重県の県議補選で、2議席のうち2番手に入ることができました。わずか20票差という厳しい戦いでしたが、立憲民主党や自民党を相手に競り勝つことができたのは、これまでの地方選の中でも特に激戦を勝ち抜いたことになると思います。
このような選挙に勝てるとなると、今後の擁立の方針も変わってくると考えています。多くのご支援をいただき、ありがとうございました。

また、宮城県知事選についてです。先週、私が候補者を擁立したいと発言しニュースになりました。いろんな憶測が流れておりますので、現在どのような方針かを発表させていただきますと、宮城には結党当初から活動を支えてくださっているローレンス彩子さんがおりますので、党として出馬要請をしている状況です。当初は今日ご本人を呼び、出馬会見を予定していましたが、昨日の総理辞任を受けた政局の変化により、一時的に見合わせています。今週中にも他から候補者が出る動きがあり、世論調査を含め慎重に判断したいと考えています。

さらに昨日は、アメリカの大規模政治団体「ターニング・ポイントUSA」を率いるチャーリー・カーク氏を招き、約1200人規模のイベントを開催しました。若者の政治参加、反グローバリズムでの活動、特に移民政策について大変示唆に富むお話をいただきました。また、世界的に広がっている反グローバリズムを掲げる政党との連携についても言及があり、まさに参政党が日本における受け皿であることを先方にも理解いただけたのではないかと思います。

移民の問題がいま関心が高くなっており、JICAのホームタウン政策が大きくメディアでも取り上げられました。そのような中で党員の皆さん含めお詫びしなくてはいけないのが、私があるネット番組で「移民を10%まで受け入れる」と発言したかのように伝わってしまいました。

まず基本スタンスとして、我々は外国人がダメだとか、外国人を追い出せなどと言うつもりは一切ありません。ただし、自民党が進めてきた技能実習生や育成就労制度などの「計画の進め方」「国民への説明」「受け入れのルール」そういったものがこのままでは問題があると考えており、その見直しを訴えています。今の政府の移民政策を止めたいのが参政党の意図です。

政策の転換を促した上で、では日本の少子化政策をどうするかということをトータルで考え議論していく中で、受け入れの上限の臨界点が国際的には10%だと言われており、そういったものを参考にしながら、受け入れ体制を考えていかなくてはいけないと言いたかったのですが、説明が不十分だったので、改めてこの場で説明させていただきました。
その辺りの訂正と誤解を与えてしまったこと、党員の皆さんに心配をかけてしまったことをお詫び申し上げます。

明言しておきたいのは、10%まで移民を受け入れようと言ったわけではないと。そのことを皆さんにしっかりと伝えておきたいと思います。

また、「日本人ファースト」というキャッチコピーについても、どうするんだという話が民放でありました。選挙ごとに変えようとは思っていますが、前回もそうでしたが、キャッチコピーは皆さんの意見を聞きながら決めていこうと思っています。
キャッチコピーはフレーズだけではなく、次の選挙に向けてどういう政策を訴えるかを元にして作りますので、中心の政策が決まらないとキャッチコピーは決まりません。

ただ、「日本人ファースト」「日本ファースト」といった言葉は、党員や支援者の皆さんにものすごく支持を受けていることが、今回よくよく分かりましたので、言葉選びは慎重にしながら、排外的なイメージではないとしっかりと説明できるように明確にして次のキャッチコピーを作っていきたいと思っております。番組の中で、「もし変わったらこの番組で言われたからっていう風にしていいですか」と私が言ったので、キャッチコピーを変えるんだと報道されましたが、それはちょっと誇張ですので。問題があると言われたことは受け止め、それを含めて今後考えていきます。

次の選挙のキャッチコピーがどうなるかは、解散が決まったり参議院選挙を迎える、そのような時になりますが、引き続き参議院選挙や衆議院選挙で訴えてきた政策を実現していくことが我々の基本スタンスです。その点は変わらないことを、ここで改めて申し上げておきます。

