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政策
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1
教育
・
少子化対策
・
子育て支援
教育・子育てをあきらめさせない、
子供一人ひとりへの経済支援
▶︎経済格差が教育格差を生む負の連鎖を断ち切り、質の高い教育をより多くの若者に提供することが急務である。そのためには、まず教育関連給付金や奨学金の拡充、教育投資への税制優遇等の経済的支援が重要。これらの支援は、経済的な困難を持つ日本国籍を有する方を優先し、予算は教育国債を財源として、学校ではなく子供一人ひとりに支給されるものとする。
主な
施策
子育て教育関連費用に利用できる給付金(0〜15歳へ月10万円の子育て教育給付金)。
奨学金給付制度の拡充、返済方法の多様化、公務につくものの返済免除(奨学金制度改革)。
科学技術や知財の振興、人的資本の支援を対象とした国債発行(教育国債)。
子供の個性に寄り添った
教育環境を整備し、
いじめにも
悩まなくてよい学習環境を提供
▶︎学校で居場所をつくることができない子供たちを受け止める「居場所を提供する」フリースクールだけでなく、子供自身が学ぶことに喜びを感じ、成長できるような「学びを充実させる」フリースクールや特徴あるプログラムの学校も積極的に地方自治体でつくることができる環境を整備。また、学級編成の少数化で、一人ひとりの子供に目が行き届く環境づくりを推進する。
主な
施策
小学校・中学校の段階に、公立学校選択制(スクールチョイス)を導入。学区を選べるようにするだけではなく、学習内容を選べる制度を導入。
公立学校の種類自体を多様化させる他、特徴あるプログラムを持つ学校や、公設民営型で民間人が担い手となる学校の認可。
教員の目が届き易い少人数教育の推進(学級編制の標準を35人以下からさらに引き下げ)。
学習とその評価基準の柔軟化(学習指導要領の大綱化)。
日本人にとって大切なこと、
学びたいことを教える
学校教育を
実現し、自信と誇りを取り戻す
▶︎18歳を対象に行った調査では「自分の行動で、国や社会を変えられる」と回答した若者は45.8%。日米英中韓印の6か国中、最下位だった。この結果の背景には、かつて教えられていた日本の国の成り立ちや偉人の功績が十分に教えられず、日本は悪いことをした国だと教える教育が続いたことが影響していると考えられる。先人の歩みを知り、理解を深めることで、自国に誇りを持ち、国益を守ろうと思う意識を高めていく必要がある。
主な
施策
<推進する主な教育内容>
神話など祖先からの繋がりや為政者が民の幸福を願う国柄のあり方を学ぶ教育。
戦国時代以降の欧米諸国との交流について、史実に基づく歴史教育。
郷土の偉人の活躍や世界に影響を与えた日本文化等を学び、愛郷心や愛国心を育む教育。
祖先からの家族のつながりを考え、社会形成の中心としての家族の重要性を理解し、家族愛を育む教育。
大学卒業後、すぐに社会で役に立つ
コア技術(基幹技術)の教育を重視
▶︎大学を卒業してもすぐに離職する若者や、就職できない若者が増加している。この原因の一つとして、大学課程での準備が十分でないことが挙げられる。また「学歴」ではなく「学習歴」、すなわち何を学んできたかを重視する教育への転換が求められる。例えば、AI等のIT活用はこれからの社会の様々な場面で必須となり、教育的サポートが必要である。若者が自信を持って社会に巣立ち、活躍できる教育環境の整備が急務である。
主な
施策
高等学校教育の再編(技能習得の実践教育高校、研究大学進学準備の学術教育高校等) 。
学校以外の学びや経験を積極的に評価する教育(学習成果としての特技や社会貢献活動)。
国立大学を各都道府県に設置し、研究力と教育力による地域振興に貢献。
教育現場へのAI導入の支援、AI専門家の派遣等、AI教育の積極的な導入。
大学の基礎研究を復興し、
日本の産業技術力を底上げ
▶︎大学への研究費補助(科学研究費)や国からの補助金事業の仕組みが、4〜5年の短期的な成果を重視する方向になった結果、基礎研究の力が低下している。本来、どの学術分野でも基礎研究でその成果が確立するためには、10年以上あるいは研究者の研究人生(約30年)など、長期的視点で取り組む必要がある。国から学術研究を振興するための研究費や補助金の付け方を見直し、諸分野の基礎研究を振興する。
主な
施策
科学研究費分配の観点に、分野と予算規模の他、基礎・応用も加え、評価対象の時間軸を多様化する。
若手研究者の基礎研究奨励(大学等において基礎研究に従事する若手研究者ポストを増加)。
高等教育の無駄を省き、
国民が生涯を通して
平等に学べる
教育制度の再構成
▶︎卒業を目的化した大学教育のあり方を見直し、生涯にわたり必要なときに必要な学びを得られる社会の構築が求められている。こうした全世代向けの学びの環境は、若者の自己実現や社会参加を促進し、シニア世代の心の健康維持にも寄与する。また、都市と地方間での教育格差解消を目指し、インターネットを最大限活用した生涯を通して必要な時に必要なことをどの地域にいても平等に学べる教育環境整備を拡充する。
主な
施策
実務家育成と研究者育成で高等教育機関を分類し、大学の統廃合と役割の再編を実施 。
インターネットを利用した教育コンテンツの展開(入学を伴わない科目履修と単位認定)。
教育への自己投資に対する税制優遇。
郷土の歴史や伝統を地域人の自己形成に活用(地方自治体における郷土文化教育の振興)。
倫理観と徳性を持った社会人、
国益を守るリーダーを増やす
▶︎政治家や官僚、高度な知識を持ち、社会の柱となる仕事をするリーダー層の犯罪やスキャンダルが後を絶たない。また、法には触れずとも国民の常識から外れた行動や判断などが少なくなく、国民がそれによって不利益を被っている。これはリーダー層と呼ばれる人々の倫理観や徳性が劣化していることが、要因のひとつであると考えられる。初等教育段階で終わってしまう道徳教育を、中高等教育や青年、成人にも行い、特にリーダーとしての倫理観や徳性を高める必要がある。
主な
施策
年代に応じた道徳科目の必須化し、初中等教育のみならず高等教育における徳育を実施。
政治家や官僚の定期的な道徳研修を実施し、人事評価に組み込む。
欧米の道徳的価値観から日本古来の道徳的価値観の重視(日本思想・倫理研究の奨励)。
教員養成強化と教員待遇を改善し、
尊敬され頼れる先生をもっと増やす
▶︎地域や国の伝統を踏まえ、未来の日本を担う日本人を育成することは、国家の重要な責務である。その使命を果たす教育者は、気高く広い見識を備え、社会から尊敬される存在でなければならない。こうした優れた教員人材の育成を目指し、従来以上に教育力の質を高め、卓越した徳性を養成する現代版師範学校を設立する。この学校を卒業した教員は、教育界における指導的立場を担う存在と位置づけ、国家公務員に準じた待遇を保証することで、その社会的地位と責任にふさわしい処遇を確立する。
主な
施策
教職課程を見直し、高い教育力や徳性を育む教員養成プログラムを確立(現代版師範学校)。
教員が教育に尽力・集中できる環境づくり(課外活動指導のための教育支援職の拡充等)。
多くの国民が「教員になりたい」と思えるような環境の整備(給与等教員待遇改善等)。
スマホの悪影響から子供を守り、
脳の健全な発達と睡眠時間を取り戻す
▶︎子供がスマートフォン等のデジタル機器を利用する時間が毎年増加している。長時間利用は、脳の発達の遅れを招くだけでなく、睡眠不足の一因となり、体調不良や学習意欲低下を生じるため、利用制限に動く国が増えている。一方、日本の学校では、小学1年生以上の全員にデジタル機器を配布するGIGAスクール構想※を推進するなど、逆行とも言える状況となっている。日本も、早急にデジタル機器の利用ルールの見直しを行う必要がある。
※PCやタブレット端末と、高速大容量の通信ネットワークを整備し、個人別に最適化された学びを提供することを目指す取り組み。
主な
施策
デジタル機器の利用が子供の脳や成長に与える影響について、調査及びその結果についての報告を毎年実施。
デジタル機器やインターネットの利用に関して、乳幼児から高校生まで年齢に応じた利用ガイドラインを策定し、必要に応じた利用制限措置を設ける。
