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2025.2.28

参政党定例記者会見報告 2月26日(水)

参政党は令和7年2月26日に定例記者会見を行いました。
司会は吉川りなボードメンバーが務めました。

まず始めに党代表の神谷宗幣よりご挨拶いたしました。


「皆さんこんにちは。本日もお集まりいただき、ありがとうございます。

質問主意書について
定例ですが本国会でも9本の質問主意書を提出し、そのうち6本に対して回答をいただいている状況です。特に今回は、『外国人の土地取得の規制に関する質問主意書』『外国資本による日本の鉱業権取得と国益に及ぼす影響に関する質問主意書』について、質問に対する回答を受け取りました(リンク)。しかしながら、国の制限が非常に弱いと感じています。

こういったところは、ぜひ国民の皆さんにも知っていただいて、日本の経済状況は依然として厳しく、人口も減少しています。このまま規制が緩い状態が続けば、外国資本がどんどん土地を買収してしまう恐れがあります。引き続き、質問主意書を通じてこの問題を追及していきます。
その他に関しましても、党のホームページにも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

国会について
次に、最近の国会の動きについてお話しします。
自民党は予算を通すために維新と組む形となりました。
我が党も衆議院選挙では「減税」を求めてきました。とにかく今、国民の経済状況は非常に厳しく、倒産件数も増えています。
参政党でも以前の離党理由では「党の政策が合わない」ということが多かったのですが、最近では約8割が「経済的に厳しく、月額1000円の党費を支払えなくなった」というものでした。国民の生活が本当に厳しいと感じています。

国民民主さんの言われる減税を実施するためには、7〜8兆円規模の財源が必要ですが、政府は維新さんの「教育無償化」の提案の方が、出が少なく入りが多いということで計算されたと思います。
しかし、これは国民に対する政府の裏切りではないかと感じています。何のために選挙をやっているんですか、選挙は民意を問うためにやっています。
選挙で「減税」を掲げた党が得票を伸ばしたにもかかわらず、その民意が政策に反映されないのは国民の怒りを買うと言いたい。

また、教育無償化についても、公立高校の元教師としての立場から懸念を感じています。私学まで無償化すると、必ず教育の質が落ちます。これから大学への補助という話も出ていますが、いい加減にしておくべきだと思います。
私学までサポートすると、本来は定員割れで廃校しなくてはいけないところまで生き残らせたり、さらには維持するために留学生を増やすなどの施策が取られ、教育の目的より経営が先に立ってしまい、教育が崩れて公立の先生が割を食う形になります。
申し訳ないですが大阪では維新さんの政策により、学校の先生は本当に大変で、給与が下がり、人も集まらないという実情もあります。それに拍車をかけるようなこうした教育無償化政策は、今はそれで票が入ると思われているかもしれませんが、非常に妥協の産物であり、お金と票と自分たちの意見を通す、ということにしか目がいってない。

本当にやるのであれば、国民の生活をもっと重視しないといけないし、どういう教育をすれば子供たちのためになるのか、というところをしっかり考えないといけないのに、お金だけで見てしまってるところが非常に残念。それで予算が通ってしまう。
おそらく国民民主さんも怒っておられると思いますが、我々も減税を訴えた側の党として、非常に不満が残るような動きが起きていると感じています。

国外について
国外に目を向けると、先月も申し上げましたが、トランプ大統領が就任し、いろんな大統領令を一気に出されたことで、世界の政治に激震が走っていると思っています。

例えば、

  • 脱炭素政策の廃止
  • USAID(国際開発庁)の資金供給の停止、お金の動きの追求
  • ロバート・ケネディ・ジュニア氏が厚生労働の担当になったことにより医療や薬、農薬に関する政策の見直し
  • CIAやFBIの取締官が変わったことで過去の犯罪や事件の情報公開がなされるのでは

ぜひメディアの皆さんは逐一報道していただき、何が今アメリカで起きていて、それに対して世界各国がどんな反応なのかを知らせていただきたい。
残念ながら日本のメディアを見ていても、アメリカが大きく方向転換をしようとしていることを分析するというよりは、「アメリカで変なことをやっている」「トランプさんが無茶なことをやっている」「イーロンマスクさんが無茶なことをやっている」といった論調が多く、そのような主観に働きかけるような報道ではなく、「事実として何が起きているのか」というところをもっと知りたいと思います。
それにによって我が国はどうするのか、というところです。

