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2026.8.03

参政党 定例記者会見報告 令和8年7月28日(火)

参政党は2026年7月28日16時より定例記者会見を開催し、閉会した国会での論戦の振り返り、地方選挙の結果および公認候補予定者の発表、そして今後の党活動について説明しました。司会は最上佳則ボードメンバーが務めました。

1.代表挨拶

神谷宗幣代表より、前回の記者会見から本日までの期間における、国会での動きや主な取り組みについて報告が行われました。

● 会期末の国会攻防と全国での街頭演説について

神谷代表は冒頭、国会終盤での与野党の攻防について触れ、特に「副首都法案」や「議員定数削減法案」に対する強硬な国会運営を強く批判しました。
十分な予算審議や党首討論の時間が確保されないまま、終盤になって与党側から重要法案が議員立法で提出されたことについて、「野党が反対することを見越した上で、数に頼って押し切ろうとする姿勢だった」と指摘。野党側が審議を中断して抗議した際には、与党側から「サボっている」「夏休みに入った」といったプロパガンダがなされ、その意図が正確に報じられなかったことに悔しさを滲ませました。

この状況を打破するため、急遽7月1日に臨時街頭演説を実施し、国民の皆様に現在の状況を訴えました。総理に対しては「選挙区を与党の都合のいいように変更するゲリマンダーに近い」と直接問いただしました。会期延長が決まった7月中旬には、党所属の国会議員が手分けをして全国47都道府県を回り、今国会で起きた問題について各地で説明を行ってきたことを報告しました。

● 沖縄県知事選挙への推薦決定

7月20日には、今年9月に予定されている沖縄県知事選挙において、候補予定者の古謝げんた氏と政策協定を結び、党として推薦を出すことを発表しました。
これまで知事選においては宮城や福井などで支援という形で関わってきたものの、党として「推薦」を出すのは今回が初となります。今後は党を挙げて応援をしていく方針を示しました。

● ネット上に広がる「フェイクニュース」や「切り取り」に強く反論

会見の中で神谷代表が特に強調したのが、ネット言論における参政党に対する誤った情報や切り取り報道に対する反論です。党の真意と異なる情報が拡散されている点について、以下の通り具体例を挙げて訂正を行いました。

  • 定数削減について
    「比例区のみを削減する」という小政党に不利益で横暴な手法であることに対して抗議している。定数削減そのものに反対しているのではない。
  • 副首都法案について
    副首都についての議論のプロセスや設定のあり方に疑問を呈し、再提出を求めている。首都直下地震などに備えたバックアップ機能のある副首都の創設自体には一切反対していない。
  • 消費税について
    消費税については「段階的な廃止」を主張している。政府が検討する食料品のみの減税案に対しては、手続きの煩雑化や2年後の増税ショックなどのマイナス面から、やるのであれば「一律減税(8%や5%への引き下げ)」を実施すべきだと訴えている。参政党が減税に反対しているというのは真逆である。

神谷代表は「主張していないことで反対されたり叩かれたりするのは非常に悪質だ」と述べ、会見に出席のメディアに対して、政策の真意や違いを正確に報道・発信することを要望しました。

● 臨時国会に向けた今後の抱負

今後約2ヶ月間の国会閉会中の取り組みとして、参政党が「何を指針とし、何に反対し、どのような政策提案を行っているのか」を整理し、国民へより分かりやすく発信していくことを最重要課題として掲げました。神谷代表は「臨時国会に向けて、しっかりと皆さんに政策を広めていきたい」と意気込みを語り、冒頭の挨拶を締めくくりました。

2.地方選挙の結果

次に吉川里奈副代表より直近の選挙結果について報告がありました。この結果、党所属の地方議員数は合計228名となりました。(リンク

直近の地方選挙において、以下の3名が当選しました。
兵庫県加古川市議会議員・山下 聖(やました さとし)
兵庫県加古川市議会議員・北 利和(きた としかず)
福井県越前市議会議員・吉澤 尚史(よしざわ たかふみ)