初等教育時期からのGIGAスクール構想は中止も含め、抜本的に見直し。
少子化対策・子育て
3
つの支援
(支援)
1
出産や子育て、専業主婦に対し
社会が正当に評価する
「価値観」を取り戻す
▶︎国家は国民なしには成立せず、日本人の「子供」は「未来の日本」そのものである。国家にとって出産や子育ては、国の根幹となる営みの一つで、特に出産を担う女性を尊重しなければならない。これまで国が積極的に進めてきた女性の社会進出が一般化する中で「職業人としての女性」だけではなく「専業主婦」も女性の尊い選択肢であり「将来の夢はお母さん」という価値観を取り戻す必要がある。
主な
施策
社会進出一辺倒ではなく、お母さんや専業主婦は女性に与えられた大切な選択肢であることの理解を推進する(女性活躍推進法に専業主婦支援を追加)。
女性の重要なキャリア分岐点においても、妊娠出産と年齢や生活習慣の影響など科学的に正しい情報をもとに、社会進出志向のみに偏らない判断ができる環境づくり。
キャリアや経済的安定を待つうちに、結婚や出産が遅くなり、子供が欲しくても授からないケースを減らすため、将来の希望と安定を感じることができ、若い世代でも安心して結婚や子育てを志向できる社会づくり。
(支援)
2
一馬力でしっかり稼げて、
女性が望めば
安心して家庭に
専念できる「経済」支援
▶︎小泉政権時の非正規雇用推進以降、非正規雇用の増加とともに、未婚率が増加の一途をたどり、少子化の大きな要因となっている。また結婚後も、男性の非正規雇用の増加などによる家計の手取り減少で共働き世帯が急増し、妊娠出産を担う女性の一部は不本意に働かざるを得ないという状況が出産や子育ての障害となり、少子化に拍車をかけている。政府は「異次元の少子化対策」として年3.6兆円の支出を行ってきたが、改善の兆しは見えず、さらに大胆な財政出動をする必要性がある。
主な
施策
派遣業務範囲の見直しなど、労働者派遣法改正による非正規雇用の正規雇用化。
正社員雇用より派遣社員活用の方が、企業会計上有利にならないよう税制改正。
不妊治療費の助成事業を強化。
子育て教育給付金の定額給付(子ども一人につき10万円/月)及び、出産費用や子育てに必要となる住居・車など取得時の随時給付。
第一子より段階的に減税し、人口増に寄与する第三子より非課税世帯化(子育て減税)。
第二子以降の返済猶予や元本帳消しにより、多子世帯では実質無償になるローンを創設(子育てローン)。
子供の数に応じて年金を加算(子育て褒賞年金)。
(支援)
3
夫婦のみならず、家族や地域で育て、
出産育児が女性のキャリアの
価値になる「制度」支援
▶︎現状の日本の家族形態においては、多くの家庭で出産や子育ての負担が核家族の夫婦に集中している。また働き続けたい女性のキャリアと出産子育てとの葛藤で女性に負担を強いている。現在推進されている夫の育児参加だけでなく、旧来の日本に見られた多世代を含めた「家族」や「地域」という共同体で、子育て家族を支えられる制度を強化する必要がある。
主な
施策
3年間はしっかり育児に専念すること(長期育児休業)を奨励し、補正した女性就業率を再評価する(育児休業中の人は非就業としてカウント等、M字カーブの推奨・再定義)。
育児や育児に関連した地域社会への関与は、越境学習的な要素がある。育児や支援に携わった経験をキャリア形成上の価値や副業として企業が認めるようガイドライン化。
多世代同居/近居・共生や地域の助け合いの環境をつくり、子育ての負担を軽減し、高齢者の活躍機会を増やす。併せて、親族による家庭支援にあたっては、祖父母等に対する育児休暇創設、年金増額や育児手当等で報いる制度づくり。
子育てに伴う消費の地域社会への還元(子育て教育給付)を導入。
2
食と健康
・
環境保全
食
食料自給率100%を目指し、
大災害や有事でも
国民が飢えない国づくり
▶︎我が国の食料自給率(カロリーベース)は、わずか38%と先進国では最低水準となっている。この状態では有事による海上交通路(シーレーン)封鎖があれば、国民の半数以上が飢餓状態に陥るという試算もある。いかなる場合でも、最低限の食料を確保できるよう、10兆円規模の予算をかけ10年以内に自給率を倍増させ、2050年には100%達成を目指す。
主な
施策
転作補助金などの実質減反政策から、米の増産・輸出奨励に転換し、生産量を上昇させる。
10%に満たない種子の自給率を2050年には50%を目指す。
ほぼ全量輸入の化学肥料原料は順次有機に切り替え、2050年自給率を25%に。
遊休農地、荒廃農地の再生・活用促進を加速。
二期作、二毛作の推進により耕地利用率を拡大(昭和35年レベルの134%に)。
輸入農産物に対し、国産品を守るために適正な関税を賦課。
国内生産量の減少や海外での
不測の事態による
供給途絶に備え、
食料備蓄体制を強化
▶︎わずか100万トン(1.7か月分)しかない政府備蓄米を小麦、大豆も含め、1年分を全市区町村に確保することで、国内の生産量減少や有事で物流に支障がある状態でも十分耐えられるよう食料を確保しておく。まずは米の備蓄を優先し、小麦、大豆も順次備蓄を行う。米は1年経過後から順次有効活用させる形で放出を行う。
主な
施策
政府備蓄について具体的な数値目標を掲げて実行する(令和9年時点で6か月分、令和12年で12か月分まで上昇させる)。
備蓄後の米も有効に循環するよう、1年経過米が「古米」として、適正価格の市場を形成できるようサポートするとともに、生活保護者や給食、子ども食堂への提供等を制度化する。
大都市圏においては、各エリアに備蓄倉庫を設け、避難訓練時に古米を参加者に配給できる体制づくりを行う。
都市部の自治体と農村部の自治体が協定を結び、平時から安定的に農産物を生産・購入し有事の際にも食料供給を可能とする仕組みを構築する。
第一次産業担い手の公務員化を進め、
やりがいと安定収入の得られる
魅力的な職業に
▶︎農業は我が国の基幹産業たるべきにも関わらず、その平均所得はわずか363万円(令和4年)に留まり、その従事者数の減少と高齢化が加速している。第一次産業従事者の公務員化を進めることで待遇を改善し、優秀な生産者の維持確保、生産の安定化、生産物の適正価格化につなげる。
主な
施策
既に認められている兼業農家公務員の適用を広げ、農作業の状況によってより柔軟な就業形態を可能とする。
高収穫、低コスト化、高付加価値化等の実績に応じたインセンティブ制も併用する。
農業者年金の国庫負担分増額、課税、奨学金返済等での優遇措置の拡充。
農業従事者だけでなく、林業、水産業従事者についても同様の待遇とし、林業従事者については、山林の環境保全管理業務も担い、公務員化する。
農家への支援だけでなく、
消費者への価格補助で
有機・自然栽培促進をさらに加速
▶︎みどりの食料システム戦略で、有機栽培面積の拡大
(2050年100万ha、耕地面積の25%)
を掲げているが、生産者への更なる支援と併せ、通常品の2~3倍の価格となり、それが消費量アップの足かせとなっている有機食品に対し、割引クーポン配布や教育子育てクーポンの適用範囲拡大で消費を促進させる。
主な
施策
有機栽培(自然栽培)面積の目標達成を15年前倒し(2035年25%達成)。
土壌微生物の力を利用した自然農法やBLOF農法※などの拡大により、収穫率や栄養素を上昇させ、慣行農法からの転換を加速。
有機栽培品を、0~15歳に支給する教育子育てクーポンの対象とする。
学校給食の有機食材使用義務化を加速。
※BLOF農法:Bio Logical Farming:生態系調和型農業理論
高品質・高栄養価・多収穫を実現するもので、従来言われていた有機栽培では収量が落ちるという欠点を解消し、逆に収量を増加することが可能になると期待されてる。
進学希望者が増加している
農業大学・高校・
専門学校を
さらに生徒が憧れる学校に
▶︎近年、農業関連の学校への進学希望者が増加している。志さえあれば農業未経験者でも基礎から実践まで学べ、就農後のサポートも受けられる。今後はさらに、就農後に返済不要となる奨学金制度等、経済的支援も充実させることで「憧れの職業としての農家」を育成するための学校に転換する。
主な
施策
AI、IoT技術を活用した授業を取り入れることで、現代的で魅力的な学びを提供。
稲作や野菜、果樹、酪農など多様な分野で専門知識を学べるカリキュラムを提供し、学生の興味に応じた選択肢を増やす。
