2024.05.20
【記者会見報告】令和6年4月24日 定例記者会見
参政党は4月24日(水)15時より定例記者会見を行いました。
→ 【アーカイブ動画】
最初に神谷宗幣代表より挨拶がありました。
「世界の動きが色々ある中で、国内では政治と金の問題がニュースになっているが、企業や団体からの献金が禁止されないのであれば、何のための政治資金規制法の改正か、という議論がある。
4月17日にはワクチン接種で亡くなった遺族から集団訴訟が起こされた。13日は池袋でパンデミック条約や国際保健規則に対して2万人規模の反対デモが行われた。
本日24日には参政党のホームページに第3次の新型コロナワクチン政策に対する提言をUPした。
1. 【新型コロナワクチンの接種推進策の見直しを求める】
お金を払えば受けられるが、マイナスのリスクがあることをしっかりと認識していただきたい。
2. 【新型コロナワクチン被害者への誠実な対応を求める】
予防接種健康被害救済制度では認定だけで約7000件、死亡者だけでも561 名という数字が出ている。誠実な対応を政府に求めていきたい。
3. 【予防接種健康被害救済制度の申請にかかる負担軽減と審査の迅速化を求める】
今までは年間100件程度だったものが、今では3000件程になっている。申請しても全然審査が進まないという現状もあるので、審査は迅速に行っていただきたい。
4. 【ワクチンの過剰な確保策の見直しを求める】
新型コロナワクチンは半分以上をキャンセル、または捨てたりしている。今後同じような病気が流行った時に、同じように無駄遣いにならないよう政策の見直しを求める。
5. 【国内でのレプリコンワクチン開発・生産拠点の計画見直しを求める】
国内で予算をかけてレプリコンワクチンを作ろうとしている。作るということは使うということ。海外でも一般的になっていないものを先駆けて日本がリスクを取ってやる必要はない。
6. 【科学的根拠に基づくリスク情報の提供と公正な報道を求める】
これは特にマスコミの皆さんにお願いしたい。推進するという意見もあっていいが、慎重派の我々のような意見もある。二つの意見を公平に扱っていただきたい。
7. 【言論の自由と様々な意見の尊重を求める】
ワクチンに対してリスクがあるというと、それを抑圧するような言論や、フェイクニュースだというような誹謗中傷があった。しかし3年経って色々検証すると、我々が言っていたことも決してフェイクではなく数字として出てきている。こういった多様な言論の自由をきちっと保証してもらいたい。
8. 【公正な評価を行う審議メンバーの選出を求める】
ワクチンを打つ・打たない、健康被害を認める・認めないなどを決める審議会での選考方法が非常に不透明。献金や何らかの金銭の授受があるような方々がやっている。公平性を保つために公募制を導入するなど審議会自体のあり方を見直していただきたい。
9. 【パンデミック条約・IHR改正の情報開示と、国会審議の徹底を求める】
(IHR=国際保健規則)
10. 【「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」改定は国民的な議論が必要】
本日審議をされており、6月に閣議決定を目指す方針と聞いている。その中では、蔓延防止等重点措置や緊急事態宣言などの「高い措置」をより早く講ずるとあるが、前回の振り返りができてない中で、より強い措置を取られるのは困る。しっかりと内容を国民に周知し、国民の議論を行った上で改定を行っていただきたい。
参考:新型インフルエンザ等対策政府行動計画(令和6年4月24日時点案)内閣官房
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/dai11_2024/gijisidai_2.pdf
新型コロナワクチンについては終わったことではない。政党としてしっかり言っていく必要があるということで、第3次の政策提言を出させていただいた。
与党、野党の皆さんにも、この問題をしっかりと認識し、議論が風化しないように、過去の検証をしながら次に備えるということを皆さんとやっていきたい。
この記者会見後にこの場所で5時からワクチン議連を開く。名古屋の名古屋大学の小島名誉教授、患者の皆さんにもお越しいただき、いろんな角度から皆さんのご意見を聞いていく。メディアの皆さんにもぜひご参加いただきたい。
質問主意書をこの1ヶ月で8本出している。
→ https://www.sanseito.jp/question/
・LGBT理解増進法施行後の性教育の懸念
・戦時下の朝鮮半島出身労働者をめぐる問題
・日本の水道事業の民営化・外資開放への懸念 など
全て提出した段階でホームページに載せており、政府からの回答も載せている。ご覧になって参政党の訴え、政策の方向性を確認いただきたい。
最後に、いま15区の補選を行なっている。一部勢力によっていろんな妨害行為、混乱があり、それが各党に広がっている。我々はこのような妨害行為はもう2年も前から受けており、悪い意味で慣れてしまっているが、他の党の方々にも同じようなことが起き、非常に対応に苦慮され、こちらに相談も来ている。
やはり政治活動や選挙活動というものは公正公平に、そして安全に行えるべきだと思うので、是非こういう機会に世論の喚起が行われ、法律や条例の制定について話し合われる状況ができればいいのではないか。
