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2025.1.10

参政党定例記者会見 12月25日(水)15:00~

参政党は令和6年12月25日に定例記者会見を行いました。
司会は吉川りなボードメンバーが務めました。

まず始めに党代表の神谷宗幣よりご挨拶いたしました。

「皆さん、こんにちは。昨日で閉会しましたが、今日は改めて定例記者会見を行わせていただきます。たくさんお集まりいただき、ありがとうございます。

今国会から、衆議院に3名の議員が誕生し、交渉会派として活動ができるようになりました。これにより、今までとは大きく変わり、さまざまな法案の審査や特別委員会などに参政党も参加できるようになりました。法案の賛否についても、まだ少数ではありますが、自分たちの意見をしっかりと表明できるようになりました。

私が参議院1人で活動していた時は、衆議院で決まったものを審査する形でしたが、今回からは法案が上がってきた段階ですぐに賛否を出し、自分たちの意見を述べる必要があります。鈴木議員を中心に、3名で意見をまとめ、私もその中に加わり表明する形で、ようやく国政政党らしい活動ができた国会となりました。
本日、鈴木議員は発熱のため体調を崩し、残念ながらお休みとなっています。

法案については、補正予算が議題となりました。我々は野党として、過去に反対してきましたが、今回は野党間で合意した修正案を提出しました。この修正案を自民党が二十数年ぶりに受け入れ、可決されました。そのため、修正案を提出した立場として賛成票を投じました。他の政策には反対する点も多くありましたが、議会人としての判断で今回は賛成といたしました。

また、政治改革に関する3法案が昨日通過しました。我が党としては3法案全てに賛成しました。ただ、私が昨日初めて政治改革特別委員会に出席した際に述べたのは、外国人に政治資金パーティー券を売ってはいけないとなりましたが、今は買ってはいけないと通知するだけで、チェックや罰則が決まっていません。この点は今後の課題として残りました。

さらに、来年3月末までに決定する予定の企業・団体献金の問題についてですが、全面廃止を求めています。現在、資本の半分以上を外国資本が保有する株式会社が、5年以上上場していれば献金を行えるという除外規定がありますが、我々はこれを問題視しています。市場のチェックは働かず、実質的に外国資本の影響を受けた法案が通る可能性もあるため、これを禁止すべきと特別委員会で意見を述べました。

その他にも、政治資金の世襲禁止などのテーマがありますが、これらは来年の国会で審議されるものを見ながら判断していきたいと考えています。

今回の国会では、働き方改革や闇バイト規制に関する質問主意書を私が14本提出しました。また、北野議員からは感染症法に関する質問主意書を含めた3本、吉川議員からは外国で取得した運転免許の切り替え制度見直しに関する質問主意書を含めた3本、計20本の質問主意書を提出しました。これらはホームページや配布資料に掲載されていますので、ご確認ください。

党内の話題としては、来年の政党交付金が議員数の増加により増える見込みです。そのため、現在高めに設定されている党費を減額する方針が、本日の会議で決まりました。1月14日に臨時党大会をオンラインで開催し、党費見直しについて議論する予定です。党員や役員の皆さまには、ぜひご参加いただきたいと考えています。私からは以上です」

続いて地方選挙の結果について、北野ゆうこボードメンバーより報告いたしました。

現職議員入党および地方選挙結果について 
無し

第27次地方選挙公認候補予定者について
https://sanseito.jp/2020/candidate/

令和7年2月 石川県白山市議会議員選挙 新人・久保雅哉(くぼ まさや)
令和7年4月 鳥取県大船町議会議員選挙 現職・豊哲也(ゆたか てつや)
令和7年4月 埼玉県飯能市議会議員選挙 現職・パタンソンひとみ(ぱたんそん ひとみ)
令和7年4月 神奈川県鎌倉市議会議員選挙 新人・津野照久(つの てるひさ)

地方選挙の予定について(来年1月・2月)
https://sanseito.jp/2020/candidate/

1月26日投票日
福岡県北九州市議会選挙 新人・山本 直緒美(やまもと なおみ)
岡山県倉敷市議会議員選挙 現職・真田 意索(さなだ いさく)
大阪府茨城市議会選挙 新人・片岡 誠(かたおか・まこと)