農業未経験者向けに基礎から学べるプログラムや、就農後のサポート体制を強化。
奨学金給付制度を拡充し、就農した場合は返済免除。
農業への間口を広げ、国民全員が様々な形(農業インターン制、農業スカラーシップ、山村留学、就農体験等)で農業に関わることができる機会を増やす。
子供たちの心身の健康と、地域の
豊かな発展を
目指し、地産地消で
質の高い学校給食を提供
▶︎給食無償化を進める市町村が増える一方、給食の質の低下や品数の減少が問題となっている。安易な無償化よりも、質向上のための公的負担を行う。食材には、地元食材を取り入れ、遺伝子組み換え食品や、不必要な食品添加物等は成長期の子供たちにとって将来どのような影響が出てくるか不明確なため、それらを極力減らした有機食材を活用する。
主な
施策
心身を育む食を大切にし、食を生み出す生産者を守る意識を育てる(食育)。
農業をはじめとする国内の一次産業を大切にし、国と地域を守る(地元農業を守る)。
化学物質や食品添加物を削減した給食を提供する(有機食材を推奨)。
コスト重視ではなく、食の大切さや給食の質を高める意識に転換する(質向上の公的負担)。
不登校の子供たちに給食を提供できない課題を解決し、すべての子供の成長を応援する。
食品情報は包み隠さず表示し、
国民の「食の知る権利」を守る
▶︎国が安全性を認めていても、どのような添加物・遺伝子組換え等が使用されているかの情報を得た上で購入したいという消費者のニーズに対応するために、原産者、加工者、使用農薬、添加物、ホルモン剤、抗生物質、遺伝子組み換えやゲノム編集、放射線照射米等の情報を正確に提供するため、食品表示法等を改正する。
主な
施策
国産品表示は、原産地・加工地双方が国内である場合に限定する。
使用農薬、添加物等の詳細はQRコード読み取り等を利用して、全ての情報を提供する。
遺伝子組換えについては比率も明示し、ゲノム編集、放射線照射の有無は必須とする。
「無添加」表示については、国民が求めている無添加の定義を勘案し、その表示を可とする。
消費者が、より安心して食材を購入できるよう、トレーサビリティ情報(原産国や加工国、流通経路等の情報)も閲覧可能とし、誰が何処で生産したものか、生産者の「顔」がわかるようにする。
日本の食文化を無視した
昆虫食や培養肉より、
和食の良さを発信し米食を推進
▶︎和食と米が持つ文化的価値と健康的な側面を強調しながら、多様な層へアプローチすることで、日本人が再び和食と米に親しむ機会を増やす。「安い輸入品より高くても国産品」を購入することが当たり前になるよう啓蒙活動を行っていく。
主な
施策
あらゆるメディアでの和食と米の魅力を伝える情報発信を展開。
SNSインフルエンサーや、日本文化と親和性の高いアニメやゲームとのコラボPRを実施。
各地で、新米祭りや和食や米料理を実際に作って味わう体験型イベントの開催。
学校給食で和食中心の食事を提供し、子供に和食の習慣化を定着させる。
米粉パンやグルテンフリー食品など、現代のニーズに合った商品開発を支援。
健康・医療
対症医療から予防医療に転換し、
無駄な医療費の削減と
健康寿命の延伸を実現
▶︎患者を増やし、投薬すればするほど報酬が増える診療報酬制度を見直し、医療機関での医師による予防医療提供により、未然に病気を防いでいく。また、予防医療で国民の健康維持に貢献できた医療機関や医師が正当に評価される制度を導入する。
主な
施策
予防医療を積極的に健康保険の対象にし、診療報酬額を高く設定。
予防診療受診者と治療・投薬患者の比較調査を実施し、予防診療の徹底効果を数値化し、各予防医療の継続的な効果検証を行う。
かかりつけ医制度を原則化し、医師への診療報酬は担当する人数に応じた定額制とし、治療や投薬はその定額費用の範囲で賄う制度を導入していくことで、予防診療を促進させる。
保険診療において、必要以上に過剰な治療・投薬(ワクチンを含む)は原則不可とし、患者の希望により応じる場合の診療報酬は通常の半分以下に設定する。
薬局で購入可能なOTC医薬品で対応可能な疾病は、原則処方しない。
予防医療活用で、一定以上の治療・
投薬がなければ
旅行クーポン等の
インセンティブ制度を実施
▶︎年間約45兆円(一人当たり約36万円)の医療費を削減するために、安易に医者にかかる風潮を是正し、70歳以上で、こういった来院者を2割減らすことにより約4.7兆円の医療予算削減が期待できる。予防医療を徹底し、1年を通じて一定以上の治療や投薬がない方には、国内旅行クーポンを受け取れるインセンティブ制度を導入し医療費抑制につなげ、同時にインバウンドに頼らない観光業振興に貢献する。
主な
施策
エビデンスが明確な予防医療から健康保険適用を進めていく。
予防医療を推進し、1年を通じて一定以上の治療や投薬がない方には、国内旅行クーポン券等を配布する(70歳以上を対象に年10万円)を配布。(70歳以上の高齢者の2割が医療費を使わないとした場合、削減可能な医療予算約4.7兆円に対し、クーポン券にかかる予算は約5,800億円)
※ 重症化、合併症深刻化等のリスクの高い疾病については、治療・投薬の中止を勧めない。
新型コロナワクチン
接種推進策の見直しを実施
▶︎新型コロナ感染での死亡率や重症化率が低い子供へのワクチン接種は中止し、大人への接種も完全任意とし、補助金についての見直しを行う。
主な
施策
中長期的影響も見据えた、ワクチンの安全性確認と治験の実施を徹底。
生後6か月以上4歳以下への新型コロナワクチン接種見送りと、5~11歳の子供に対する”努力義務”と”接種推奨”を見合わせ。
新型コロナワクチンの定期接種化とそれに係る補助金を廃止。
ワクチン調達の際、製薬会社に対し健康被害免責契約は行わない。
ワクチンの効果と副反応などの
リスクについて、
包括的に
国民に情報提供を行う
▶︎被害者救済制度申請者数と医師からの副反応疑いの報告数に大きな乖離があり、実態を正しく認識するためにも、少しでも副反応の疑いがあった場合は、ワクチンとの因果関係を検証し、その報告を徹底する。また、ワクチン接種者の追跡調査を定期的に実施し、効果と副反応の重症度及びその発生頻度の評価・公表を行う。
主な
施策
医師への予防接種健康被害救済制度の救済申請協力義務化および副反応報告義務化。
今後のワクチン接種者に対しては、接種者に接種前後の健康状態を調査し、副反応のリスクを分析し、従来のワクチンの実態を超える場合は、接種を中止する。
副反応の因果関係がはっきりしない場合でも「疑わしきは接種(投薬)しない」という原則に則り、接種を中止する。
新たなウィルスによる感染症
まん延防止に向け、
過去事例の
発生場所、原因、対策を徹底検証する
▶︎新型コロナウィルスの発生原因について、政府として、追及・分析を行っていないが、今後のウィルス発生防止、発生後のまん延防止のために、改めて、新型コロナウィルスの発生場所・原因を徹底分析し、その対応も適切なものであったかを検証する必要がある。その結果をもとに、同様の「パンデミック」が国内で発生しないよう予防措置を講じる。
主な
施策
再発防止、まん延防止のための新型コロナウィルス等の発生源特定・分析のための機関を設置し、WHO等の国際機関からの指示等が適切なものか独自で判断できる体制を持つ。
国内の機関により、国際機関の判断が適正でないと判断される場合には、それを優先する。
国内研究機関からの危険性の高いウィルス流出のリスクを避けるため、それらを扱う施設は市街地や居住地域から十分離れた場所であることなど、厳密な規定を定める。
多くの国民が望んでいない終末期に
おける
過度な延命治療を見直す
▶︎70歳以上の高齢者にかかる医療費は年間22兆円と全体の半分程度を占め、特に85歳以上になると一人あたりでは100万円を超える。終末期における過度な延命治療に高額医療費をかけることは、国全体の医療費を押し上げる要因の一つとなっており、欧米ではほとんど実施されない胃瘻・点滴・経管栄養等の延命措置は原則行わない。
主な
施策
本人の意思を尊重し、医師の法的リスクを回避するための尊厳死法制を整備。
事前指示書やPOLST(生命維持治療に関する医師の指示書)で、医師が即座に心の負担なく適切な判断ができるプロセスを徹底。
終末期の点滴や人工呼吸器管理等延命治療が保険点数化されている診療報酬制度の見直し。
