参政党は2026年7月28日16時より定例記者会見を開催し、閉会した国会での論戦の振り返り、地方選挙の結果および公認候補予定者の発表、そして今後の党活動について説明しました。司会は最上佳則ボードメンバーが務めました。
神谷宗幣代表より、前回の記者会見から本日までの期間における、国会での動きや主な取り組みについて報告が行われました。

神谷代表は冒頭、国会終盤での与野党の攻防について触れ、特に「副首都法案」や「議員定数削減法案」に対する強硬な国会運営を強く批判しました。
十分な予算審議や党首討論の時間が確保されないまま、終盤になって与党側から重要法案が議員立法で提出されたことについて、「野党が反対することを見越した上で、数に頼って押し切ろうとする姿勢だった」と指摘。野党側が審議を中断して抗議した際には、与党側から「サボっている」「夏休みに入った」といったプロパガンダがなされ、その意図が正確に報じられなかったことに悔しさを滲ませました。
この状況を打破するため、急遽7月1日に臨時街頭演説を実施し、国民の皆様に現在の状況を訴えました。総理に対しては「選挙区を与党の都合のいいように変更するゲリマンダーに近い」と直接問いただしました。会期延長が決まった7月中旬には、党所属の国会議員が手分けをして全国47都道府県を回り、今国会で起きた問題について各地で説明を行ってきたことを報告しました。
7月20日には、今年9月に予定されている沖縄県知事選挙において、候補予定者の古謝げんた氏と政策協定を結び、党として推薦を出すことを発表しました。
これまで知事選においては宮城や福井などで支援という形で関わってきたものの、党として「推薦」を出すのは今回が初となります。今後は党を挙げて応援をしていく方針を示しました。
会見の中で神谷代表が特に強調したのが、ネット言論における参政党に対する誤った情報や切り取り報道に対する反論です。党の真意と異なる情報が拡散されている点について、以下の通り具体例を挙げて訂正を行いました。
神谷代表は「主張していないことで反対されたり叩かれたりするのは非常に悪質だ」と述べ、会見に出席のメディアに対して、政策の真意や違いを正確に報道・発信することを要望しました。
今後約2ヶ月間の国会閉会中の取り組みとして、参政党が「何を指針とし、何に反対し、どのような政策提案を行っているのか」を整理し、国民へより分かりやすく発信していくことを最重要課題として掲げました。神谷代表は「臨時国会に向けて、しっかりと皆さんに政策を広めていきたい」と意気込みを語り、冒頭の挨拶を締めくくりました。
次に吉川里奈副代表より直近の選挙結果について報告がありました。この結果、党所属の地方議員数は合計228名となりました。(リンク)

直近の地方選挙において、以下の3名が当選しました。
兵庫県加古川市議会議員・山下 聖(やました さとし)
兵庫県加古川市議会議員・北 利和(きた としかず)
福井県越前市議会議員・吉澤 尚史(よしざわ たかふみ)
次に豊田真由子政調会長より、今後行われる地方選挙に向けて新たに38名の公認候補が発表されました。

続いて今後3ヶ月以内に予定されている地方選候補者について発表しました。(リンク)
事務局長を兼任する神谷代表より、党員への連絡事項、および今後予定されているプロジェクトや募集案件についてアナウンスが行われました。

年内に予定されている地方選挙に向け、重点区の候補者一覧が提示されました。
直近の沖縄統一地方選をはじめ、兵庫県川西市、新潟県燕市、青森県内の選挙区などで候補者を積極的に募集しています。政治への挑戦を検討している人に対し、早めの公募・エントリーを呼びかけました。(リンク)


地方議員公募に向けたオンライン説明会の開催が発表されました。(リンク)

中高生やそのご家族を対象とした夏休み特別企画イベントを開催します。
変革する社会や政治に関心を持つきっかけ作りとして、今後の社会で必要な力に関する講話や、国会見学、クイズ大会などを実施予定です。
告知開始から1週間でほぼ満席となっており、残席は残り20名〜30名であることが報告されました。(リンク)

参政党の学びの場である「DIYスクール第7期」を10月10日より開校いたします。本日より公式ホームページにて詳細が公開されました。
反グローバリズムの真意や、日本の歴史や先人の思いを学び直すことで、世界の潮流に流されない自律した国家像を模索します。また若い世代の参加を促すため、今回から40歳以下の通学コース受講料が半額に設定されました。(リンク)

党員参加型の政策作りをさらに強化するため、分野ごとの専門チーム「政策ラボ」を新設します。党員からの個別要望やアンケートだけでなく、各分野のスペシャリストの知見を構造的に集約し、政策・法案作成に活かしていきます。


先月実施された党員によるマスコットキャラクター投票の結果、圧倒的1位となった「A案」をベースとした公式キャラクターが決定しました。作者は大阪第12支部の山初有紀(やまはつ ゆうき)さんです。なお、山初さんのご了承のもと、ホームページやチラシで使いやすいようラインを調整し、柔らかいテイストにアレンジしています。今後は各種広報物やイベント等で幅広く活用される予定です。

将来的に参政党の党職員やスタッフとして活動を希望する人を対象とした、体験型ワークショップが開催されます。参政党の約15の部署での実際の業務内容や働き方を体験し、理解を深めてもらうための取り組みです。(リンク)

(質疑応答については動画をご確認ください)
会見の最後に、安藤裕幹事長より閉会の挨拶が行われました。

まず、特別国会を振り返り「総理が説明責任を果たさない国会であった」と指摘。こうした姿勢が内閣支持率の低下につながっているとの見解を示しました。
また、与党側が進める議員定数の削減について、「衆議院の定数は最も多かった512人から現在は465人に減少しているが、定数が削減されて幸せになった国民は誰もいない。定数削減は国民の幸せにはつながらない」と主張。国民が真に望んでいない法案が押し通されている国会運営のあり方を強く批判しました。
政府内で検討されている「食料品のみ消費税率を下げる」案に対しては、参政党として断固反対していく姿勢を改めて表明。これまでも予算委員会などで追及してきた経緯を触れつつ、以下の懸念・問題点を挙げました。
「ダメなものはダメだと一歩立ち止まって考え直すことこそが本来のあるべき政治家の姿だ」と述べ、正しい判断を求めるとともに、もしこの案が決定される場合は、国民に対して問題点と参政党の正しい主張を徹底的に訴えていくとしました。
なお会見の最後には、最上ボードメンバーより、熊本県で最大震度7を観測する地震が発生したことに再度言及し、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室が設置されたこと、および官房長官による記者会見が予定されている旨が速報として共有されました。
詳細ならびに質疑応答については動画をご確認ください。