2月2日投票日
和歌山県岩出市議会議員選挙 新人・牛田 祐佳(うしだ・ゆか)

2月16日投票日
愛媛県西条市議会議員選挙 新人・八木 邦靖(やぎ・くにやす)
石川県白山市議会議員選挙 新人・久保 雅哉(くぼ・まさや)

「以上の6名が選挙を控えておりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします」

続いて、川裕一郎副代表より事務局連絡をいたしました。

「私からは事務局連絡として3点お伝えしたいと思います。まず1点目は、候補者説明会の開催についてのご案内です。全国各地で参議院の公認候補予定者、また都議選の公認候補予定者に向けた説明会を開催いたします。その日程と場所についてご案内いたします。

各地域で参政党の公認候補として立候補を考えている方、検討している方は、ぜひともこの候補者説明会にご参加ください。それ以外の地域の方もご参加いただけます。
すべての説明会に神谷代表が参加して説明を行います。よろしくお願いいたします。

続いて2点目は、タウンミーティングについてです。来年より全国各地で参政党としてイベントを開催していきます。神谷代表が1月25日 から3月30日までの日程で、それぞれ衆参両議員が全国各地でキャラバン、講演会を行っていきます。是非お近くの 方は参加いただきたいと思います。

【タウンミーティング開催日程】
https://sanseito.jp/pdf/sch_2025_tm_ws.pdf

最後に、明日の新橋街宣についてのご案内です。今年最後、締めくくりの街頭演説会となります。17時30分から18時30分までの1時間、東京近郊の参議院候補予定者、都議選候補予定者、そして参政党衆議院議員の北野ゆうこ議員、吉川りな議員、最後に神谷代表が参加して街頭演説を行います。お近くの方はぜひご参集いただけますようお願い申し上げます。
以上で事務局からの報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします」

次に神谷代表より参議院選挙の公認候補予定者を紹介いたしました。

「今回の発表は第1次公認発表となります。すでにお伝えしている通り、参政党では全国45選挙区すべてに候補者を擁立する計画です。年内に公表可能な候補者として、今回は25名を発表させていただきます。残る20選挙区については現在選考中、もしくは募集中です。以下、発表いたします」

【候補者一覧】
北海道選挙区・田中 義人(たなか・よしひと):衆議院選挙に出馬経験
宮城選挙区・ローレンス 綾子(ろーれんす・あやこ)・宮城県議会選挙に出馬経験
茨城選挙区:櫻井 祥子(さくらい・しょうこ)・衆議院選挙に出馬経験
栃木選挙区:大森 紀明(おおもり・のりあき)・衆議院選挙に出馬経験
群馬選挙区:青木 ひとみ(あおき・ひとみ)・初出馬となる新人候補
埼玉選挙区:大津 力(おおつ・つとむ)・元市議会議員、衆議院選挙では辞職して出馬
千葉選挙区:中谷 めぐみ(なかや・めぐみ)・衆議院選挙に出馬経験
神奈川選挙区:初鹿野 裕樹(はじかの・ひろき)・衆議院選挙に出馬経験
新潟選挙区:平井 恵里子(ひらい・えりこ)・初出馬となる新人候補
石川選挙区:牧野 緑(まきの・みどり)・初出馬となる新人候補
長野選挙区:竹下 博善(たけした・ひろよし)・初出馬となる新人候補
岐阜選挙区:瀬尾 英志(せお・えいじ)・衆議院選挙に出馬経験
静岡選挙区:松下 友樹(まつした・ゆうき)・過去に衆議院選挙区の調整で出馬を断念、今回は参議院で挑戦
愛知選挙区:杉本 純子(すぎもと・じゅんこ)・衆議院選挙に出馬経験
大阪選挙区:宮出 千慧(みやで・ちさと)・衆議院選挙に出馬経験
兵庫選挙区:藤原 誠也(ふじわら・せいや)・衆議院選挙に出馬経験
奈良選挙区:黒川 洋司(くろかわ・ようじ)・奈良県議会選挙および衆議院選挙に出馬経験
和歌山選挙区:林元 政子(はやしもと・まさこ)・衆議院選挙に出馬経験
岡山選挙区:廣森 志穂(ひろもり・しほ)・初出馬となる新人候補
山口選挙区:山﨑 珠江(やまさき・たまえ)・衆議院選挙に出馬経験
徳島・高知選挙区:金城 幹泰(きんじょう・みきひろ)・初出馬となる新人候補
香川選挙区:小林 直美(こばやし・なおみ)・衆議院選挙に出馬経験
佐賀選挙区:重松 貴美(しげまつ・たかみ)・熊本での活動を経て、地元佐賀で挑戦
鹿児島選挙区:黒石 隆太(くろいし・りゅうた)・衆議院選挙に出馬経験
沖縄選挙区:和田 知久(わだ・ともひさ)・衆議院選挙に出馬経験