長くなりましたが、以上で冒頭のご挨拶とさせていただきます。

地方選挙・公認候補予定者

次に、地方選挙と公認候補予定者について北野ゆうこボードメンバーよりご報告いたしました。

現職の議員の異動については、今回発表はございません。
地方選挙の結果をご報告いたします。

メンバー紹介(リンク)

8月31日選挙

  • 愛媛県宇和島市議会議員選挙 現職の 山本 定彦(やまもと さだひこ) さん
  • 熊本県八代市議会議員選挙 新人の 小川 貴史(おがわ たかし)さん

9月7日選挙

  • 三重県議会議員補欠選挙(桑名市・桑名郡選挙区) 新人の 難波 聖子(なんば せいこ) さん
  • 大阪府柏原市議会議員選挙 現職の山口 由華(やまぐち ゆか)さん
  • 大阪府羽曳野市議会議員選挙 新人の麻野 彰子(あさの あきこ)さん

以上5名が当選されました。
この結果をもちまして、当党所属の地方議員は175名となりましたことをご報告申し上げます。

続きまして、第35次地方選挙公認合格者についてご報告いたします。

公認候補予定者(リンク)

令和7年10月5日選挙

  • 石川県加賀市議会議員選挙 新人の 植木 陽祐(うえき ようすけ)さん

令和7年10月12日選挙

  • 長野県安曇野市議会議員選挙 新人の木船潤一(きぶね じゅんいち)さん

令和7年10月19日選挙

  • 石川県能美市議会議員選挙 新人の牧野 緑(まきの みどり)さん
  • 島根県浜田市議会議員選挙 新人の遠藤 祐之(えんどう ひろゆき)さん

令和7年10月26日選挙

  • 三重県伊勢市議会議員選挙 新人の神谷 明子(かみや あきこ)さん

令和7年11月9日選挙

  • 東京都葛飾区議会議員選挙 新人の菅野 勇人(かんの ゆうと)さん

令和7年11月16日選挙

  • 和歌山県紀の川市議会議員選挙 新人の上田 礼子(うえだ あやこ)さん

令和8年4月19日選挙

  • 埼玉県久喜市議会議員選挙 新人の 杉山 鎮夫(すぎやま しずお)さん

以上8名が新たに公認を得られましたことをご報告申し上げます。
続きまして、年内に行われます地方選挙についてご報告いたします。

9月選挙予定

  • 大阪府摂津市議会議員選挙 新人の 長田 知樹(ながた ともき)さん
  • 宮崎県えびの市議会議員選挙 新人の 戎谷 暁(えびすだに あきら)さん
  • 北海道遠軽町議会議員選挙 新人の 遠藤 明美(えんどう あけみ)さん
  • 秋田県大仙市議会議員選挙 新人の 小須田 逸子(こすだ いつこ)さん

10月選挙予定

  • 石川県加賀市議会議員選挙 新人の 植木 陽祐(うえき ようすけ)さん
  • 鳥取県倉吉市議会議員選挙 新人の 藤井 陽介(ふじい ようすけ)さん
  • 長野県安曇野市議会議員選挙 新人の 木船潤一(きぶね じゅんいち)さん
  • 石川県能美市議会議員選挙 新人の 牧野 緑(まきの みどり)さん
  • 島根県浜田市議会議員選挙 新人の 遠藤 祐之(えんどう ひろゆき)さん
  • 佐賀県佐賀市議会議員選挙 新人の 山下 勝也(やました かつや)さん
  • 三重県伊勢市議会議員選挙 新人の 神谷 明子(かみや あきこ)さん

11月選挙予定

  • 東京都葛飾区議会議員選挙 新人の菅野 勇人(かんの ゆうと)さん
  • 和歌山県紀の川市議会議員選挙 新人の上田 礼子(うえだ あやこ)さん

以上、年内に控える選挙は計13名となっております。皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
地方選挙に関する報告は以上です。

