より良い給食を目指して――国に意見書を届けませんか?
現在、国は令和8年度からの小学校での給食無償化、さらに中学校への早期拡大を目指す方針を示しています。
全国一律での給食無償化は、子どもたちの食の安定確保に加え、子育て支援や少子化対策の面でも大きな意義を持つものです。しかし、各自治体では限られた財源のなかで給食を工面する必要があり、物価高騰や米の供給不足といった影響によって、給食の質や量が損なわれる懸念があります。その結果、全国一律に給食無償化をされても、地域によって格差が生じてしまう可能性も否めません。
こうした課題に対し、私たち「給食プロジェクト」では、すべての子どもたちに安定した質の高い給食を届けるため、国に対して十分な予算措置を求める意見書を、地方議会から提出することを提案しています。
今こそ、給食という身近で大切なテーマに、全国が目を向けています。これは、子どもたちの未来のために、より良い給食を実現する絶好の機会です。党派を超えて、多くの議会で真剣に議論していただきたいと考えています。
意見書では、特に以下の3点を求めています:
一、給食無償化の実施にあたって、物価高騰などの影響によって給食の質や量が低下しないよう、国が適切な制度設計と十分な財政措置を講じること
一、地産地消の推進や食育の充実、有機食材の活用など、質の高い給食を安定的に提供できる体制を整えること
一、長期欠席児童や学校外で学ぶ子どもたちにも無償化の恩恵が届くよう、柔軟で実効性のある支援制度を構築すること
(※意見書本文はこちら)
意見書とは、地方議会が国や関係行政機関に対して、地域の課題に基づいた意見や要望を伝える正式な文書です。
【意見書提出の流れ】
1.議員が提案
2.本会議で可決
3.議長名で関係機関に提出
参政党の議員に限らず、全国の地方議員の皆さまにも、この意見書案を自由にご活用いただき、発案いただけたら幸いです。
6月議会に向けた提出期限が迫っています。共感してくださる市民の皆さまには、情報の拡散や、お住まいの議員の方々への働きかけをお願いできれば大変心強いです。
一緒に、子どもたちのためのより良い給食を実現しませんか?
(意見書案のデータは、こちらからダウンロードいただけます。)