【候補者データ】
平均年齢:45歳
男女比:男性12名、女性13名(48%:52%)

「参政党は衆議院選挙に引き続き、国政政党で最も女性候補者の比率が高くなるのでないかと考えております」

「青森から鹿児島までの未決定選挙区については、すでに手が挙がっている地域もありますが、確定しておりません。特に中国、九州が空いておりますので、29日に説明会を開催します。どういう活動をしてもらいたいのか、どういうことを将来的に計画しながら参政党に協力いただきたいのか、ということを私から直に説明したいと思います。
1月の記者会見では残り20選挙区の候補者を発表できるよう準備を進めてまいります。参議院選挙公認候補者発表は以上です」

続いて、次期東京都議会議員選挙の公認候補予定者の発表とご紹介を行いました。

「来年4月に東京都議会議員選挙が予定されております。参政党では5名ほどの候補者を立てたいと考えておりますが、年内に公認が確定した2名を発表いたします。

1人目は、隣にいらっしゃいます望月正謹(もちづき・まさのり)さんです。東京都世田谷区選挙区から挑戦していただきます。望月さんは、前回衆議院選挙の候補者も務めていただいた方です。後ほどご本人からご挨拶いただきます。

もう1人は、練馬区選挙区の候補者として江崎早苗(えざき・さなえ)さんです。江崎さんも前回の衆議院選挙に出馬された方です。お2人には直接ご挨拶いただきますので、順番にお願いしたいと思います」

皆様、お集まりいただきありがとうございます。この度、東京都議会議員選挙・世田谷区選挙区より公認をいただきました望月正謹と申します。

私は世田谷区生まれ、世田谷区育ちで、地元選挙区からの出馬となります。前職では、国家公務員、参議院議員秘書、そして現在は衆議院議員秘書を務めさせていただいております。国家の仕事に携わる中で、また前回の衆議院議員選挙で東京第6区、世田谷区から出馬した中で、東京都において解決しなければならない課題が多くあると強く感じました。

教育、エネルギー、食料、備蓄、防災、治安維持などの問題にしっかりと言及し、東京都の組織とともに、東京という街を中心に全国の地方議会や地方議員たちと共に、日本を動かしていくのは地方議会からなんだということを示していきたいと思い、この度公認をいただきました。来年の選挙に向けて着実に準備を進めてまいりますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

「皆様、こんにちは。この度、東京都練馬区選挙区より東京都議会議員選挙の公認をいただきました江崎早苗と申します。
私は前回の衆議院選挙でも練馬区から出馬いたしました。選挙後も、子どもたちの未来をより良くしたいという思いが消えず、今回の東京都議会議員選挙に挑戦することを決意し、公認をいただきました。

現状を見渡せば『軒を貸して母家を取られる』そういった危機感が私には多岐に渡ってあります。『東京都から日本を良くする』このような思いで活動を進めてまいります。是非ともよろしくお願いいたします」

次に質疑応答を行いました。

Q.
今回、25選挙区で候補者を擁立されるということですが、全員新人の方でしょうか。元職の方は無しですか?(共同通信)

A.
今回は選挙区のみの発表ですので、全員新人となります。比例区については、松田学さんなどのお名前が挙がっておりますが、候補者が全て揃っておりませんので、ある程度まとまってから発表したいと考えています。全国比例は元職の方はいらっしゃいますが、今回の選挙区については今の所元職はゼロという形になります。(神谷)