終末期の延命措置医療費の全額自己負担化。
環境保護
自然生態系の保全を無視した、
経済成長優先の社会を見直す
▶︎明治維新以降、日本は近代化の流れの中で、経済成長を優先し自然生態系を犠牲にしてきた。結果、特にここ50年で生物多様性の指標となる鳥類、哺乳類の個体数が急激に減少している。今を生きる人々で資源を食い潰してしまうのではなく、次の100年、1000年を見据えた自然生態系の保全と持続可能な経済活動を目指す。
主な
施策
森林、湿地、河川、海洋の環境を保護する法律を整備し、厳格に運用管理を行う。
自然生態系保全を行う企業に対し税制優遇、補助金等で活動の支援を行う。
環境破壊、自然生態系の破壊に繋がる再エネ開発は全て見直し。
日本特有の自然生態系を維持し、
貴重な遺伝子資源を守る
▶︎人間が経済活動を営む上で欠かせないバイオ原料となる遺伝子資源は生態系のバランスを保つことで維持されている。行き過ぎた人間の多様性(ダイバーシティ)推進よりも、まず「生物多様性」を守っていく。特に、花粉媒介者(ポリネーター)としての昆虫保護、昆虫の生育環境を包括的に保護する法律、行動計画は整備が必要である。
主な
施策
昆虫保護も含む、生態系全体を保護する包括的規制の整備。
生物相豊かな土壌環境と昆虫や動植物などの生物多様性、すなわち遺伝子資源の恩恵の上に人間の経済活動が成り立っているということを社会に浸透させていく。
幼少期から環境教育、木育を積極的に取り入れ、生き物や自然を愛する気持ちをはぐくむ教育を実現し、国民の環境意識を醸成していく。
農地や農道の辺縁部などのビオトープの保護と再生。
「学校施設整備指針」における「学校・園庭ビオトープ」の位置づけを格上げ。
環境と自然に調和した殺虫剤のみの使用と、汚染物質の流入削減、光害対策として昆虫への影響を考慮した照明の使用制限を行う。
疑わしきは許可しない。
人体や生態系に
影響を与える
薬剤の使用規制を厳格化
▶︎環境中で分解されにくく、生物や人間の健康に悪影響を及ぼす可能性が指摘されている農薬(ホルモン剤、抗生物質含む)、添加物、遺伝子組換え・ゲノム編集品については、諸外国での最新の規制状況を把握し、最も厳しいものと同等の基準を適用する。「予防原則」に基づき科学的に因果関係が完全に証明されていない場合でも、深刻な被害の可能性がある場合には予防的な対策として規制を行う。
主な
施策
最新の科学的知見に基づいて安全性等をより厳しく評価。
国内での分析調査だけでなく、諸外国の評価と最新規制状況も把握。
他国で使用が認められていないものは、原則、使用を禁止する。
安全基準の設定や安全性審査の際、審査メンバーは製造業者等との利害関係がない人物に限定する。
森林を尊び、将来世代に
希望を残す林業の実現
▶︎現在の補助金に頼る、大量生産の自然破壊型林業を見直す。今こそ原点に立ち返り、「資源を使い続けること(持続性)を意識した環境創造型林業」を実現する。
主な
施策
成長産業化を目指す政府の指針を転換し、林業の持続性を意識した長期的なビジョンを示していく。 欧米のフォレスターのように、林業従事者が憧れの職種となるよう、魅力の発信に努める。
また、林業従事者の公務員化を進め、山村地域の雇用創出、地域活性化につなげる。
林業を持続可能なものにするために、川上から川下までの情報の透明化により流通の無駄を省く。木材を適正価格で流通させ、資源を効率的に使用し利益を向上させる。山林所有者にも利益を適正配分させ、山林の所有権放棄を減少させる。
世界でも貴重な日本の水資源の維持と
保全に向けた規制の強化
▶︎近年、PFAS(有機フッ素化合物)に代表される化学物質や農業排水等の水質汚染、また、森林が適切に管理されないことによる水源涵養機能の低下が問題となっている。特に飲用水源となる河川水や地下水の水質水量の徹底した監視管理と規制の強化が重要である。
主な
施策
PFASについて、全国での実態調査の徹底と、欧米同等以上に包括的かつ、より厳しい水質基準による規制の強化を図る。
水道事業の社会的責任を鑑み、単なる収益性だけでなく、環境保全を含めた公共の利益を重視する必要性から、水道の民営化を抑制し再公営化を促進する。
大量生産、大量消費の森林経営を見直し、水源涵養機能、生態系の保全など公共性を意識した森林経営を促進していく。
30by30を達成するべく、
国で自然保護すべき
地域の買い取りと管理を進める
▶︎生物多様性を回復し、より良い状態にしていく「ネイチャーポジティブ」の考え方をコンセプトにした「生物多様性条約」を日本も批准している。2030年までに地球上の陸地、海域の30%を保護区域にするという数値目標、いわゆる「30by30」を世界196の国と地域と共に掲げているが、未だ陸域で20.5%、海域で13.3%に留まっている。
主な
施策
30by30達成に向け、積極的に私有地を国で買い取り、自然保護区化を進める。
企業や地域社会の取り組みに対し、「自然共生サイト」として認定する環境省の制度を評価し、適正に推進していく。
3
経済
・
財政
・
金融
国民負担率は35%を上限とし、
減税・社会保険料減額で
手元に残るお金を増やす
▶︎令和6年度における国民負担率(税金+社会保険料)は45.8%となり、国民の手元には稼ぎのおよそ半分しか残らない。これが経済の停滞や労働意欲を削ぐ要因となっている。これに対して、消費税減税と併せ、対症医療から予防医療への転換による無駄な医療費の削減等による社会保障費の最適化で国民負担を抑えていく。国民負担率に上限を設けることで経済成長によってのみ税収が増加する形となり、税収増には国民の利益追求が必須となる。
主な
施策
消費税の段階的廃止を進め、国民負担を直接軽減。国民負担率を35%以内に収める。
予防医療を推進することで、過剰医療や割高な薬価代など社会保障支出を見直し、社会保険料を軽減。
財政収支の黒字化目標を見直し、
積極財政による経済成長で
国民の生活を豊かに
▶︎政府の黒字は民間の赤字に繋がり、企業や家計を苦しめることとなるが、「骨太方針」等、政府方針でプライマリーバランス黒字化目標が規定されている。本来、財政の目的は収支バランスではなく国民の豊かな生活の追求にある。財政出動を惜しみ日本だけが「失われた30年」として経済が停滞してしまった今、再び経済成長し国民の豊かさと世界での存在感を取り戻すため、財政法4条の改正と国債発行による積極財政を行い、年率4%の経済成長(名目GDP成長率)を実現する。
主な
施策
「骨太方針」の撤回と財政法4条を改正し、国債を財源とする政府支出を可能に。
国債償還政府通貨の発行による積極財政の実現と国債利払いからの脱却。
積極財政で安定的な需要を創出し、市場原理による投資と従業員分配の増加をもたらす。
株主に利益が流れ過ぎる
金融中心の経済を改め、
働く人々にお金が回る社会を実現
▶︎日本はこの30年で急速に株主偏重、金融偏重の経済モデルに移行している。企業の利益分配状況は昭和62年から平成29年の30年間で経常利益が約3倍になっているのに対し、従業員給与は約0.9倍で横ばい、株主への配当金は5.5倍以上となっている。現在は一部の富裕層による資産運用や投機に富が集中し、実際にモノやサービスを生み出し世の中を豊かにしている労働者や経営者には十分な見返りがない不公平感が強い社会となっている。金融取引の規制強化や配当への制約を設け、金融が主役化してしまった日本を実体経済中心の社会に戻し、働く人々にしっかりとお金が回り、物価以上に給料が上がり続ける社会を目指す。
主な
施策
会社の利益を株主に偏重して配分するのではなく、社員、顧客、仕入先、地域社会に適正な配分を行うガバナンス方針の策定。
従業員分配と技術/設備投資への税制優遇の強化。
投機による金融所得の税率引き上げと累進化。
国内の産業・研究への投資の促進制度(固定資産取得や技術開発への補助金)。
税の種類を約50から10種類程度に
減らし、
シンプル化による
コスト削減を国民に還元
▶︎現在の税制度は税の種類の多さや控除の複雑さから、課税されていることへの認識低下や、行政、企業、家庭のいずれにおいても大きな事務負担を招いている。課税目的や負担率が類似する税の統廃合を進め、税率や控除の仕組みをシンプル化することで、税の直接的な取り扱いだけでなく、複雑な税制度によって起こる不正の監視といったコンプライアンスコスト等の引き下げが期待できる。これらを減税の形で国民に還元する。