例えば、脱炭素は日本はGX(グリーントランスフォーメーション)で10年間で150兆円もの官民での投資を計画していますが、日本だけでやっていても全く地球環境は変わりません。ただの「環境保護ビジネス」になってしまいます。
そういったところをしっかりと我々もチェックをして、国民や党員の皆さんに情報を伝えて いかないといけない、と考えているところです。

党について
党の話になりますと、新しいポスターシリーズを発表しました。
政治に関心を持っていない方々にも知ってもらいたいということで、「政治はロックだ」というちょっと変わったキャッチコピーを掲げたところ、賛否両論が巻き起こりまして、お叱りとお褒めと両方受けておりますけれども、今月から毎月新しいポスターを出して、メッセージを届けていきたいと考えています。
国民の皆さんにとにかく政治に関心を持って考えてもらいたい、というメッセージ性のあるものにしていきたく、是非またご意見をお寄せいただければ、ポスター作りに反映をさせたいと思っています。

また、3月9日には党大会を開催します。年1回ですので、党員・役員の皆さんにはぜひ参加していただきたいと思います。
ここでいよいよ、2年間をかけて作成した参政党の「憲法草案」を発表する予定です。ここで党員の皆さんにまず投げてから、5月17日に行われる3000人規模の政治資金パーティーまでに、党員の皆さんの意見を入れて、最終発表を行う予定です。また、6月にはこの憲法に関わる書籍を出版する予定です。

参政党は、憲法=国のあり方、ビジョンまで掘り下げて、皆さんに提案します。
政策の根幹にはビジョンが必要であり、そのビジョンを構築するためには哲学や思想が大事です。そこまでしっかりと考えていかないと、どういう政治をすればいいかという話になりません。
なぜ憲法なんだ、と言われるかもしれませんが、そういったことが分かってもらえるような憲法案を2年越しで作ってきたので、それを発表する機会をいただきたいと思います.

最後に、いま党の広報として、党員の皆さんに協力を得て、毎日ショート動画を配信し、さまざまな質問にお答えする企画を行っています。
しかし、真面目な回答をするよりは、私がエプロンをつけて料理を作る動画がバズっているということで、そこですか?という感じなのですが(笑)、親しみを持ってもらう意味でもそういったものもどんどんやっていきたいと思いますので、そのような広報もやっているんだなということもお知りおきいただきたいと思います。

私からの報告は以上です」

続いて地方選挙の結果について、ボードメンバーの北野ゆうこより報告いたしました。

現職議員の入党 発表無し

地方議員選挙結果
岡山県倉敷市議会議員選挙:真田 意索(さなだ いさく)・現職
https://sanseito.jp/news/n725/
大阪府茨城市議会議員選挙:片岡 誠(かたおか まこと)・新人
https://sanseito.jp/news/n715/
和歌山県岩出市議会議員選挙:牛田 佑佳(うしだ ゆか)・新人
https://sanseito.jp/news/n843/
愛媛県西条市議会議員選挙:八木 邦靖(やぎ くにやす)・新人
https://sanseito.jp/news/n1303/

第29次地方選挙公認予定者
https://sanseito.jp/candidate/

令和7年4月選挙
富山県富山市議会議員選挙 金山 茜(かなやま あかね) ・新人
静岡県磐田市議会議員選挙 宮崎 真理子(みやざき まりこ)・新人
島根県隠岐の島町議会議員選挙 山田 浩太(やまだ こうた)・現職