Q.
候補者の調整についてですが、全45選挙区の候補者をいつ頃までに整える予定でしょうか? そのスケジュール感を教えてください。(共同通信)

A.
正直申し上げて、今日までに全て揃えるつもりで全力を尽くしましたが、まだ20選挙区が決まっていない状況です。この年末年始も全員で動き、1月末の定例記者会見までには残りの選挙区の候補者を発表したいと考えています。(神谷)

Q.
1人区での候補者調整について、野党間で話題になっています。参政党にはそのような話は全く関係ないのかと思いますが、他党からの相談や声掛けはありましたか?(共同通信)

A.
我々はいつも全く蚊帳の外です。ただ、何か相談があれば全て拒否するつもりはなく、お話を伺う姿勢はあります。しかし、他党が我々にメリットを感じてくれるかどうかというところだと思います。我々の政策は他の野党とは大きく異なるため、声がかかる可能性は低いと思っています。(神谷)

Q.
最後に一点お伺いします。前回の記者会見で「参議院選挙では5議席を目標」との発言がありました。内訳として比例5議席、または東京1議席と比例4議席とのことでしたが、その目標に変わりはありませんか?(共同通信)

A.
都議選と参院選がほぼ同時期なので、都議選を盛り上げ参院選にという流れが見えてくれば東京も取りに行きたいと考えております。候補者がすごく大事ですので、協力してくださる方がいらっしゃれば、しっかりと予算と人員を割いて、東京も取りに行きたいという思いは変わっておりません。(神谷)

Q.
参議院選挙に関連してお伺いします。全てのブロックに1人は立てたいとのことですが、比例も入れて全体でどのくらいの候補者数を想定していますか?(時事通信)

A.
現時点では、選挙区45名、比例で5議席を目指しています。ただし、比例だけでも議席を取るためには5名以上、7名か8名は必要ですので、MAXで53~54名になるのかなと考えております。(神谷)

Q.
来年、衆議院選挙が行われるのではという観測もある中で、参院選の候補者と衆院選候補者の調整はどのようにお考えですか?(時事通信)

A.
現在は参議院選挙の候補者選びに全力を注いでいます。しかし、前回の衆議院選挙候補者の中で次回に向けて活動を続けたいと手を上げてくださっている方もいらっしゃるので、1~2月に参院選の目処が立った段階で、衆院選の公認候補も立てていきたいと考えています。(神谷)

Q.
宮城選挙区のローレンス綾子さんについてお伺いします。「ローレンス」という名前は本名でしょうか?(時事通信)

A.
はい、本名です。ご主人がイギリス人の方なので、過去の選挙でも「ローレンス綾子」の名前で立候補されてきました。(神谷)

Q.
政治改革の関連で伺います。代表は先ほど冒頭で企業団体献金の取り扱いについて、参政党としては全面禁止ということですが、年度末に結論が先送りされました。今後、野党第1党の立憲民主党など、他の野党と例えばどのような協議や連携を進めていきたいか、教えてください。(NHK)

A.
他の野党については、窓口となっている鈴木議員より、企業団体献金に関しては、政治団体を除いた形で禁止しても良いという意見でほぼ合意していると聞いています。そのため、足並みを揃えて進められるのではないかと考えています。(神谷)

Q.
自民党の方がなかなか前向きではないという指摘もありますが、企業団体献金についての自民党の姿勢について、どのようにお考えですか。

A.
政党交付金は、30年ほど前から始まり、その時点で企業団体献金を見直そうと決まっていたはずです。もう見直しの期間は十分に経ったと考えます。憲法上の問題があるといった意見もありますが、参政党が特別委員会で提案したのは、地方交付税の仕組みを参考にしたものです。

地方交付税では、地方の財源が上がると交付税が減額される仕組みがありますよね。それと似た形で、政党交付金も企業献金を受け取った分だけ交付金を減額するという形にすれば、企業献金を受け取ることも可能になりますが、上限は決まる形になると考えています。この制度を特別委員会で鈴木委員の方から発表してもらいました。
我が党としては、政党交付金が政治活動や表現の自由のために必要だと言うなら、その分交付金を調整する形で折り合いをつけられるのではないかと考えているので、そういった提案をしていきたいと考えています。(神谷)

Q.
個別の件で恐縮ですが、栃木県の候補の方は一度、栃木一区から出る予定だったのが取りやめになり、東京から出馬しました。今回再び栃木でということですが、この方を栃木に選んだ理由と、栃木に立てることは全選挙区に候補者を立てるという党の方針によるものでしょうか。(下野新聞)