3. 公認候補予定者の発表

次に豊田真由子政調会長より、今後行われる地方選挙に向けて新たに38名の公認候補が発表されました。

● 第47次 公認合格者(リンク

  • 東京都西東京市議会議員選挙:大濱 龍忠(おおはま たつただ)
  • 栃木県宇都宮市議会議員選挙:相山 亮(あいやま りょう)
  • 千葉県木更津市議会議員選挙:前田 行紀(まえだ ゆきのり)
  • 東京都世田谷区議会議員選挙:岡川 大記(おかがわ たいき)/松岡 登志子(まつおか としこ) /吉野 有里(よしの ゆり) /山本 昂希(やまもと こうき)
  • 東京都新宿区議会議員選挙:松下 貴子(まつした たかこ) /柴田 顕嗣(しばた けんじ)
  • 東京都板橋区議会議員選挙:本橋 剛(もとはし たけし)
  • 東京都三鷹市議会議員選挙:大塚 善久(おおつか よしひさ)
  • 神奈川県平塚市議会議員選挙:下田 益子(しもだ ますこ)
  • 神奈川県藤沢市議会議員選挙:和田 道子(わだ みちこ)
  • 新潟県議会議員選挙(上越市選挙区):伊崎 博幸(いざき ひろゆき)
  • 富山県議会議員選挙(富山市第一選挙区):斉藤 匠(さいとう たくみ)
  • 石川県津幡町議会議員選挙:中島 敏勝(なかしま としかつ)
  • 長野県軽井沢町議会議員選挙:小林 天馬(こばやし てんま)
  • 岐阜県岐阜市議会議員選挙:小澤 大輔(おざわ だいすけ)
  • 岐阜県高山市議会議員選挙:甲斐 香里(かい かおり)
  • 愛知県名古屋市議会議員選挙(千種区選挙区):中村 吉弘(なかむら よしひろ)
  • 愛知県瀬戸市議会議員選挙:平床 美知子(ひらとこ みちこ)
  • 愛知県春日井市議会議員選挙:柳田 はづき(やなぎだ はづき)
  • 愛知県一宮市議会議員選挙:内山 武久(うちやま たけひさ)
  • 京都府京都市議会議員選挙(左京区選挙区):小松 広明(こまつ ひろあき)
  • 大阪府大阪市議会議員選挙(淀川区選挙区):嘉志摩 諭史(かしま さとし)
  • 大阪府大阪市議会議員選挙(城東区選挙区):上村 宜行(うえむら よしゆき)
  • 大阪府堺市議会議員選挙(堺区選挙区):池上 和日子(いけがみ わかこ)
  • 大阪府高槻市議会議員選挙:井上 誠也(いのうえ ともや)
  • 大阪府大阪狭山市議会議員選挙:寺西 久示(てらにし くみ)
  • 徳島県徳島市議会議員選挙:山本 光輝(やまもと こうき)
  • 福岡県議会議員選挙(福岡市早良区選挙区):市原 礼子(いちはら れいこ)
  • 福岡県議会議員選挙(福岡市博多区選挙区):池田 耕治(いけだ こうじ)
  • 福岡県福岡市議会議員選挙(西区選挙区):吉田 紀子(よしだ のりこ)
  • 福岡県筑紫野市議会議員選挙:松尾 はるな(まつお はるな)
  • 佐賀県議会議員選挙(鳥栖市選挙区):重松 貴美(しげまつ たかみ)
  • 佐賀県伊万里市議会議員選挙:中島 泰威斗(なかしま たいと)
  • 長崎県佐世保市議会議員選挙:佐々木 浄榮(ささき じょうえい)
  • 熊本県熊本市議会議員選挙(南区選挙区):竹崎 浩樹(たけざき ひろき)

4. 直近3か月以内の地方選挙(13名)

続いて今後3ヶ月以内に予定されている地方選候補者について発表しました。(リンク

● 令和8年8月選挙(4名)

  • 和歌山県和歌山市議会議員補欠選挙:森川 佳紀(もりかわ よしき)
  • 大阪府松原市議会議員選挙:村川 航介(むらかわ こうすけ) /森川 弥生(もりかわ やよい)
  • 高知県安芸市議会議員選挙:金城 幹泰(きんじょう みきひろ)

● 令和8年9月選挙(9名)

  • 新潟県胎内市議会議員選挙:佐久間 慶子(さくま けいこ)
  • 沖縄県沖縄市議会議員選挙:新里 和也(しんざと かずや) /吉田 悠里(よしだ ゆうり) /高江洲 義経(たかえす よしつね)
  • 沖縄県石垣市議会議員選挙:平得 博之(ひらえ ひろゆき) /徳村 政倫(とくむら まさつぐ)
  • 沖縄県宜野湾市議会議員選挙:小渡 久美(おど くみ)
  • 沖縄県恩納村議会議員選挙:齋藤 舞湖(さいとう まいこ)
  • 群馬県館林市議会議員選挙:秋元 祥光(あきもと よしあき)

5. 事務局連絡

事務局長を兼任する神谷代表より、党員への連絡事項、および今後予定されているプロジェクトや募集案件についてアナウンスが行われました。

● 年内の地方選挙に向けた「重点区」候補者の募集

年内に予定されている地方選挙に向け、重点区の候補者一覧が提示されました。
直近の沖縄統一地方選をはじめ、兵庫県川西市、新潟県燕市、青森県内の選挙区などで候補者を積極的に募集しています。政治への挑戦を検討している人に対し、早めの公募・エントリーを呼びかけました。(リンク

◆ 夏休み特別講演「これからの教育政策」&候補者募集説明会

地方議員公募に向けたオンライン説明会の開催が発表されました。(リンク

  • 日時:8月4日(火)21:00〜
  • 形式:オンライン(事前申し込み制・参加無料)
  • 内容:参政党が掲げる「地方での教育政策」に関する約30分の講義を行った後、公募説明会を実施。