令和7年7月選挙
島根県美郷町議会議員選挙 中原 しんや(なかはら しんや)・新人

地方選挙予定(直近3ヶ月以内)
https://sanseito.jp/candidate/

令和7年3月選挙
東京都小金井市議会議員選挙 齋藤 康夫(さいとう やすお) ・現職
広島県廿日市市議会議員選挙 三宅 洋一(みやけ よういち)・新人

令和7年4月選挙
鳥取県大山町議会議員選挙 豊 哲也(ゆたか てつや)・現職
福井県若狭町議会議員選挙 中村 美穂(なかむら みほ)・新人
長野県小海町議会議員選挙 黒澤 敦史(くろさわ あつし)・現職
島根県隠岐の島町議会議員選挙 山田 浩太(やまだ こうた)・現職
富山県富山市議会議員選挙 金山 茜(かなやま あかね) ・新人
静岡県磐田市議会議員選挙 宮崎 真理子(みやざき まりこ)・新人
長野県飯田市議会議員選挙 松岡 秀治(まつおか ひではる)・新人
埼玉県飯能市議会議員選挙 パタソン ひとみ(ぱたそん ひとみ)・現職
神奈川県鎌倉市議会議員選挙 津野 てるひさ(つの てるひさ)・新人

「以上、12名が選挙を控えておりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。地方選挙の案内については以上となります」

続いて、ボードメンバーの鈴木あつしより、参政党の国会活動についてご報告いたしました。

「今月は野党の『政策責任者協議会』が断続的に開かれ、議員立法を含めた協議が行われております。成果の一つとして、議員立法も我が党にご提案いただき、公職選挙法改正案については、衆法9号について我が党も共同提出し、北野議員が提出者となりました。

現在、予算委員会が進行中で、年内の成立を目指して大詰めの状態となっております。野党協議会でも申し上げておりますが、各党が功を競うという状態ではないので、野党で協力できるところはやりましょうと言っている最中でのこういった行動でありました。
私見を述べるわけではありませんが、志はかつては一緒であったはずの方々ではないかと思いますが、予算審査も継続して我が党でも審査をしている状態です。
予断を許さないので、この場ではお答えを差し控えさせていただきますが、法案の賛否についても引き続き検討させていただいている次第です。

続いて、副代表の川裕一郎より、事務局からの連絡を行いました。

説明会の開催
第2弾となる「党スタッフ募集 兼 候補者説明会」を開催いたします。先月の説明会では30名の方が参加し、多くの方が採用されました。秘書など党スタッフとして政治を学び、地方選挙や国政選挙に挑戦する機会にもなります。今週日曜日 17:00〜18:30に赤坂の党本部で開催いたします。参加希望の方は、党のホームページよりお申し込みください。

党員システムのリニューアル
党員システムが新しくなりました。これまでクレジットカードの対応がVisa・MasterCardのみでしたが、American Express(AMEX)、Diners Club も使用可能となりました。また、運営党員の党費が4,000円から2,500円に引き下げられました。運営党員は党の運営に関わることができるため、多くの方に入党いただきたいと思います。

街頭演説会の開催
本日16:30〜19:00、有楽町駅前広場にて街頭演説会を開催いたします。
街頭に立つメンバーは、東京都議選立候補予定者の3名、全国比例立候補予定者、(鈴木ボードは公務のため不参加ですが)ボードメンバー4名も参加し、YouTubeも配信いたします。ぜひご参加・ご視聴ください。
私からは以上です。よろしくお願いします」

続いて神谷代表より次期参院選公認候補予定者の追加発表を行いました。

岩手選挙区:及川 大輔(おいかわ たいすけ)・新人
秋田選挙区:佐藤 美和子(さとう みわこ)・新人
富山選挙区:田保 智世さん(たぼ ともよ)・新人
福井選挙区:千田 崇裕(せんだ たかひろ)・新人
山梨選挙区:永田 己貴(ながた みき)・新人
三重選挙区:難波 聖子(なんば せいこ)・新人
滋賀選挙区:中田 あい(なかた あい)・新人
広島選挙区:小石 美千代(こいし みちよ)・新人

第27回参議院選挙公認候補予定者
全国比例 4
選挙区 40
合計 44

平均年齢 47歳
男女比:男性24名(55%) 女性20名(45%)

「青森・福岡・福島・鹿児島の4選挙区は現在も候補者を募集しております。ぜひご応募ください」

続いて、全国比例公認候補予定者の紹介を行いました。

安藤 裕(あんどう ひろし)

「皆さん、こんにちは。ご紹介いただきました安藤裕と申します。私は2012年から2021年まで、3期9年間、自民党で衆議院議員を務めておりました。参政党からは前回の衆議院選挙で京都6区から立候補させていただきました。今回改めて参議院の全国比例で立候補することになりました。よろしくお願いいたします。