我々は小さな党なので、なかなか状況は厳しいが、初めての衆議院選挙として皆さんがゼロから選挙を覚え、衆議院選挙ではこういう風にやるんだとしてやっている。参政党は全国に275支部があるので、全国の支部から応援に駆けつけていただいており、皆さんで力を合わせながら大きな政党を相手に選挙をやっている状況。
今日を入れて残りあと4日ほどだが、候補者の演説や選挙に対する向き合い方もどんどん向上しており、また党員や選対の方々の団結力や選挙に向けての思いも高まっているので、参政党にとっては、非常にいい戦いができているのではないかと思う。
あと4日間、一生懸命にみんなで力を合わせて頑張って、どこまで江東区の皆さんに我々が国に対して訴えていること、参政党の政策を知ってもらえるかという、1つの試験のような状態になっているので、4日間最後まで頑張りたいと思っている」
次に、藤本かずきボードメンバーより地方選挙の結果と新たに入党した議員について報告がありました。
現職議員の入党 無し
地方選挙の結果、新人4名が新たに当選
4月14日投開票
岡山県笠岡市議会議員選挙 新人 宮崎 秀夫(みやざき ひでお)
https://www.sanseito.jp/news/11001/
鹿児島県鹿児島市議会議員選挙 新人 大原 葉(おおはら よう)
https://www.sanseito.jp/news/10996/
4月21日投開票
新潟県上越市議会議員選挙 新人 伊﨑 博幸(いざき ひろゆき)
https://www.sanseito.jp/news/11064/
岡山県倉敷市議会議員補欠選挙 新人 真田 意索(さなだ いさく)
https://www.sanseito.jp/news/11060/
所属議員数
参議院 1名
都道府県議会 5名
区議会 13名
市議会 97名
町議会 18名
村議会 4名
合計138名
→ https://www.sanseito.jp/member/
「補欠選挙も非常に厳しい選挙を想定していたが、結果としてトップ当選を果すことができた。各地方選挙での勝率も確実に上がってきていることを前向きに受け止めている。今後も地方選挙に確実に当選を果たしていけるよう取り組んでいく」
次に衆議院議員選挙について、高井ちとせボードメンバーより報告がありました。
衆議院選公認候補予定者
→ https://www.sanseito.jp/shuin_election_50/
第12次公認候補予定者
静岡県第8区 松下 友樹(まつした ゆうき)
公認辞退 2名
埼玉県第8区 中村 千穂(なかむら ちほ)
大阪府第9区 木下 伸雄(きのした のぶお)
現在の衆議院選挙公認候補予定者
比例代表 6名
小選挙区 84名
公認候補決定 89名(重複 1名)
続いて川裕一郎副代表より、事務局からの報告がありました。
「事務局から2点報告させていただく。まず1点目。本日19時より高田馬場で『なぜ 日本人は貧乏になるのか』という若者を対象とした講演会を行う。半分近くが学生で、30歳以下を対象とした講演会。
日本はもう30年近く経済が停滞しており、昔は終身雇用そして年功序列と会社に入れば給料が上がっていくシステムだったが、今はそうではない。若者の皆さんに、なぜ日本人は海外と比べて貧乏になっているのか、という実態を伝えた上で、政治に関心を持っていただく。そして政治に参加していただく。そういうきっかけになればと思っている。
この講演会では神谷代表、そして藤本ボード、高井ボードといった若い政治家で構成されており、私と新開さんはちょっと年配なのでそこから外れてはいるが、是非ともこの3人でしっかりと若い世代に伝えていただきたいと思う」
「もう一点は地方選に向けての参政党の重点選挙区について。基本的には全ての選挙区に立てていきたいという思いだが、できるだけ多くの人口のいる選挙区に参政党として候補者を擁立していく。我こそはという方がいたらぜひ参政党の公認候補としてご応募いただきたい。
当然、参政党の理念綱領、そして政策に共感した上で、さらに支部の中で共感を得た方に面接を受けていただく。
年内の重点選挙区について。
・愛知県岡崎市
・福島県 いわき市
・茨城県 つくば市
・神奈川県 座間市
・山口県 防府市
・兵庫県 三田市
・福岡県 宗像市
・鹿児島県 薩摩川内市
・山梨県 南アルプス市
・山梨県 笛吹市
以上、今年11月までに行われる10の自治体選挙区で候補者を探している。参政党員または一般の方でもぜひとも公募に手を挙げていただきたい」
次に質疑応答が行われました。
(質疑応答については映像をご確認ください)
最後に閉会の挨拶を新開ゆうじボードメンバーより申し上げました。
「今日も皆さんお集まりいただきましてありがとうございました。
いま全国の党員が15区の選挙区に入っていただいている。これまでの私たちの活動を踏まえた上で、初の衆議院選挙をみんなで一丸となって戦っている。
現行のワクチン接種の推進策に対する根本的な対策ということで、今回提言をさせていただいている。
今日皆さんにお配りしている参政党BOOKの中に、我々の想いや理念が入っている。それを踏まえて私たち一丸となって戦っている。ぜひ引き続きご理解いただきながら、私たちの活動を見守っていただきたい。
本日は本当にありがとうございました」
次回の記者会見は5月22日(水)を予定しています。
【4月24日定例記者会見 アーカイブ動画】