事務局連絡

続いて川裕一郎副代表より事務局からの報告を行いました。報告は5点にわたりました。

1.党職員募集について
現在、党職員の募集を行っております。多くの方から応募をいただき、参政党に参加いただきましたが、まだ少し人員が不足しております。参政党で共に働きたいという志をお持ちの方は、公式ホームページよりご応募くださいますようお願いいたします。詳細はホームページに掲載しております。

2.衆議院公認候補者募集について
衆議院選挙に向けた公認候補者の公募を引き続き実施しております。第一次認定の発表を行いましたが、全国的には候補者が足りていない状況です。参政党から国政選挙に立候補を希望される方は、ぜひ公式ホームページの公募ページからご応募をお願いいたします。

【衆院選】公募から公認の流れ(リンク)

3.地方選挙候補者募集について
地方選挙における公認候補者の募集も継続しております。重点選挙区を中心に公募を行っておりますが、その他の地域においても参政党からの立候補を希望される方は、公式ホームページよりご応募いただけます。詳細はホームページにてご確認ください。

【地方選】公募から公認までの流れ(リンク)

4.候補者募集説明会について
衆議院および地方議会議員選挙の候補者募集説明会を、神谷宗幣代表が登壇し各地で開催いたします。
・9月13日 宮城
・9月14日 福岡・熊本
・9月15日 神奈川
・9月19日 静岡
・9月23日 兵庫
詳細は公式ホームページに掲載しておりますので、関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

参政党 候補者募集説明会・募集地域等 都道府県別一覧(リンク)

5.政治塾について
第2期政治塾の募集は締め切りとなり、応募者は1,304名に達しました。第1期の約4倍の規模となり、選考の結果944名が合格、360名が不合格となりました。政治塾は9月27日(土)より全国16会場以上で開講し、7回にわたる講義を実施いたします。この中から一人でも多くの地方議会や国政を担う人材が誕生することを期待しております。
以上、事務局からの報告とさせていただきます。

裁判や妨害行為の現状報告

続いて神谷代表より、裁判や妨害行為の現状報告を行いました。

いくつかトラブル等の対応がありますので、現状報告をさせていただきます。
まず、本党所属の初鹿野参議院議員に関する件です。令和7年7月16日、日刊ゲンダイ紙が彼が警視庁在職中の横領疑惑を報じました。本件は事実無根であるため、日刊現代社に対して名誉毀損による損害賠償請求および謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地方裁判所に提起しております。初回期日は10月2日に予定されています。議員本人も事実無根であるため、報道については日刊現代社の責任を厳しく厳しく追及する方向ですので、本党としても議員の名誉回復のために全力でサポートしてまいります。

そのほか色々な妨害行為がありまして、最近では参政党が借りている会場に対し、「使用をなぜ認めたんだ」「使用させるな」といった活動の妨害が行われております。先日、大阪の堺市での事例では市役所側は問題ないと判断し使用を認めてくださったわけですが、数名が押しかけて大きな音を出し、報道もされていました。民間の小さなレンタルスペース等では大人数で押しかけられると対応が困難であるとして使用を見合わせてくれないか、と会場が使えなくなった例も数件ありました。
参政党は利用規約に則って会場を借りているため、思想や政策が自分たちと違うからといって、それを理由に会場を使わせないように促す行動はやめてただきたい。我々が逆に思想信条が違う団体に向けてこういったことを行うと大問題になると思います。だが、なぜ我々がやられると放置されるのか。ここは非常に問題ですので、ぜひ皆さんもここは問題意識を持ち、報道していただきたいと考えております。