私は自民党にいる時から「経済の再生を進めなければならない」と考え、取り組んできました。特に消費税の問題については、減税、さらにはコロナ禍においては消費税ゼロも訴えてきました。引き続き、消費税廃止を訴えていきたいと思います。

現在、「財務省解体デモ」が各地でニュースになってきております。国民の怒りは、これまでの30年間、日本経済が停滞し、全く景気の良い時代を知らない世代が半分を占めるようになってしまいました。その怒りが、まさに今、沸点に達しようとしていると思います。そのためにも、「経済の再生こそが国防の第一線」という考えのもと、引き続き経済の再生を訴えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます」

岩本 麻奈(いわもと まな)

「岩本麻奈です。私は新人なので、このような場にはまだ慣れておらず、すみません。
私は医師として、国内外の臨床現場を主に見てまいりました。日本の医療に今最も足りないのは、皆さんも感じていらっしゃると思いますが、やはり「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)」です。その中でも「統一電子カルテ」の導入は不可欠です。先進国では90%以上、エストニアでは100%導入されているのに対し、日本ではわずか0.何%という状況です。現在、政府は2030年までの導入を目指していますが、そんなに待っていられません。

統一電子カルテが導入されれば、例えば薬の重複やいらない薬、検査が省かれ、健康を守ることにつながります。また、外国人の「保険ただ乗り」問題も一緒に解決されます。さらに、混合診療の解禁に向けた第一歩にもなり、コロナワクチンの副作用などのデータも一元化され、はっきりエビデンスが示されるようになりますので、これは、ぜひ早急に進めるべきだと思います。

最後に日本が統一電子カルテを導入すれば、世界にはないアドバンテージを持つことができます。それは、日本の国民が真面目であり、健康診断や人間ドックなどの検査を頻繁に受けるという文化です。このビッグデータをAIと組み合わせれば、日本は「個別化医療」の先進国になれるでしょう。

私は「健康は自分の手に」ということで「あなたの健康は、あなたの手の中に」データを国民みんなが守るということに注目してやっていきたいと思います。ありがとうございました」

山中 泉(やまなか せん)

「私は1980年にアメリカの大学へ留学し、空手をやっていました。当時の日本は、非常に元気があり、日本人も日本企業も勢いがありました。しかし、私は仕事の関係で日米を行き来する中で、この30年間で日本がどんどんアメリカのおかしな部分ばかりを取り入れてしまっていると感じています。

例えば、最近のアメリカでは、バイデン政権が誕生してから一気に石油やガソリン価格が高騰し、それによって食品価格も急騰しました。このアメリカの3〜4年で起きてきたことが、今まさに日本でも起きています。私は3年前から言っていました「これは必ず日本に来る」。そしてまだまだもっと来る。しかし、日本の政治家はこの30年間、何もしてこなかったのです。

私は昨年7月にアメリカの共和党の党大会、12月の保守系若者団体の集会に参加しました。そこで感じたのは、トランプ大統領誕生による「トランプ革命」によってアメリカが大きく変わろうとしていることです。毎日みなさんがテレビで見ていた、経済新聞も朝から晩まで報じていたバイデン政権の再エネとはまるっきり逆のことが起きています。世界、特にアメリカはそちらの方に走り出していて、ヨーロッパも必ずアメリカに追随する動きが来ます。

昨日出てきたニュースですが、国連で北朝鮮とロシアと、そしてアメリカが同意するような状況が起きてしまっている。ありえなかったことが今、世界の中で起きているという劇的な変化の中で、日本の国会中継を見ていると、がっかりします。世界の最先端の動き、今までと逆回転していることとはまるで関係なく、日本はずっとのんびりやっているなと感じます。

なんとかこの選挙を通じて、国民一人ひとりが気づくきっかけになれれば、そういう訴えをしていきたいと思います。ありがとうございます」

松田 学(まつだ まなぶ)

「松田学です、こんにちは。私は参政党の創設メンバーと言われておりますが、神谷さんとともにこの党を立ち上げ、育ててきた人間の一人です。今回、参議院選挙に立候補予定者となりました。