A.
もちろんそうです。全県に候補を立てる方針の一環です。この方を選んだ理由については、党内の選考で彼が残ったからです。具体的な基準については、他の候補者もいらっしゃるので詳細は申し上げられません。ただ、大森さんは以前から栃木で出馬したいという希望を強く持っていました。
党としては、選択と集中の戦略に基づき、東京の議席を確実に取りたいという意向がありました。そのため、前回の衆議院選挙では泣く泣く協力してもらい、東京で出馬していただきました。ですので、前回の衆議院選挙がイレギュラーな形であり、本来は栃木一区での候補者として本当に一生懸命にやってくれていました。
彼は党にとっては功労者でもあります。協力していただいたこともあり、今回早めに名前が挙がり、栃木での立候補が決まったという経緯です。(神谷)

Q.
個別の件で恐縮ですが、竹下さんについてお伺いします。45選挙区すべてに候補者を立てるという方針のもとで選考されたという理解で良いでしょうか。また、参院選に向けて長野県での戦い方や争点について教えてください。さらに、前回の参院選では秋山さんを擁立し、今回は2人目の擁立となると思いますが、現時点での得票数の目標があれば教えてください。(信濃毎日新聞)

A.
長野県に候補を立てることも、各県1人という方針の一環です。竹下さんが特徴的なのは、国会議員になる方は大学を卒業している方が多い中で、彼は中卒で、かつて不良だった過去を持っています。彼が訴えているのは、自分のような人間でも政治に参加できるという思いです。

当然今は更生されてきっちり働いているのですが、彼は経歴が立派でなくても、想いと政策、人柄で選ばれる選挙にしたいという強い思いを持っており、その姿勢を評価しました。我々ももちろん経歴を見ながら考えるわけですが、その想いを言われた時に、副代表とも相談した結果、参政党の理念に合致すると判断しました。

目標得票数については、全体で衆議院の3倍、各県で3万票を目指しています。長野県の場合、9万票が目標になると考えています。各県の政策については、候補者の意見を交えながら県連でまとめ、2月中に発表する予定です。前回の参院選では各県ごとの政策がなかったため、今回は準備を進めています。(神谷)

最後に川副代表よりご挨拶をいたしました。

「皆さん、本日はありがとうございました。また、ネットでご視聴いただいている皆さんも本当に1年間ありがとうございました。本日は、今年最後の参政党の定例記者会見ということで、1年を振り返って少しお話をさせていただきたいと思います。

まずは、1月1日の元旦の野島半島地震です。私も代表も石川県民です。現状を申しますと、多くの方もご承知の通り、復興が進む中で9月に大きな豪雨災害がありました。現状では、地震で亡くなった方は486名、水害で亡くなった方が16名、多くの方が命を落としています。復興はどれくらい進んだのかと言いますと、まだ珠洲市では水道が通っていない、そういう地域もあります。子供たちがどんどん地元の地域を離れています。小学生、中学生はもう3割以上が住民票を移してしまいました。輪島市の小学校は、9校ある学校が3校に再編される、こういうことも決まっています。

政府はやっと補正予算を成立いたしました。なかなか予備費の対応しかなかったんですけれども、3700億円の予算が決まり、これから本当に復興が進んでいくんだと思います。まだまだ時間がかかっていますが、なんとか私たち参政党もその後押しをできるように頑張っていきたいと思います。

そして、来年の1月1日、これはこの地震が起きた当日ですが、私と代表と2人で能登の地域に行ってまいります。亡くなった方への追悼の式典があります。石川県民として、そして参政党代表として、2人で追悼し、新たにこの能登の復興を誓っていきたいと思います。

もう1つは、今年1年、参政党にとっても大きな1年でありました。
初めての衆議院選挙の挑戦、3名の新たな議員が誕生しました。満点とはいきませんでしたが、これで衆参合わせて、参政党としての国会の活動がスタートできました。本当に多くの国民の皆さん、特に党員の皆さんには力をいただきました。

来年は、今日ここに来ている都議選、そして参議院選挙もあります。私たちにとっても正念場の選挙ですが、これは日本にとっても正念場、大切な選挙だと思います。しっかりと国民の皆さんに、『政治に参加する』その層として、私たちの思いを伝えていきたいと思います。

今年1年、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします」

次回の記者会見は1月末を予定しています。

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