また、妨害行為は8月だけで合計22件報告されています。街頭演説時の妨害が6件、イベント会場での妨害が16件です。警察に相談している案件も2件あります。具体的には拡声器で我々の演説を聞こえなくする行為、日の丸にバツをつけた旗を振る行為、スモークを焚く、等の常軌を逸した妨害が行われています。党員と警察とが協力して必死に警備を行っておりますが、異常な事態です。我々は暴力的なことをやっているわけでもないのに、そこに対して多い時は100人ぐらいの方が来られて、現場は非常に騒然としています。ある県では党員が暴行を受ける事案もあり、妨害を行った一名が逮捕される事態にも至っています。報道はされていませんが。

このような行為は、民主主義に対する大きな妨害です。いろんな意見や批判はあって然るべきですが、現地に赴いて物理的に妨害を行い、相手が話せないようにすることや聴衆が聞こえないようにすることは決して許されません。これを放置しているということはメディアの皆さんにとっ ても問題だと思いますし、あと他の政党の皆さんもこれでいいんですかという 風に私は問いたい。

かつて東京15区の選挙でも酷い妨害があり、その時はメディアの報道により警察が動き、妨害者が逮捕されたことで幕引きになり、事態が沈静化しましたが、現在は場所によってはさらに悪質な妨害が発生している状況です。参政党としては、暴力に対して暴力で抵抗するのではなく、言論でしっかりと対抗し、現在は休会中ですが、国会でも問題提起を行いたいと考えております。
こういったことが続くと、国民同士が暴力で政治的に争うようなことに発展しかねません。メディアの皆さんにもお願いしたいですし、他党の皆さんにも、自分たちがされたらどうなのか。自分たちは関係ないでは済まない問題だと思います。我々も映像を撮っているので、編集して皆さんにも見せようと思います。現場で何が行われているのか、関心をもって知っていただきたい。

こんなことばかり記者会見でいうのも嫌ですが、我々としては非常に迷惑を被っている。だからと言ってそのせいで街頭演説をやめるかというと絶対やめません。我々の政治的な政策や言論が気に食わないから有形力の行使や騒音で邪魔をすることが正しい抗議だと、これは絶対に間違っています。ここはぜひ皆さんのペンの力でしっかりと報道して、民主主義 が健全に運営されるようにやっていただきたいと思います。

彼らは参政党が「ヘイトだ」「外国人差別だ」と言っていますが、我々は外国人差別や外国人に対するヘイト発言は党として一切容認しませんと繰り返し言っています。我々は移民政策、人口政策、労働政策の在り方に問題があると言っており、国のいろんな問題が外国人のせいだとは一言も言っていません。党内でそのような言動があった場合は厳正に処分をします。もしそのような事例を確認された方はぜひお知らせください、取り締まります。

我々は、やはり外国人との協力関係は作っていかないといけないけれども、程度の問題があります。そこを調整していきましょうと、今のままではいけないから見直しましょうと言ってることなのに、それ を差別だ、ヘイトだと一方的に理由をつけて叩いていくというのは本当に卑怯だと私は思います。
この点に関しての取材に応じますので、しっかりと現状を報道していただきたいということを重ねてお願いをしてトラブルに対しての報告とさせていただきます。
党員もだいぶ我慢していますし、警察にも相当迷惑をかけています。これを放置しないでいただきたいと思います。

党人事について

続いて神谷代表より党人事について発表いたしました。
参政党は大きな選挙を経るたびに、運営メンバーや役員を増やしたり、入れ替えたりしています。8月に一度臨時で人事を行いましたが、さらにメンバーの追加や役職の配置替え、追加がありました。

代表・副代表

  • 代表 :神谷宗幣(継続)
  • 副代表:吉川里奈(新任)

事務局

  • 事務局長 :神谷宗幣(継続)
  • 副事務局長:川裕一郎(継続)

幹事長・政調会

  • 幹事長 :安藤 裕(継続)
  • 副幹事長:川 裕一郎(新任・兼任)
  • 政調会長:安藤 裕(継続・兼任)
  • 政調会長補佐:豊田 真由子(新任・元衆議院議員)

