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2024.04.12

記者会見と議会で教科書問題を取り上げた、その経緯と結果|とよ島くにひろ

港区議会議員のとよ島くにひろです。
私がこの度、教科書の問題を取り上げるきっかけになったのは、教科書をつくる会の土屋たかゆき先生との出会いでした。
 
記者会見と議会で教科書問題を取り上げた、その経緯と結果|とよ島くにひろ
元々政治に関する勉強会を月に1回程度で自分のお寺で開催する中の一つとして『歴史教科書の問題』を開催するにあたり、事前に土屋先生と打ち合わせを行いました。
その時に中学校の歴史教科書の採択の時期が近付いており、一般質問を行うのであれば、2024年の今年の第1回定例会が最適であるとの事を伺いました。
 
時間が迫る中で、まずは周りの議員を集めて議員向けの講義を行いたいと土屋先生から提案があり、急遽議員向けの講義を企画しました。
そこで学んだのは教科書に潜む自虐史観というものを排除するよりも、教科書の採択方法を改善することの方が素早く効果的に子供たちに正しい歴史観を教える事が出来るとの事でした。
 
歴史観というものは我が国の国民の意識に深く根付くものであり、国の教育の最重要科目の一つです。
土屋先生の講義後、その場に出席した議員一同、第一回定例会の中で歴史教科書についての質問を行う意思が固まりました。
学びの後の酒の席は大いに盛り上がり、新しいアイデアが出る事が多々あります。その日も例のごとく土屋先生から私が考えてもみなかった発想が生まれました。
 
それは一般質問を行うにあたり記者会見を行うことでした。
 
ただ一般質問をするのみならず、記者会見を行うなどという発想はなかった我々議員にとって、あまりにも斬新な発想でしたが、『どうせやるなら派手にやろう』と意識を切り替え、私はまず参政党の東京議員団として記者会見をやることを提案し、参政党東京議員団、また参政党本部からも誰も異論はなく、とんとん拍子に話が進んでいきました。
 
記者会見と議会で教科書問題を取り上げた、その経緯と結果|とよ島くにひろ
土屋先生と藤岡先生のご指導の下、記者会見を無事に開催し、私自身も第一回定例会において港区で使用されている歴史教科書の自虐史観についての問題点の指摘を行い、それを採択している教育委員の議会の承認についての問題点を改善すべく区長に対して要望を表明いたしました。
 
記者会見と議会で教科書問題を取り上げた、その経緯と結果|とよ島くにひろ
これについて反応したのは港区議会の鈴木議長でした。鈴木議長も若い時に同じ問題を考えていたのです。
そして議長も改善に動き早速今回の第一回定例会から教育委員の選任について議会が承認するまでの時間が延長され、今まで1日だったものが7日に延長されました。
また第二回定例会以降は議会で新教育委員の審査を兼ねて面談を行う仕組みを作るという事になったのです。
 
つまり的確でないと議会が判断した場合、区長から任命されたとしても議会が承認しないという事がつまびらかに可能になったのです。
 
参政党は政策の柱に教育を謳っています。しかし各議会において現状参政党議員は一人である議会がほとんどだと思います。
私は今回の件で条件さえ整えば、一人でも政治を変えられる事を学びました。
 
何事もやってみなければ分かりません。
どんどん困難と思える事にも挑戦し、正しいことを行っていれば、徐々に賛同者が増え、不可能も可能になるかもしれません。
だから政治は面白いのだと思います。以上ご報告でした。

 

とよ島 くにひろ
Toyoshima Kunihiro
 
記者会見と議会で教科書問題を取り上げた、その経緯と結果|とよ島くにひろ
所属議会
港区議会議員(東京都)
 
経歴
名古屋商科大学大学院MBA
 
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