私が参政党を作るに至った経緯を振り返りますと、先ほど「財務省解体」という話が出てましたが、私はもともと財務省の出身です。「財務省にいるだけでは日本の再生はできない」という思いで政界に出た人間です。

私が大蔵省(現財務省)にいた頃、アメリカの金融資本が日本を「植民地化」していくことが現場でよく分かりました。「これではいかん」という思いで、かつて石原慎太郎氏が結党した「立ち上がれ日本」という政党から政界に進出しました。
維新の会とも合流し、衆議院議員を務めました。しかし、政治家がいくら「日本の自立」「日本の独立」を叫んでも、国民の意識、国民の合意がないと日本は本当の自立はできない、経済はどんどん吸い取られるだけだと。その構造を転換しなくてはいけない、そのためには、「党員が主役となる政党」を作ろうと。その点で神谷さんと意見が一致し、参政党の結党に参画しました。

私自身は2022年の参議院選挙全国比例、そして昨年10月の総選挙に東京ブロック比例にも出ましたので、この党では今回で3回目の挑戦となりますが、結党した人間として、党の理念、そして政策作りにも携わってきた人間として、国政の場でしっかりと党員の思いを実現する責任があると考えています。なんとしてもこの党を国政の場で力をつけていくことでお役に立ちたいと思っています。

私たちがこれまで訴えてきたことが、トランプ政権のもとで次々と現実のものになっています。世界が大きく変わろうとしています。街頭や自分のチャンネルでも言ってますが、やはりメディアが世界の状況を捉えて報道していくということが、とっても大事だと思っています。

トランプ大統領が主張しているかなりの部分は、参政党が昔から訴えてきたことと同じです。時代が大きく転換する中で、日本はこの参政党を軸とした政治勢力がもっと台頭しないと、日本はこのままどこかの国の植民地になりかねない、という思いでこの参議院議員として6年間頑張りたいということが1つあります。

それから今減税をいまみなさんが求めています。減税を実現するための具体的なプランも私は持っています。霞が関を動かしながら実行に移すことが、私の重要な任務だと考えています。
党員の思いを実現するために、今回どうしても勝ち抜きたいということで立候補予定者となりました。
そしてそのことが日本の再生・再興に少しでも繋がっていけばと思います。

参政党が大きな発信力を持つためには、議員をもっと増やさなければならない、という意味で、この参議院選挙は極めて重要です。全国で立ち上がっている皆さんと一緒に、参政党の発展に貢献していきたいという思いで頑張っていきます。よろしくお願いいたします」

神谷代表
「今、4名の方にご挨拶をいただきました。まだお仕事の関係で発表できない候補者の方もいらっしゃいますが、あと数名を加え、比例だけでも7名、8名の候補者になります。45の選挙区と合計53名ほどで戦う形になるかと思います。

年齢や構成については先ほどお話ししましたが、選挙区すべてに候補者を擁立する党はなかなかないと思います。そういう点では、自民党に次ぐ候補者数になるのではないかと考えています。早くテレビの討論会などに呼んでいただきたいのですが、4人では参加できないということなので、引き続き他の党から参政党に参入する方を募っていきたいと思います。

また、討論会などで参政党の主張を正確に聞いていただければ、松田さんが仰ったように、世界の流れに合致する政策を掲げてやっていると自負しておりますので、メディア各社の皆さんにも、新聞には各社来ていただいていますが、テレビなどのメディアにももっと取り上げていただきたいと思っています」

5月17日 政治資金パーティー
そして、本日発表したメンバーを含め、45名の候補者全員そろいまして、5月17日にベルサール高田馬場にて参政党の政治資金パーティーを開催したいと考えています。
入ってきたお金は帳簿に記載しないということは一切なく、すべてガラス張りにして使っていきます。そういった政治資金パーティーを開催しますので、ぜひご参加ください。
本日3時から募集開始でページがオープンになっておりますので、ライブ配信や録画でこの動画を見た方は、参政党のホームページからお申し込みいただければと思います。
参政党フェス2025『飛躍』特設ページ

また、本日ご紹介した4名、5人のボードメンバー、45人の候補者、4人の都議選候補者が、全員がスピーチや演説大会で登壇します。ぜひ生の声を一堂に会して聞いていただければありがたいです。
私からは以上です」