議会関連

  • 両院議員総会長:松田 学(継続)
  • 衆議院国会対策委員長:鈴木 敦(継続)
  • 衆議院国会対策副委員長:北野 裕子(継続)
  • 参議院会長:松田 学(継続・兼任)
  • 参議院国会対策委員長:梅村 みずほ(継続)
  • 参議院国会対策副委員長:安達 悠司(新任)・櫻井 祥子(新任)

以上が新体制の役員人事です。このラインナップで、新たな党運営に臨んでまいります。

退任挨拶

続いて、ボードメンバーを退任する川裕一郎、北野裕子よりご挨拶いたしました。

川裕一郎ボードメンバー

ただいまご紹介いただきました川裕一郎です。2022年3月にボードメンバーに就任し、3年半近く党の運営に関わらせていただきました。当時は地方議員が数名で、まだ国政政党ではありませんでした。厳しい状況の中、その後国政政党となり、内部の分断や党の乗っ取り工作など、色々なことがありましたが、一致団結してそれを乗り越えてきました。本当に多くの党員の皆さんに助けていただきながら、これまでやってくることができました。
先ほど代表からのお話にもありました通り、副事務局長としての立場はそのままに、新たに副幹事長という役職を拝命いたしました。この党がさらにしっかりと大きくなり、国民のための仕事ができるよう、全身全霊で活動してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

北野裕子ボードメンバー

ありがとうございます。私北野裕子、昨年11月からボードという大変大切な役目を頂戴し、この11か月間はあっという間でした。この大切な役割をお任せくださった代表、そして部長の皆様には心からお礼を申し上げます。また、一生懸命支えてくださった党員の皆様にも心よりお礼を申し上げます。
私は参政党の一議員として、引き続き党勢拡大に努め、そしてまだ選挙に興味を持っていない方々にも興味を持っていただけるような発信を引き続き沢山してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。

以上お二人からのご挨拶でした。
なお、鈴木淳議員は現在、議員派遣で海外視察に行っており、この記者会見に間に合いませんでした。改めてご挨拶をいただく機会を設ける予定です。


新ボードメンバー

次に神谷代表より新ボードメンバーを発表いたしました。

それでは新たに5名のボードメンバーを発表いたします。取りまとめは引き続き私、神谷宗幣が務めます。副代表の吉川里奈議員、幹事長の安藤裕議員、参議院議員の梅村みずほ議員、そして先ほど政調会長補佐として発表しました元衆議院議員の豊田真由子さんに入っていただきます。

豊田さんは現職議員ではありませんが、元議員としての経験をお持ちです。参政党はこれから政策をしっかりと練り上げていかねばなりません。その中で官僚経験と議員経験を併せ持つ方を探しており、豊田さんとのご縁をいただきました。

メディアの皆様はご承知のとおり、過去に失言などがあり議員を辞職された経緯もありますが、あれから時間も経ち、ご本人も深く反省されていることもお聞きしました。それでも日本の政治を前に進めたいという強い思いを持っていることも確認できました。
我が党としては過去の経緯にとらわれず、能力と思いのある方々と共に党を運営していきたいと考えています。私もよく批判されますし、ここにいるメンバーも失敗や失言を経験しています。けれども一度の失言やトラブルで政治生命が終わるのは良くないと言ってまりました。失敗があったとしても日本を良くするために政策実現をしていこうという方々の力を合わせて、参政党をより大きな党にしていきたいと考えています。豊田さんにも承諾いただき、ボードメンバー兼政調会長補佐をお願いする運びとなりました。