主な
施策
課税目的や負担率が類似する税の統廃合。
国税庁・税務署の業務効率化による行政コスト削減。
税率や控除の仕組みをシンプル化し管理コスト削減分を国民に還元。
インボイス制度を即時撤回し、
借金・廃業に
追い込まれる
小規模事業者・フリーランスを守る
▶︎インボイス制度は、実態として、消費税の免税事業者が、新たに課税事業者になって消費税を負担するか、免税事業者のまま消費税相当の値下げ要求や取引排除を覚悟するか、という厳しい選択を迫られるものとなっている。特に消費税は赤字の場合でも課税されるため、借金や廃業に直結することが多く、仕入れ元や消費者にも影響が及び、多くの国民の不利益に繋がっている。また、インボイス制度に関連する事務手続きや帳簿管理の負担増が、事業者本人や税理士を苦しめている。インボイス制度を即時撤回することで、日本を支える小規模事業者・フリーランスの借金や廃業を防ぐ。
主な
施策
インボイス制度の即時撤回。
倒産廃業時の消費税の免責適用。
もっと働きたいのに働けない
「働き方改革」と「年収の壁」の
制度見直し
▶︎税金や社会保険料の支払いが必要となる「年収の壁」によって、アルバイトやパートタイムで働く人々が、もっと稼ぎたいのに働けないという状況となっている。同様に、政府が推進している「働き方改革」においても現場では画一的な残業時間上限設定で「もっと仕事をしたいのに出来ない」「サービス残業が増える」といった弊害が生まれている。運転業務や危険作業に従事する労働者の労働時間管理と休息の徹底は必要であるが、働く意欲を削がず、柔軟に働ける環境づくりも重要である。
主な
施策
「年収の壁」を現在の約倍額となる212万円まで引き上げ。
時間外労働の上限規制の見直し(職種や条件による緩和措置)。
働かないほうが儲かる歪な最低賃金と社会保障の関係見直し。
子育て世代が子供と触れ合う時間を
増やすため、
働き方改革だけでなく、
暮らし方改革にも支援を行う
▶︎子供との関わりには共感的な対話などの質が重要だが、一定程度の量がないと質を高めることは難しいとされる。そのような中、日本のフルタイムで働く母親が平日に子供と触れ合う時間はOECD主要国より1時間程度短いとの分析もある。時間確保のために懸命に工夫しているが、余裕をなくし、疲弊する母親も多い。父親の子育て参加も増えているものの、長距離通勤の問題もあって改善が進みづらい。各家庭が望む世帯構成や働き方を選べるようにし、子供と過ごせる時間を増やす。
主な
施策
フルタイムの共働きだけでなく、夫婦ともパートタイムや専業主婦(主夫)等の世帯構成も選び易くするため、多様な世帯モデルを周知。
世帯モデルや就労の有無・長さによらない子育て世帯の支援(例:子供の数に応じた年金加算制度の導入)。
正社員のまま労働時間を調整できる短時間正社員制度を周知し、企業の導入を支援。
週の所定労働時間合計と賃金水準を変えずに、週4日勤務を選択できる法律を整備。
東京一極集中の是正とテレワーク推進による通勤時間短縮。
人生100年時代に向け、
高齢者が年齢を問わず
活躍できる環境を整備する
▶︎医学の進歩や生活習慣の改善により、平均寿命が大幅に延び、人生100年時代が到来するとされている。他方、日本においては人材不足が年々深刻になる中、人生経験や職務経験の豊富な高齢者への働き手や地域共同体の担い手としての期待が益々高まっている。高齢者が年齢を問わず活躍できる新しい時代に合った人生設計が可能な社会環境を、どの国よりも早く高齢化が進む日本においてこそ、他国に先駆けて整備する必要がある。
主な
施策
働く意欲を低下させず、生活の安心感の向上につながる年金制度への改革(在職老齢年金の廃止等)。
年齢や勤務場所によらず活躍できる労働環境整備に係る企業の投資を支援(生成AI、ロボティクス、高速通信網等への投資に対する税制優遇等)。
高齢者雇用安定法の強化により、現在の仕事の継続(定年延長や継続雇用等)の他、社会貢献事業での就業を強力に推進(企業による農業法人設立と雇用の確保等)。
介護と農業を両立させる事業の推進(ケアファーム)。
意欲と能力のある高齢者を対象とする起業⽀援プログラムの整備(メンタリング、事務系ワーク⽀援等)と、起業者への優遇税制の適⽤。
伝統工芸、伝統芸能、郷土の歴史を、高齢者が参画して継承する活動の場づくりを推進。
デジタル属国からの脱却と
日本のデジタル主権の確立
▶︎日本の民間サービスや政府のマイナンバーデータに関しても国外ビッグテック企業のサーバーを利用し、日本国民情報の多くが海外の企業の管理下にある。また、YouTubeやXなど主要な動画やSNSなどのITプラットフォームサービスも、海外企業に独占され、安全保障上大きな懸念がある。さらに、デジタル関連の赤字額も7兆円を超え、貿易赤字の最たる要素となっており、国民の大切な情報と多くの富が海外へ流出している。AI時代のこれからさらに重要になってくる情報のGAFAM等ビッグテックによる支配からの脱却し、さらに日本が覇権を握れるIT技術を長期的な観点で創出する。
主な
施策
需要の急増するデータセンターの国内設置に関する減税・規制緩和による促進。
IOWN等日本発の革新デジタル技術を核とした、コンピューティング2.0 国家構想。
AIや製造業等、各産業御分野での革新技術適応のための研究開発支援や新技術でのインフラ再構築投資。
4
国防
・
外交
総合力(防衛・政治外交・
経済・情報文化)を
強化して、
全ての分野で日本を守る
▶︎今の国際社会では、認知領域(世論に影響を与えるメディア報道等の情報面)や経済領域(戦略的物資の供給制約や企業・土地等の買収などの経済面)、サイバー領域など非軍事面を含む、あらゆる領域へ侵略、攻撃する「超限戦」から先手防衛し相手国の軍事行動を抑止する必要がある。この「守らなければ侵略される」状況で、安全と繁栄は自ら確保しなければならない。
主な
施策
防衛は、①日本の防衛力 ②日米同盟 ③国際連携の三本柱で進める。
自立的な防衛を確立して、対等な日米同盟と国際連携を推進する。
核保有国に囲まれた日本を守るため、厳しい国際社会の現実を踏まえ、核廃絶を長期的な目標としつつ、今の日本を守るために、核保有国に核を使わせない抑止力を持つ。
国外で活躍する日本人を守る。北朝鮮による拉致問題の早期解決を図る。
優れた情報機関で先回り対応の
「先手情報危機管理」を実現
▶︎現代の国際社会において、情報戦の重要性が増している。偽情報の拡散による我が国の信頼の低下や社会の分断、サイバー攻撃による重要なインフラや情報システムの破壊等、経済活動や公共サービスに深刻な影響を及ぼすリスクも考えられる。このような状況下で、情報戦への対応は国家安全保障上、極めて重要であり、サイバーセキュリティの強化、メディアリテラシー教育の推進、偽情報の迅速な検知と対策、国際的な情報共有と協力体制の構築が要となる。
主な
施策
手を打つ危機対策の実現のため、インテリジェンス(諜報・防諜)能力を世界トップレベルまで向上させる。
日本版「スパイ防止法」等の制定で、経済安全保障などの観点から外国勢による日本に対する侵略的な行為や機微情報の盗取などを機動的に防止・制圧する仕組みを構築。
繰り返される情報戦(事実に基づかない日本批判)、歴史戦(誤った歴史情報)に対して、オールジャパンで先手をとって正しい情報を発信する(カウンター・プロパガンダ)。
国民が偽情報やプロパガンダを識別できるよう、教育機関や公共キャンペーンを通じて情報リテラシー教育を推進。
日本国内への外国からの静かなる浸透
(サイレント・インベージョン)
を止める
▶︎外国からの侵略行為は、国外からだけでなく国内でも展開される。国際社会では浸透工作はあって当然であり、手を打たなければ浸透されてしまう状況にある。敵対的な外国勢力から日本を守るために、国内への浸透工作を積極的に阻止しなければならない。
主な
施策
実質的な移民政策である特定技能制度の見直しを行い、外国人の受入れ数に制限をかける。
外国からの影響を制限するため、帰化及び永住権の要件の厳格化を行う。
外国人による重要な土地・森林・水源地・離島などの買収を止めるため、現状把握のための調査能力強化、外資購入についての報告義務、土地の使途制限の強化、買収国の制限、国土のエリア区分、GATS約束表における留保付与、土地売買規制などの必要な施策を実施。