● 夏休み中高生向け特別企画「学校じゃ教えてくれない現代社会の生き残り方」

中高生やそのご家族を対象とした夏休み特別企画イベントを開催します。
変革する社会や政治に関心を持つきっかけ作りとして、今後の社会で必要な力に関する講話や、国会見学、クイズ大会などを実施予定です。
告知開始から1週間でほぼ満席となっており、残席は残り20名〜30名であることが報告されました。(リンク

  • 日時:8月17日(月)12:30〜17:00
  • 内容:神谷宗幣特別講演会・国会見学会・クイズ大会
  • 対象:党員・サポーターの中高生とそのご家族

● DIYスクール第7期「日本文明の再定義」10月開校

参政党の学びの場である「DIYスクール第7期」を10月10日より開校いたします。本日より公式ホームページにて詳細が公開されました。
反グローバリズムの真意や、日本の歴史や先人の思いを学び直すことで、世界の潮流に流されない自律した国家像を模索します。また若い世代の参加を促すため、今回から40歳以下の通学コース受講料が半額に設定されました。(リンク

  • テーマ:「日本文明の再定義〜グローバリズムに飲み込まれない国づくり〜」
  • 受講形態:会場受講(定員約100名)およびネット受講
  • 対象:参政党員(党員で無い方は入党してからお申し込みください)

◆ 党員の意見を集約する「参政党政策ラボ」の立ち上げ

党員参加型の政策作りをさらに強化するため、分野ごとの専門チーム「政策ラボ」を新設します。党員からの個別要望やアンケートだけでなく、各分野のスペシャリストの知見を構造的に集約し、政策・法案作成に活かしていきます。

  • 対象分野:農林水産業、AI・IT・情報通信、医療・福祉・介護、教育・学習支援、金融・保険、建設・不動産、エネルギー・環境インフラ、製造業、運輸・物流、観光・飲食・生活関連サービス、メディア・クリエイター、士業、公務・団体など
  • スケジュール:7月29日の党員向けメルマガにてご案内、締め切りは8月12日

◆ 党マスコットキャラクターのデザイン決定

先月実施された党員によるマスコットキャラクター投票の結果、圧倒的1位となった「A案」をベースとした公式キャラクターが決定しました。作者は大阪第12支部の山初有紀(やまはつ ゆうき)さんです。なお、山初さんのご了承のもと、ホームページやチラシで使いやすいようラインを調整し、柔らかいテイストにアレンジしています。今後は各種広報物やイベント等で幅広く活用される予定です。

◆ 党職員応募者向け体験型ワークショップの開催(8月5日・8日)

将来的に参政党の党職員やスタッフとして活動を希望する人を対象とした、体験型ワークショップが開催されます。参政党の約15の部署での実際の業務内容や働き方を体験し、理解を深めてもらうための取り組みです。(リンク

6. 質疑応答

(質疑応答については動画をご確認ください)

7. 閉会挨拶

会見の最後に、安藤裕幹事長より閉会の挨拶が行われました。

まず、特別国会を振り返り「総理が説明責任を果たさない国会であった」と指摘。こうした姿勢が内閣支持率の低下につながっているとの見解を示しました。
また、与党側が進める議員定数の削減について、「衆議院の定数は最も多かった512人から現在は465人に減少しているが、定数が削減されて幸せになった国民は誰もいない。定数削減は国民の幸せにはつながらない」と主張。国民が真に望んでいない法案が押し通されている国会運営のあり方を強く批判しました。

政府内で検討されている「食料品のみ消費税率を下げる」案に対しては、参政党として断固反対していく姿勢を改めて表明。これまでも予算委員会などで追及してきた経緯を触れつつ、以下の懸念・問題点を挙げました。

  • 物価対策としての効果が不透明
    総理自身も答弁で認めているが、食料品の税率を下げても、そのまま価格が税率分下がるとは限らず、物価高対策としての実効性は定かではない。
  • 事業者への負担と弊害
    飲食店には増税負担が残り、農家などの免税事業者や簡易課税制度を選択している事業者にとっては還付手続きが取れないなど、現場の手続きや事務処理が大混乱に陥る。
  • 国民への不利益
    国民にとっても生活が良くなっている実感が湧きにくく、事業者や現場へ悪影響ばかりが及ぶ。

「ダメなものはダメだと一歩立ち止まって考え直すことこそが本来のあるべき政治家の姿だ」と述べ、正しい判断を求めるとともに、もしこの案が決定される場合は、国民に対して問題点と参政党の正しい主張を徹底的に訴えていくとしました。

なお会見の最後には、最上ボードメンバーより、熊本県で最大震度7を観測する地震が発生したことに再度言及し、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室が設置されたこと、および官房長官による記者会見が予定されている旨が速報として共有されました。

詳細ならびに質疑応答については動画をご確認ください。

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