このあと1人ずつご挨拶いただきますので、それぞれの初心を聞いていただければと思います。それでは吉川さんからお願いします。

吉川里奈 副代表

皆様こんにちは。改めまして参政党副代表、そしてボードメンバーに就任いたしました衆議院議員の吉川里奈です。私は参政党に参加して約2年間、党員の皆様と共に歩んでまいりました。普通の母親であった私が衆議院議員のバッジを拝命し、代表の補佐として参政党の2枚目の看板を背負わせていただけるのは、党員の皆様のお力添えがあってこそだと感じております。私はボードメンバーの中では一番新人議員で政治経験も浅いですが、今後も党員の皆様の代弁者として全身全霊で取り組んでまいります。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

安藤裕 幹事長兼政調会長

この度ボードメンバーを拝命いたしました幹事長兼政調会長を仰せつかっております安藤裕でございます。参政党は参議院選挙の後、調査によっては野党第一党という立場をいただいております。国民からの期待は大変に高い反面、まだ新しい政党であり、これから実現可能な形にしていかなくてはなりません。私自身は以前から消費税廃止をはじめとする減税と積極財政で日本の経済を立て直すと言ってきたわけですが、これをより具体的にするためにも、政調会長補佐として豊田真由子さんにも今回入っていただきました。皆で力を合わせ、神谷代表を盛り立て、より信頼される党にしていきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

豊田真由子 政調会長補佐

この度参政党ボードメンバーを拝命いたしました豊田真由子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。神谷代表から党の政策や組織運営を手伝ってくれないかとお声かけを賜り、本当に色々と悩みました。
私は行政、政治を経て、民間でお仕事をさせていただいております。その中で困難な状況にある方々の声も伺ってまいりました。そうしたことも踏まえて、党を通じて今一度日本の国のために少しでもお役に立てる可能性があるのであれば頑張りたいと決断させていただきました。

私は今メディアなどでもお仕事をさせていただいておりますが、行政や政治の現場の厳しさを、もがき苦しむ皆さんのことも よく分かった上で、それなのに自分はちょっと安全な場所にいながら言いたいことを言っている、そして実際にはどういったコメントをさせていただいても、今国の中で困っている方のことを救うことができないという歯痒さ、ジレンマも抱えてまいりました。
やはり自分自身で汗をかいて、もがき苦しみながら、声を受け止めて課題を解決していくということをせねばならのではないか、と思うに至った次第であります。

もちろん、 ここに至るまでには私にもいろんな葛藤がございました。
8年前に私は本当に大きな失敗をしまして、申し訳ない思いと、自分の人生を壊し、自分の至らなさ、未熟さを恥入りながら生きてまいりました。こうした反省の上に立って、ゼロからのスタートを頑張らせていただきたいと思っております。

私は厚生労働省で長年仕事をしておりまして、ジュネーブのWHOでは日本政府の担当の外交官として仕事もしておりましたので、参政党ということに疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、神谷代表からはそうした専門性も生かして、データやエビデンスに基づいた説得力のある政策を、党員やサポーターご支援いただいている皆様のお声を最大限汲み取りながら、国と世界にとって実現可能な良い政策を作ることをやって欲しいということで、ぜひ頑張りたいと思っております。
甚だ未熟者ではございますので、ここにいらっしゃる皆様方、そして広く国内の皆様、参政党を支持される方、またそうでない方も含めて、ご指導をいただきながら誠心誠意励んでまいります。今後ともご指導よろしくお願いいたします。

神谷宗幣代表

梅村みずほ議員は現在海外に出張中ですので、帰国後に改めてご挨拶いただきます。吉川議員は5月の代表選にも出馬され、参政党の飛躍のきっかけを作っていただきました。一主婦、一国民から国会議員となり、法務委員会で思いをしっかりと訴えていただいたということで、参政党らしい副代表だということでお願いいたしました。残りの方々は私より政治経験豊富な先輩ばかりです。先輩方の力を借りて党の層を厚くし、人事、政策共に練り上げてまいります。