デジタル分野で日本の主権と個人情報を守る(日本版個人データ保護規則の策定、日本製のSNS普及などの施策を実施)。
日本の国益と世界の大調和を
基軸にした
国際秩序を構築
▶︎自由や民主主義など基本的な価値観を共有する世界の多様な国々が、自立し、互いに尊重し合い、ともに成長することで生み出す大調和の国際社会を、日本が独自の影響力に基づくリーダーシップを発揮し、実現させる外交を目指す。
主な
施策
日本が歴史的に培ってきた伝統的価値(「調和」「平等」「協調」「利他の精神」など)をもって、国際社会に多様な国々が共存共栄する世界秩序の形成を主導する。
「グローバリズム全体主義」に対抗して「自由社会を守る国民国家」を実現させる。
国際社会で課題解決の道順を示すことで強いリーダーシップを発揮する。「力による解決」ではなく「提案による解決」を主導する。
自由で開かれたインド太平洋を日本の地政学的戦略の中軸に据え、この地域を魅力ある繁栄と安全保障のプラットフォームへと育てる。
人権侵害や法の支配を破壊する(力による一方的な現状変更を試みる)国家に対しては、日本の地政学的状況と国益を踏まえて毅然とした対応をとる。
国際機関への幻想から解き放され、これら組織を能動的に活用する。このためにも国際社会で活躍する人材を育てる。
外国人に関する諸課題を
一括して取り扱う
「外国人総合政策庁」を設置
▶︎現在、我が国では"外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策"に基づく施策が実施されているが、国益を見据えた外国人に関する理念法が無く、将来の日本国の形に関する基本理念が欠如している。海外では急激な移民増加により社会が不安定化し、移民受け入れ規制の方向に進んでいる。外国人受け入れは慎重を要し、国家の根幹に関わる重要事業であるため、「外国人総合政策庁」を設置し、国益を守る外国人政策を一元的に管理する。
主な
施策
<基本理念>
外国人政策に関する基本理念、理念法を設置し、理念に基づく基本方針を策定。特に、流入規制(市区町村単位で日本国民の5%までの人数制限、受入要件の高度化)を明確化し管理目標を設定。
基本方針に基づいた全方位的な管理を行うため、司令塔として関係各省庁と連携し、国益と国民の生命財産生活を守る。
<労働市場>
特定技能・育成就労制度の見直し(①日本語習得条件の厳格化、②高度人材及び熟練工の受け入れを優先、③非熟練及び単純労働者の受入人数を制限、④永住、家族呼び寄せ条件、滞在期間の制限強化)。
外国人労働者への支払い報酬報告制度を厳格化し、不当な低賃金就労の防止。
<社会保障>
外国人による医療保険制度利用に制限(1年以上の公的扶助利用者の滞在期間延長や永住権取得の制限)。
外国人への生活保護支給を停止。
外国人留学生に対する優遇措置の適用対象を厳格化(国籍条項追加、能力、人物重視)。
日本の国益につながる相当の理由がある人物のみへの実施を徹底する。
<法的地位と権利>
帰化要件の厳格化(日本への忠誠、N1レベルの日本語力、住所要件、犯罪歴等)。
永住権取得要件の厳格化。
裁判官、公的セクター、公務員の外国人採用の制限。
外国人参政権を認めることを禁じ、帰化一世の被選挙権を認めない。
各在留資格制度の悪用防止のため、利用実態調査促進と資格要件の厳格化と罰則規定の制定。
<国民の資産や生活>
インバウンド人数を制限し、入国審査厳格化に伴う電子渡航認証を導入。
電子渡航認証の手数料徴収、観光資源・インフラ保全のための観光税を導入。
外国人による住宅の購入に制限を設けて高騰を抑制し、土地購入は厳格化し基本禁止とする。
外国人による土地、不動産、インフラ設備、企業の売買監視と規制推進。
<治安と犯罪>
不法移民、不法滞在、不法就労への取締強化を実行。
国外取得免許の国内免許への切替問題など、法的・制度的不備の修正を迅速化。
国際協力を推進し、入国時にセキュリティ・スクリーニング実施により望ましくない迷惑外国人などを排除。
<文化的摩擦・社会分断>
日本への就労ならびに在留希望者に対する日本語能力、ならびに日本の文化的背景の理解と尊守の厳格化。
日本国、地域コミュニティのルール違反者に対する罰則の強化。
企業コミュニティ、または地域コミュニティにおける交流の促進。
地域の伝統や文化を尊重し、外国文化や価値観の強要を禁ずる。
5
エネルギー
・
インフラ整備
脱・脱炭素政策で、電気料金高騰・
環境破壊・
資本流出を助長する
再エネ推進を止める
▶︎仮に2050年に日本がカーボンニュートラルを達成したとしても、地球温暖化抑止に対して-0.006℃しか貢献しないにもかかわらず、百兆円単位の資金を投じ国力全体を浪費し消耗させている。また、高コストな再エネ推進は再エネ賦課金として年々国民の負担増を強いている。
主な
施策
パリ協定の離脱により炭素目標を撤回し、メガソーラー等コストの高い電源開発推進は即刻中止し企業の脱炭素投資を見直す。
未だ科学的な議論の余地がある地球温暖化問題や、カーボンニュートラルの必要性の是非を判断するための、偏りのないエビデンスに基づく科学的な検証を実施する。
高コストの再生エネルギーを縮小し、FIT制度、再エネ賦課金を廃止することで、家庭用・産業用電気料金を東日本大震災前のレベルに戻す。
環境破壊や日本のインフラ資本に対する外国勢浸透が問題化している「メガソーラー」等を抑止するため、環境への影響回避、事業者の資格と責任遂行、設備の適正な処分等に関する規制を厳格化する。
エネルギー供給においては、安定・安全・安価・環境調和のバランスを最重視し、安全保障の観点からも多様なエネルギー構成を確保するとともに、エネルギー自給率向上をめざす。
日本の急峻な地形を生かした
既存水力発電の
最大活用で
エネルギー自給率を引き上げる
▶︎日本には小規模なものも含め1,500ヶ所にのぼるダムがあるが、水力発電には約700ヶ所しか活用されていない。日本のダムは半永久的に使える耐久性があり、既存ダムを最大限活用することで水力発電の構成比を20%程度まで引き上げられる可能性を持っている。
主な
施策
既存ダムを活用した水力発電の電源構成比を2割に引き上げ、環境破壊を伴うメガソーラー等を撤廃する。
河川法第1条に「川のエネルギー開発」を追加し、河川管理の目的を「治水・利水・環境・エネルギー」とする。
多目的ダム法を現在の技術水準に合わせた運用ができるよう改正。
既存ダムの嵩上げ(かさあげ)による水力電源化。
砂防ダム等、小水力発電活用による地産地消電源の積極推進。
中長期的なエネルギー資源と
世界での
主導権獲得のため
新技術開発へ積極的に投資
▶︎日本のエネルギー自給率は10%程度にとどまり、国の根幹であるエネルギーをほぼ他国に依存している。エネルギー購入による国富の流出や、安全保障における脆弱さが常態化している。これらを解決するためには、新しい発電技術開発や商用化への投資を促進し、エネルギーの国内調達のみならず、日本の技術による世界の主導権獲得に向けて国が全面的に支援する必要がある。
主な
施策
次世代原子力・核融合・新たな火力・水力・バイオマス・水素・地熱など、民間投資だけでは賄えない分野には特に積極的に国として投資し、日本発の新技術を育成し実用化することで、エネルギー自給率の向上とエネルギー価格の低減および、世界での新たな分野での主導権確立を推進する。
次世代型小型原発や核融合など新たな原子力活用技術の研究開発を推進。
バイオマスや水素など地域型発電技術の実用化で「地産地消」の地域循環システムを構築。
日本の地形や自然特性を最大限活用した、水力・地熱など既存技術のさらなる革新を推進。
EV一辺倒ではない多様な技術の
維持開発を推進し、
国内自動車産業の発展を支援
▶︎カーボンニュートラルを背景に世界ではEVの推進が政治主導で行われている。世界での急速なEVシフトは、消費者のニーズとの乖離が顕在化しており、エンジンを含むハイブリッド車を得意とする日本の自動車メーカーが極度にEVへ偏向することは、550万人を雇用する日本の自動車業界への影響も大きく日本の国力低下に直結する。
主な
施策
これまで蓄積してきたエンジン等、自動車開発製造の技術を放棄することなく、消費者のニーズに応えられるよう、過度で急速なEVシフトを抑制し多様な技術保持を推進する。