次に質疑応答を行いました。
*一部抜粋・全体については動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=bxk5UOda9Ps

Q. 維新の会が提唱している参議院選挙の予備選について伺います。以前、具体的なアプローチはないというお話でしたが、その後何か進展はありましたか?(共同通信)

A.正式に私の方には来ていませんし、すでに時期を逸しているのではと感じています(神谷)
担当の方から私のところに話は来ていますが、代表がおっしゃったように、もう2月も終わりますので、予備選をする段階にはないと考えています(鈴木)

Q. 昨日、新年度予算案の修正をめぐって自民・公明と日本維新の会で教育無償化の具体策などが合意となりました。少数与党の中で、維新の協力で予算が成立する見通しですが、この件についてどう受け止めていますか?(NHK)

A. 冒頭でも述べましたが、予算を通すことは与党の役割として重要です。ただ、国民が何を望んでいるのか、ということだと思います。
官僚が作った予算案に国民が賛同しているのか。その信を問うのが選挙だったはずで、選挙で一定の民意が示された。それに沿わない形で与党と一部野党が数を揃えて押し通すような形では、何のための選挙だったのか。
こうしたやり方を許してしまうと、次の参議院選挙や解散総選挙でも、国民が示した民意とは関係なく、与党と一部の野党が結託して数の力で押し切ることが可能になってしまいます。これは国民の皆さんにとっても許しがたいやり方だと思います。
私は、国民の皆さんに伝えたいのは『中途半端に負けさせるのではなく、徹底的に負けさせないと政治は変わらない』ということです。この考えに共感していただいて、今の政権のやり方に対して、明確にNOを突きつけることが大事ではないかと思っています(神谷)

Q. 政府の予算案に対して賛成なのか反対なのか、また修正案や組み替え動議の提出を検討しているのか、現時点での参政党のスタンスをお聞かせください(NHK)

A. 先ほど鈴木さんからもお話がありましたが、現在、参政党は野党間の協議に参加しています。単独ではなくしっかりと他の野党と話し合いながら対応を決めていきます。我々は衆議院に3名しか議員がいませんので、単独で動くよりも他党と足並みを揃えた方が、より政府に意見を突きつけられると思います。そこは慎重に協議を進めていきます(神谷)

Q. 来週アメリカで核兵器禁止条約の締約会議が開かれます。政府はオブザーバー参加しないと発表していますが、参政党として議員派遣をする予定はありますか(中国新聞)

A. 現時点では、我が党として議員派遣をする予定はありません(神谷)

Q. これに関連して、参政党の核兵器禁止条約に対するスタンスを改めてお聞かせください。政府はオブザーバー参加すべきだとお考えですか(中国新聞)

A. 私は以前から街頭演説などでも申し上げていますが、岸田総理が「核のない世界がいい」とおっしゃる点には私も賛同します。しかし、現実問題として、強国が核の抑止力によってパワーバランスを取っているのが現状です。日本もアメリカの核の傘の下で国防を依存している状況にあるため、主体的にモノが言える状況ではないと考えています。
まず、アメリカに対してもしっかりと「日本はこうしたい」「こう考えている」という国防政策を伝えられる状態を作るべきです。現状では、パフォーマンスとして何を言っても笑われて終わるでしょう。
そのため、憲法を含めた国防体制をどう構築し、日本が自国をどう守るのかという大きなビジョンを描き、青写真を作ってから核の議論をすべきです。核の問題だけを切り取って「賛成」「反対」と言っても、他国からは「日本は何を言っているんだ」と見られてしまいます。
まず、日本の国防体制をどう再構築するかというグランドデザインを、国民と政治家が一緒になって考えていくことが重要だと考えています(神谷)

最後に鈴木あつしボードメンバーよりご挨拶いたしました。
「今月は予算が衆議院で、来月から参議院での審査が始まります。また、先ほど申し上げた通り、野党の協議会が進行中であり、我が党としても主張していきたいと考えています。すぐに結論が出るものではありませんので、折を見て発表させていただきます。本日はありがとうございました」

次回は3月下旬を予定しています。

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