参政党はもともとインターネットから始まった政党であり、初期の政策は今振り返れば恥ずかしいなと思うことも訴えていたかと思います。そういった反省もあります。しかし今は党も大きくなり、いろんな方の協力も得られるようになってきましたので、安藤政調会長、そして補佐に豊田さんに入っていただいて、よりブラッシュアップした政策を作り上げ、国政選挙や国会で訴えていきたいと考えております。

新ロゴ発表

ここからは川副事務局長が司会進行を務めました。
まずは吉川ボードメンバーより新しいロゴの発表を行いました。

新しいロゴは数点の候補から運営党員が投票した結果、ダントツで一位となったデザイン案で決定しました。ロゴマーク自体はそのままで書体が変更となっています。

次期衆院選候補者発表

続いて神谷代表より衆議院選挙の第一次公認候補予定者の発表を行いました。
今回は39名の発表です。

【青森県第1区】加藤 勉(かとう つとむ)・新人
【岩手県第1区】佐々木 大成(ささき たいせい)・新人
【茨城県第1区】川端 絢美(かわばた あやみ)・新人
【栃木県第1区】大森 紀明(おおもり のりあき)・新人
【群馬県第4区】青木 ひとみ(あおき ひとみ)・新人
【群馬県第5区】木暮 智貴(こぐれ ともき)・新人
【千葉県第4区】工藤 聖子(くどう さとこ)・新人
【千葉県第8区】宮本 寛之(みやもと ひろゆき)・新人
【千葉県第13区】中谷 めぐみ(なかや めぐみ)・新人
【神奈川県第1区】髙橋 徳美(たかはし のりみ)・新人
【神奈川県第14区】先沖 仁志(さきおき ひとし)・新人
【神奈川県第18区】鈴木 敦(すずき あつし)・現職
【神奈川県第19区】室井 一真(むろい かずま)・新人
【東京都第1区】吉川 里奈(よしかわ りな)・現職
【東京都第3区】植木 洋貴(うえき ひろたか)・新人
【東京都第10区】安田 伸(やすだ しん)・新人
【東京都第18区】徳永 由紀子(とくなが ゆきこ)・新人
【東京都第22区】鈴木 美香(すずき みか)・新人
【東京都第24区】與倉 さゆり(よくら さゆり)・新人
【新潟県第2区】平井 恵里子(ひらい えりこ)・新人
【新潟県第4区】大矢 寿乃(おおや ひさの)・新人
【石川県第1区】川 裕一郎(かわ ゆういちろう)・新人
【長野県第2区】竹下 博善(たけした ひろよし)・新人
【静岡県第4区】髙田 晃宏(たかだ あきひろ)・新人
【滋賀県第3区】北野 裕子(きたの ゆうこ)・現職
【大阪府第10区】井上 誠也(いのうえ ともや)・新人
【大阪府小選挙区未定】池上 和日子(いけがみ わかこ)・新人
【兵庫県第6区】谷 浩一郎(たに こういちろう)・新人
【兵庫県第10区】藤原 誠也(ふじわら せいや)・新人
【和歌山県第1区】林元 政子(はやしもと まさこ)・新人
【岡山県第1区】廣森 志穂(ひろもり しほ)・新人
【山口県第1区】山﨑 珠江(やまさき たまえ)・新人
【山口県第3区】島村 薫(しまむら かおる)・新人
【香川県第1区】氏名非公開・新人
【愛媛県第1区】原田 慎太郎(はらだ しんたろう)・新人
【高知県第1区】金城 幹泰(きんじょう みきひろ)・新人
【佐賀県第1区】重松 貴美(しげまつ たかみ)・新人
【大分県第1区】野中 しんすけ(のなか しんすけ)・新人
【宮崎県第1区】滋井 邦晃(しげい くにあき)・新人

第一次衆議院議員選挙公認候補予定者 39名
・男性 21名
・女性 18名
・平均年齢 44歳

質疑応答

(質疑応答については配信をご確認ください)

次回はおよそ1ヶ月後の開催を予定しています。

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