電気自動車の推進について公正に評価し、消費者ニーズや各国のルール変更に柔軟に対応するため、電源構成と紐づけた電気自動車導入効果を科学的に検証。
BEV(バッテリー式電動自動車)一辺倒ではない、水素など多様な技術の維持開発を推進。
これまでの車製造におけるキーテクノロジーを有する中小の事業者の保護支援。
バッテリーやモーター、ソフトウエアなど次世代の車の基幹技術に対する技術開発推進を支援し、台頭する海外の新興メーカーとの覇権競争に備える。
防災と地方経済の活性化を目指した
交通インフラ整備で
「強くて豊かな日本」を実現
▶︎首都圏への過度な集中を是正し、多軸化・分散化を図るためには、都市間交通における大容量交通の整備が重要である。都市と地方の連携を強化し、地域の特性に応じた交通ネットワークを構築することで、地域活性化と均衡ある国土の発展を促進することができる。また、自然災害等に備え、防災インフラの整備や国土強靱化を推進し、災害に強いネットワークの構築を進めていく。
主な
施策
北海道、北陸・山陰、四国、九州などの各新幹線網を整備。
網目状に張り巡らせる高速道路網整備で平時は便利に、非常時は迂回可能に。
北海道と青森を結ぶ青函トンネル自動車道開通により非常時の北海道との食料等物資運搬を可能に。
建設業と農業の兼業を推進し、長期安定雇用で準公務員化。
生活維持に欠かせないライフライン
(郵政、水道、電話)の
行き過ぎた民営化策の見直し
▶︎日本における郵政、水道、電話などのライフラインの民営化は、効率化やサービス向上を目指して進められてきたが、過度な民営化は、公共性の低下やサービスの質の劣化、料金の高騰などの問題を引き起こす結果となった。特に水道事業においては、民営化後に水道料金の値上げやサービスの低下が見られた事例があり、再公営化の動きが世界的に広がっている。再公営化により、公共の利益を最優先に考え、安定したサービス提供と適正な料金設定が可能となり、地域の実情に応じた柔軟な対応や、災害時の迅速な復旧体制の構築への寄与にも期待できる。
主な
施策
郵政、水道、NTT、鉄道等の行き過ぎた民営化を見直し、再公営化を進める。
公営企業が生み出す資金を基に国営ファンドを設立する。
6
国の仕組み
・
立法/行政/司法
国における意思決定過程を透明化し、
省庁再編と
予算配分の最適化で
無駄をなくす
▶︎第2次トランプ政権の発足以降、これまでの世界秩序の枠組みが急速に変わりつつある。しかしながら、日本では、前年度踏襲を基本とする、変化に乏しくスピード感に欠ける国家運営が続いている。世界の潮流の急変に対応しつつ、国家ビジョンを着実に実現していくには、国家戦略を迅速かつ強力に推進できる政府・官僚機構と、限られた予算を大胆に再配分できる体制が必要となる。他方、政府が誤った方向に進むことを防ぐために、意思決定過程の透明化も必要となる。
主な
施策
国家戦略(国家ビジョン)実現に適した形に省庁組織(所管組織を含む)を統合・整理。
国家戦略(国家ビジョン)の優先順位に応じた予算配分を行う。
予算の効果を検証する仕組みの強化と無駄な事業廃止や予算削減。
自国の自立性の確保(国際機関の影響の統制、政治の意思決定過程の透明化)。
有権者の一票をムダにしない、
民意が確実に反映される選挙に
▶︎現在の衆議院の小選挙区比例代表並立制では、既存の大政党に有利な選挙となり、民意が正しく反映されにくく、死票が多く発生してしまう。参議院も一票の格差が拡大しており、一部地域では、有権者の一票の価値が低くなってしまっている。民意を確実に反映する比例代表制への選挙制度改革を行う。
主な
施策
衆議院は全国を11のブロックに分け、ブロックごとの完全比例代表制を実施
(衆議院議員を地域の代表として位置付ける)。
衆議院の7条解散は認めず、例外的に内閣不信任案可決による69条解散は許容。
参議院は全国一区の完全比例代表制を実施
(参議院を地域の代表である衆議院に対し、多様な人材を輩出する機関として位置付ける)。
衆参ともに小党乱立防止のため阻止条項(最低2%得票率)を設定。
若者が未来の社会を動かす国へ。
16歳からの投票権
▶︎日本では若者(~20歳代)の投票率が低く、60歳代の投票率と比較して30%以上の開きがある。その結果、若者向けや現役世代の政策が重要視されにくく、政治への無関心と不信感を招く悪循環を生み出している。若者の政治参加を促すため、選挙権・被選挙権の年齢を引き下げると同時に小学生段階からの主権者教育を義務付け、政治への関心と理解を高める。
主な
施策
地方議会選挙および国政選挙の選挙権を16歳に、被選挙権も18歳に引き下げる。
実際の選挙の時期に合わせて地元議員も参加する模擬選挙を実施。
学校の意思決定機関の1つとして「学校会議」を導入し、小学校段階から開催を義務付け、生徒を提言/意思決定に参画させる。また、年次に合わせ、権限も拡張し、生徒会長選出にも選挙の仕組みを取り込む。
志ある人々の声を政治に届けるため、
選挙への立候補のハードルを下げる
▶︎他国と比較して突出して高い供託金制度や、複雑で厳格な「べからず集」と化している公職選挙法の規制により、かなり限られた有権者しか参加できない選挙制度となっている。また、多額の企業団体献金等により、一部の既得権益層による政策の推進が行われる疑念もぬぐい切れない。政治・選挙に係る不平等・不自由な規制を撤廃し、国民の手に政治を取り戻す。
主な
施策
供託金は全廃し、要件を一定数の署名収集に変更。
政治活動と選挙運動期間の制約をほぼ同一にし、文書や図画の配布規制、戸別訪問や署名活動などのルールをシンプル化する(但し年間の選挙費用上限額を設定)。
投票日前に討論会の実施を必須とし、公共放送での放映を義務付け。
現在認められている、政党/政治団体に対する企業・団体献金を全面禁止。
ブロックチェーン等のセキュリティが堅牢なシステムでの、インターネット投票を導入。
国会議員数を削減し、
公設秘書を増やすことで
各議員の政策提案力を高める
▶︎日本は政府提出法案の多くが中央省庁の官僚によって立案されている。一方、議員立法(国会議員が提出する法案)の成立率は低く、ある統計によれば、議員提出法案の成立率は約3%と極めて低い状況にある。官僚と互角に渡り合い、国民にとって必要な政策を立案するためには議員の政策立案能力を向上させる必要がある。そのため、議員秘書定数を増やす。
主な
施策
国会議員定数を削減(3割減)。
国会議員公設秘書を1議員あたり10名程度に増やす。
重要法案は国民投票で
広く国民の意思を問う
▶︎近年、国民生活に重大な影響を与える法案(LGBT理解増進法、政治資金規正法、選択的夫婦別姓等)が国会で十分な議論が尽くされないまま、拙速かつ強引に可決されるケースが常態化している。政治を国民の手に取り戻すため、重要な法案の可決には国民の意思を再度問う機会を設ける必要がある。
主な
施策
与野党が対立のまま国会で議決または審議できない法案を、政府または衆参各院3分の1以上の要求があれば国民投票を実施し、その結果を斟酌した上で国会での採決を義務化(政府・国会要求型国民投票)。
一定数の国民の要求(署名)があれば成立した法律に対して国民投票を実施。承認されなかった場合は国会でやり直し審議(差戻し型国民投票)。
災害大国日本。
主要機能の東京一極集中を解き
「日本」全体でわが国を守る
▶︎災害が多発し、政情不安な諸外国に取り囲まれてもいる日本において、国の主要な機関が東京一か所に集中している状態は危機管理上、非常に危うい状況にある。主要な政府機関を安全な場所に移転することで非常時の対応能力を確保する。
主な
施策
国会をはじめとする主要な政府機関を比較的高度のある盤石な地盤をもった地域へ移転。
天皇と皇居の関西(京都御所)還都(かんと:都を元の場所へ戻すこと)と関連機能の京都移転。
杜撰(ずさん)な仕組みに曖昧な
根拠。
安心して使えない
マイナンバーカードの抜本的見直し
▶︎現在のマイナンバー制度を運用しているシステムはかつての住基ネットを基にしており、拡張性やセキュリティ、運用コストの面で大きな課題がある。加えてマイナンバーカードの保持は任意となっており、国の法的責任が明示されていない状況にもかかわらず、政府主導で国民全員にマイナンバーカードを付帯させる動きが加速している。国民の個人情報を守るため、現在のシステム・制度下でのマイナンバー制度・マイナンバーカードの普及促進に明確に反対する。
主な
施策
今の杜撰な仕組みでのマイナンバー制度と法的根拠のないマイナンバーカードの見直しを行う。
7
國體
・
国柄
・
国家アイデンテ
ィ
テ
ィ
世界最長の正統な皇統を
維持するため、先人の叡智で
紡がれている男系(父系)
による皇位継承を堅持
▶︎男系男子による皇統の維持が大切。先人たちが、長い歴史を通じて蓄積した慣習や経験に基づく叡智によるものである。126代にも及ぶ長い歴史を通して、血のにじむような努力で紡いできた男系の皇統を、私たちがその歴史や思想を十分に学び考えることなく、ひとときの時代の流れや価値観によって断絶させては決してならない。
主な
施策
男系による皇位継承を堅持。
安定的な皇位継承を維持するため、旧宮家の皇籍復帰。
日本の伝統的な家族観と子供が
安心して育つ
環境を守るため、
選択的夫婦別姓制度導入に反対
▶︎家族が同じ姓を名乗ることは一体感や絆を育む重要な要素であり、国民の69.2%が夫婦同姓維持を支持している。同じ姓を持つことで家族のつながりが生まれ、子供にとっても「自分はこの家族の一員である」というアイデンティティを持つ助けとなる。この安心感こそが、子供たちの健全な成長にとって重要である。次世代が安心して育つことができる環境を守るためにも、現行制度を活かし、柔軟に対応することが重要である。戸籍制度は、人々のつながりを正確に記録し、社会の秩序と信頼を支える基盤であり、この観点からも現行制度を維持すべきである。
主な
施策
選択的夫婦別姓制度を認めない。
戸籍制度の維持。
旧姓通称使用の適用を広げる法制度の整備。
過度な少数者保護による社会の
分裂と混乱を
防ぐため、
LGBT
理解増進法と同性婚に反対
▶︎LGBT理解増進法の制定により、新しい価値観への懸念や性犯罪増加への不安、スポーツのジェンダー問題など、諸外国で見られた社会的混乱が日本でも生じる可能性が指摘されている。教育現場での混乱も懸念され、これまで平穏だった性的少数者が「差別される存在」として強調されることで、当事者の平安を脅かし、社会の分断を促進する可能性もある。国民の理解と具体的施策がないまま法制化が進めば、現場の混乱や法の趣旨を逸脱した主張が広まり、社会の混乱を招く恐れがあるため、LGBT理解増進法を撤回し、同性婚に反対する。
主な
施策
現行のLGBT 理解増進法の廃止。
同性婚に反対。
現行法の運用で当事者に不利益が生じないよう、行政手続きの見直し。
過激な性描写を含むジェンダー教材を学校で使用することを禁止する。
個人の主観により男も女に、女も男になれるという、あいまいな定義に関する理論を公立学校のカリキュラムから除外。
マンガ・アニメ・ゲームを日本の
文化資産として、
国内外での更なる
発展と産業基盤を構築
▶︎日本のマンガ・アニメ・ゲーム産業は、2022年に海外から4.7兆円の収入となり、日本の半導体輸出額に匹敵する規模となっている。これらを日本の基幹産業と位置付け、更なる発展を支援する。また、マンガ・アニメ・ゲームは、単なるエンターテインメントを超え、日本の文化外交や国際的な影響力を形成する重要なツールとなっており、この文化資産を戦略的に活用し、世界との相互理解を深めていく。
主な
施策
人材育成と労働環境の改善(専門教育の充実、労働環境の改善)。
海外展開と国際交流の促進(海外市場への進出支援、国際共同制作の推進)。
地域活性化と観光振興(アニメを活用した地域振興、アニメツーリズムの促進)。
知的財産の保護と活用(著作権の適切な管理、クリエイターへの適切な報酬還元)。
マンガ・アニメ・ゲームの価値を経済的合理性で判断せず、文化として健全な発展を遂げるために文化庁に権限を委譲。
日本の文化遺産を保護し、
グローバル化と
デジタル化の時代に
その独自性を維持・発展させる
▶︎日本独自の文化遺産(文化風習、伝統工芸、地域行事、お祭り等)を将来世代のために保護し、グローバル化、デジタル化した今の社会の中でもその独自性を維持、そしてさらに発展させ世界の課題解決に貢献。また、これらを通じて、地域を活性化させ、愛郷心や愛国心を醸成させる。
主な
施策
日本の精神文化の象徴である神社の国有化を進め、伝統儀式の維持保全につとめる。
日本遺産制度の対象を、伝統工芸、地域行事、お祭りなどにまで拡大し、ストーリーをネットツールで国内外に発信し、日本遺産のストーリーのプロモーションを実施する。
日本遺産の継承者を増やすため、日本遺産の保護研究活動を各地域の公営事業化。
日本遺産の保護のみならず、匠の技、哲学、考え方など、日本遺産に込められている暗黙知(ノウハウ、智慧)を明らかにし、暗黙知の有効活用法を研究する。
日本の国柄を未来へ
継承していくため、
国民自らが憲法を創る「創憲」
▶︎今の日本国憲法は、連合国軍の占領期間中に、外国の指示や草案に基づいて作られており、日本人の自由な意思や歴史観によるものではない。本来、憲法は、日本をどのような国にしたいか、どんなしくみが必要か、国の理想やあり方を、自分の国の歴史や文化に基づいて考えてゆくもの。参政党は、憲法を自分たちで一からつくる「創憲」を行っている。
主な
施策
日本人自らが自国の国家アイデンティティを確認し、国をまもり、日本の国柄を未来 へと継承していくために、国民自らが憲法を創る「創憲」に向けた国民運動を推進。
緊急事態条項を含む改憲案等、
政府の行き過ぎた
行動制限・情報統制に反対
▶︎緊急事態法制を設けることの検討自体に反対するものではないが、すでに、法律の制定や運用により、国会の審議を待たずに対応できる体制があり、地下鉄サリン事件や東日本大震災などの事態も克服してきた。認定根拠が明確でなく、人為的に作り出すことが可能な「感染症のまん延」が含まれる緊急事態条項には反対。
主な
施策
「感染症のまん延」が含まれる緊急事態条項には反対。
法律の制定や運用により緊急事態に即応できる体制を強化する仕組を構築。
戦争・内乱…自衛隊法、武力攻撃事態法等。
自然災害…災害対策基本法、災害救助法等。
感染症…新型インフルエンザ等対策特別措置法等。
日本国憲法第54条第2項の参議院の緊急集会の運用拡大。
日本国のことを語れる
真の国際人育成のため、
日本の歴史・神話教育の充実
▶︎日本の神話と歴史教育は、国民のアイデンティティ形成と国際理解に不可欠。戦後の教育政策により制限された神話教育を再評価し、多面的な歴史理解を促進することが重要である。これにより、若者は自国の文化に誇りを持ち、国際社会で自信を持って活躍できるようになる。多様な視点から歴史を学び、世界史の文脈で日本を理解することで、より深い歴史認識が育まれる。そういった人材を多く輩出することが重要である。
主な
施策
正しい歴史認識と国際世論形成力を培うため、日本人自身が日本の歴史や神話等を学ぶ仕組みを構築。
日本の価値観を理解し、世界に伝播できる国際的な人材の育成、そのキャリアパスの拡大。
最新の公文書公開や歴史研究の成果に基づく歴史認識の再評価。
日本発の言論プラットフォームや
SNS
を整備し、
自由な言論や健全な生活を守る
▶︎スマートフォンの普及に伴い、海外発のソーシャルメディアは私たちの生活に不可欠となっている。これらのサービスは便利である反面、個人情報の海外流出、海外企業サービス利用増加による国内企業の競争力低下、言論の自由への制限といった問題を引き起こしている。これらの課題に対処し、国民の権利(言論の自由と知る権利)と日本の国益を守るため、国内で管理可能な言論プラットフォームやSNSの整備を進める。
主な
施策
日本発の言論プラットフォームや日本版SNSを整備。
国民の自由な言論や健全な生活を守るため、グローバルプラットフォーマー(グーグルやアップルのような、基盤となるIT環境を提供する国際的な事業者)による国内サービスの提供に規制をかけ、監査や情報公開請求等により透明性を高める。
国民が一方に偏らないメディア報道を享受できるよう、電波オークションと電波開放を導入し、多様なチャンネルを促進。
健全な民主主義の前提として偏向報道の抑止が必要。そのために放送法第四条を厳格に運用。
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